goo blog サービス終了のお知らせ 

ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

SAXONの映画「ヘビーメタルサンダー」を観てきました。

2016年12月22日 | 音楽
2012年に公開されたらしい?(製作は2010年頃?)サクソンの
ドキュメンタリー映画「ヘビーメタルサンダー」をK氏と新宿シネマート
レイトショー観てまいりました。上映スタートが21:10分と遅く。

2012年頃、「極悪レミー」や「オジー降臨」等
メタラーのドキュメンタリー映画が公開されていました。
今回の上映はまあ、全国で2、3箇所、しかも1週間限定のレイトショーという事で
10人位しか観客が入っておりませんでした。

私、サクソンはメタルを聴き始めた頃、雑誌では殆ど扱われず
リアルタイムで「ロックザネイション」がリリースされ
「アイアンメイデンに勝てないバンド」なんてイメージをすり混まれていました。
そしてレンタルレコード屋に行くと
ブルースディッキンソンも在籍した「サムソン」と「サクソン」が
ややこしく被ってしまい面倒でレンタル避けていました。
そして漸く借りたのは2年後、「クルセイダーズ」と既にマネージメントが
USAを向いたプロデュースとなっていた時期で聴き易いバンドでした。
その後、ホント大好きだった「イノセンス」なんかはプリーストの「ターボ」が
行ってしまったモロ全米ラジオ受け路線の頃、NWOBHMを代表する所か
素晴らしい「ハードロックアルバム」になってしまい。
そしてリアルタイムで出ていた「ロックザネイション」で心折れました。
エルトンジョンとデュエットだなんて。
プリーストと同じく入る順番を間違えたのですな。
ただ、リアルタイムがプリーストは「ターボ」
サクソンは「ロックザネイション」でしたし。

ただ、その頃NWOBHMブームが再評価されメタリカのラーズウルリッヒ監修の
コンスピレーションアルバムにサクソンの「モーターサイクルマン」が
収録されておりビックリしてしまいました。
これこそヘビーメタルではないか!と。
が、「グレーティストヒッツライブ」というライブアルバムはスピードを
ジャストか少し落とし、あの「バイカーズメタル」と呼ばれた
勢いを感じずボーカルのビフヴァイフォードも歌メロをフェイクしていましたし。

が・・・持病が出た頃、職場近くの今は亡き西銀座デパートの
中古レコード屋「ハンター」でアルバム「ウィールオブスティール」を買い
NWOBHMの代表格と言われたメタラーの勢いの洗礼を受けました。
続く、このヘビーメタルサンダーが収録されている
「ストロングザアームロウ」でライブで聴いたヘビメタルサンダーよりBPMが速い!
モーターヘッド的、爆走ヘビーメタルで。サクソンのいい時期に触れました。
1stと「デニム&レザー」は所有していないのですが
そのライブアルバムに数曲、収録されておりますし
その当時の勢いを丸出しにした演奏VTRが流れました。

SAXON The Saxon Chronicles Re-release EPK


やはりブラックサバスやプリーストのように
イギリスの貧しい労働階級制度で将来真っ暗な環境だったようですね。
この頃のイギリスのミュージシャンには多い事ですね。
サクソンって見た目がアレで・・・(爆)バイカーズメタルなんて呼ばれたのに
ライトバンを買うのが精一杯でしかも、酒&ドラッグでは無く「紅茶」という
凄いギャップに・・・。モーターヘッドと初めての大きなツアーで
レミーに朝からコーラのウイスキー割りを飲まされ、コカインをやらされ
朝の11時で既にフラフラになった、そしてモーターヘッドが
モデルのような良い女達を連れてバスの後ろでヤッている事に唖然となんて。
ベースのスティーブはアメリカツアーでビッチ達に
初めて◎◎◎されて驚いて嬉しかったなんて述べてたシモの話。
まあ、当時のロックンローラーには当たり前のような事が沢山出ていました。
私はギターのグラハムオリヴァのセンスが昔から大好きでした。
そしてナイジェルブロックラーのドラミング。
実際の所はボーカルのビフとベースのスティーブがバンドの源
二本柱だったのですね。
まあ、凄い勢いでした。
しかし、その当時、多くのメタルバンド、マノウォーやレイヴン達も、
USA志向にさせられたマネージメントの策略でメンバー分裂してしまい
裁判までになってしまったんですねぇ。
最初にスティーブが解雇され、次にグラハムが解雇と。
縁切り状態だったスティーブとグラハムが今一緒にバンドやっていると。
スティーブ側はリユニアオンをやりたいみたいですがね、
今のサクソンに満足しているビフは前を向く気しかないと。
最初のドラマーピートは最初に解雇され今回の映画には協力する気が無いと。
体を痛めている間にナイジェルが入り、見捨てられたと思ったのでしょうね。

しかし、衰えたと思っていたビフの歌は絶好調でした。
若いリズム隊を入れ、勢いが凄い。(以前、当ブログでネタにしましたな。)
ラウドパーク、そして翌年の単独公演を見逃しているので
是非一度見ておきたいバンドです。(ACCEPTも散々見逃しました)

と、大阪でも上映されて居るでしょう。
17日から1週間上映という事で、もし立地的、時間的に
観に行ける方はお薦めかも?
と、終るのが新宿で23:30分ですからねぇ
以前は新宿でこの時間なんて「まだまだ!」でしたが
今では、もう布団に入っていなければならない体力となりました・・・。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ある意味、凄いバンドメンバ... | トップ | AKB49 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

音楽」カテゴリの最新記事