丸１０年です

９８．０２．１３、自身が企画した飲み会の席へ仕事後、
３８℃の熱が出ている時に行きましたが、体力の限界を感じ
続きを友人に任せて上野から帰りましたが、電車でも立っていられない
地元の駅に着いても、そこから歩けず、徒歩、４分の距離なのに
家族に迎えに来てもらい、そのまま４０℃の熱で寝込み、熱が下がった後、
めまいが治まらないと、病院に検査あちこち行き、耳鼻科で
「自律神経失調症なんです！」と言われ「ガーン」となり・・・・
時は長野オリンピック真っ最中、スケート見ていたら、地球が回る感覚？の
グルグルでした（複合やショートサーキット中）
大病院の薬がちっとも効かない上で、ある病院の紹介で、今のクリニックへ。
精神神経科という科の名前なんて気にする余裕も無く、藁にもすがる思いで
「不安神経症」（現パニック障害）と診断名が付き「休職が必要」という
診断書を書いて貰い・・・会社でそれが通ったのが４月！
会社でも、仕事がマトモに出来なくなった事で完全に仕事での信用は失い
伝票１枚も書けない状態へ。後の営業会議で本部長が説明して
「コレは会社の対応の遅さが原因です」と言ったそうですが、
人によっては、もう時既に遅し。（そう思う人はもう・・仕方ありません）
その、発病した日から、本日で丸１０年になります。
その半年後には、過呼吸に無呼吸、すっかり酷い不眠症で三途の川迄行った時
「うつ病」を併発していました。
その後、仕事は変わりに変わり、転職から、現在、労働不能となりまして。

本当、時の流れは早し！です。
まだ、発病、３年位は必死で努力して、色んな事を克服しましたが
現在、もっと悪くなった・・・と感じます。
本日・・・も、寒さ、低気圧からか、極悪です。
何度か、三途の川に追い込まれ、今も、息をしています。
（今年の正月もヤバかったなぁ）

病気になった原因は個人的に仕事、その他のストレス、そして、
顎関節症がかなり大きいと思います。１年に渡り噛み合わせを弄られ
それを繰り返していたら、「当たり前のように自律神経がおかしくなるよ！」との
地元の歯科医院長の話しも、前から感じていました。
そして、０２年の交通事故が致命傷かな？

失ったモノ、得たモノ、両方あります。
特に、人間味が相当、相当強くなりました（元々、情に弱かったけど）
そして、健康あっての人生と２０代で痛感して。
失ったモノは、当然、健康、仕事、お金、行動の自由、
そして、人間の偏見、その他
ＱＯＬ（クオリティーオブライフ）の著しい低下。収入面の金額だけでも
換算したら数千万円ですね。

発病前は、「二度と女性なんて信じない！」なんて失恋から
今で言う「チャラ男」目指し、努力？？うん、努力していました
（あいのりのリョウ君ってか？）

しかし、性格的になれる訳ないのですねぇ。
幾らナンパ修行とかしていて、軽い、お気楽男気取っても。

発病後、さっさと、そんな事、どうでも良くなり。
自分をお留守にして、人の為に・・なんてやっていて、近年、自滅。

自分があっての自分なんて、当たり前の事を激しく痛感し

まあ、今も・・・・息しています。

今、聞いた話では、この病気が余りに増え（元から多かったのですがね）
主治医も年齢的にも多くの患者さんが診れなくなり、
初診の方は最近、断っているそうです。

と、決して明るい文ではありませんが、何かの記録として書かせて頂きました。