ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

TOTO 「ロザーナ」のエンディングギターソロ

2016年09月10日 | テクニック
スーパーグループのTOTO。
凄腕セッションミュージシャン集団ですが
よく地元のハイスクールでこんな世界的セッションプレーヤーばかり集まるなぁ・・・と
つくづく思いますね。
周りのレベルが高いと皆負けじ!と成長するのでしょうかね?

産業ロックと言われる大物グループの一つですね。
リアルタイムの方は50代の方が一番多いのではないかしら?
そういえば、マーティーフリードマンが
「TOTOみんな超凄腕ばかりなのに、簡単な曲ばっかりじゃん???」なんて
テレ東の「ロックフジヤマ」で言ってましたな。
番組内でTOTOギタリスト、スティーブルカサーとギターバトルしてましたし。
私の歌声はとても産業ロックを歌えるタイプでは無く
ギタリストもスティーブルカサーとジャーニーのニールショーンは
ギターヒーローと思っていました。
ニールショーンなんかは15~17歳時とも言われたサンタナ在籍時に
カルロスサンタナを凌ぐ勢いをプレイをしていましたし。

私のTOTO入り口は高校の数学教師から大量のLPを貰った時でした。
(過去にも書きましたが)
「ターンバック」ですね。
高校2年生当時、HR/HM路線を直進していた私にPOPなTOTOは物足りなく
後に聴き直すのです。
ベース、ドラムのポーカロ兄弟は浜田麻里のアルバムレコーディングで知った位ですし
スティーブルカサーもボズスキャッグスやマイケルジャクソンの
化物セールスアルバム「スリラー」のリズムギターをほぼ担当したという
凄腕ですし、TOTOよりそういうセッション活動でのプレイのイメージが
先行して行きまして。バント名前が日本が誇る「TOTO便器」と同じ名前ですしね。
(「スリラー」では「ビートイット」でゲスト参加したエディーヴァンヘイレンの
タッピングの方が話題になりましたし)

私がスティーブルカサー(ルーク)の凄さを初めて痛感したのが
Charのアルバム「USJ」にゲスト参加した強烈なリードプレイ。
59年レスポールで弾いたあのリードは衝撃でした。
そこから私の中でスティーブルカサーは「高尚」な人になっておりました。

で・・・20代に入ってから初めて聴いたこの「ロザーナ」
ホイチョイプロダクションの映画「波の数だけ抱きしめて」のサントラ盤ですな。
コレが私の中でTOTOと思いっきり向き合ったのですね。
20代の多くはボーカリスト活動がメインでしたが
ボビーキンボールの歌声なんてコピーも真似も出来ないし。
そして壁にブチ当たったエンディング、5分03秒からの
ルークのリードプレイですな。

Toto - Rosanna


あのハイセンスで都会的、半音も交えたドリアンスケール使用の速いプレイ。
どーにも耳コピ出来ない・・・。頭に入っても覚えられない。
GM誌にスコアが載っていた気もしますが、逃げてしました。
いざ音を聴き取り直そうとしても指板を確認すると上手く行かない。
私・・・完コピって大苦手なんです。
手癖の多い人はその音までスコアに載っているし、同級生達は
「完コピ主義者」も居ましたが、大体が痛いプレイ。
タブ譜と向き合うと集中力持たない。
「完コピすると自分の持ち味を失う」なんて心で言い訳して逃げていました。
特に私の中で「高尚な」と思うギタリストは。
「オレ、ボーカリスト志向にシフトチェンジしたし」とか・・・・(汗)
頭の柔軟な若い頃にコピーしておけば良かった。

某サイトで日本の女性ギタリストの中ではTOPクラスだと思う
安達久美氏のネットギター教室で彼女は意図も簡単に完コピして
レッスンしています。
コードはひたすらGm。
コレはヤバい!トシだか?病気だか?薬だか?
ひじょーに物覚えが悪くなった今
「もう逃げられない」と思いました・・・・。
3弦を使った軽いスイープ音階から始まる都会的というか
JAZZ的スケールも入ったこの8小節位のフレーズですが
ネットで採譜しているギタリストのブログを見つけまして
今、頑張ってコピーしています。
とりあえず忘れておりますドリアンスケールの復習から。

ルークはPVの中においてトレードマークの59年レスポールを使用していますが
コレ、はじめはハイフレットが弾き易いギターでコピーした方が良いかな?
そう思っておりまする。

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4 コメント

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Unknown (ES335TDC)
2016-09-10 17:18:58
太郎 さん


いや〜、解ります。この曲のエンディングソロは絶品ですよね。聴く時に一番楽しみなのがココです。でもまさか、こんな話題で記事を書いてくれる方がいるとは思いませんでした (^^)。

PVではレス・ポールですが、この曲ならハムバッカーストラトでも雰囲気を損ねる事はないと思います。寧ろ、そちら寄りを狙ったような音色の気もしますし。

ちょっとしたスケールアウトもさり気なくてカッコいい。大好きなソロなので、ちょっと暑苦しいコメになりました。ご容赦を! m(._.)m
ES335TDCさん (太郎)
2016-09-11 21:02:11
ココのフレーズは結構多くのギタリストは気になる場所ですよね。
このフレーズを入れるタイミングも絶妙で素晴らしいです。

と、335さんもここのフレーズを気になさっていたとは。
こういう半音スケールアウトしたフレーズって
後にジョージリンチやフォーレン達の使用も耳に入りますね。

現在、ミュージックマンの「LUKE」のシェイプや木材も
レスポールよりフェンダー寄りですもんね。
ヴァリーアーツの看板的ギタリストでしたから、ストラト系ギターでも
バッチリ決まりますよね。
因みにルークさん、ご自慢の59年LPの事を
「コレは箱なんだ!」と表現しておりましたな。
Unknown (jamken)
2016-09-23 21:45:53
こんばんは、お邪魔いたします。
コピーしているんですか、凄いですね。
それよりマーティーさんが簡単な曲ばかりなんて、
ちょっとイラッときます。
この人たちは、ワタシはリアルタイムなもので。
懐かしいですね。
jamkenさん (太郎)
2016-09-23 22:47:34
ありがとうございます。
一応コピーしましたが、ルークみたいに
カッコよくキマらないです(笑)

マーティーはTOTOをリスペクトしていて
キャリアにおいては自分より凄い人と自覚ある筈です。
基本的に大ヒットした皆がカバーした曲を指している気がします。
本人が弾いていましたから。
ただマーティーが「名曲「アルリカ」のフィールを出せるとは
思えませんけどね。

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