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世の中の不思議な事を勝手に追求する中年親父、何処まで行くのか?何の意味があるのか?

フェリー、乗ったのに下りない少年

2009-02-07 19:04:29 | Weblog
和歌山-徳島間を航行中のフェリーで、小、中学生ぐらいの少年がいなくなってから7日で1か月になる。
今も和歌山、徳島両海上保安部は行方を捜しているが、身元の特定につながる手がかりもないままだ。海への転落や家族らの車で下船したことも考えられるが、両保安部は「どこに行ってしまったのか。とにかく無事でいてほしい」と情報提供を呼びかけている。1月7日午後9時35分の和歌山港発南海フェリー「フェリーつるぎ」に、少年が1人で乗り込む姿が監視カメラに映っていた。身長1メートル50~55、黒いダウンジャケット姿で短髪。改札係の職員も少年を覚えており、小学校高学年か、中学生に見えたという。
フェリーが約2時間後、徳島港に到着し、乗客から乗船券の半券を回収すると1枚足りず、カメラに下船する少年は映っていなかった。乗船していたのは車19台、乗客は計40人だった。両保安部は翌8日、海に落ちた可能性もあるとみて、巡視船など4隻やヘリコプター2機を出動させ、航路を捜索。徳島、和歌山両県警も「子どもが1人で乗船するのは不自然」として、各府県警を通して家出人捜索願を調べたが、該当者はなかった。少年の行方については、別々に乗った家族と船内で合流したのか、また、船内で誰かと知り合って車に乗せてもらって船外に出たとも考えられるという。しかし、当時、新聞やテレビでも報道されたが、これまで問い合わせはなく、「子どもがいなくなった」などの届け出も全くないという。南海フェリーの担当者や和歌山海上保安部は「少年に何があったのか、確認できるまでは心配だ。情報があれば知らせてほしい」としている。南海フェリーは和歌山-徳島間を結ぶ唯一の航路で、年間約48万人が利用している。