OveJa neGrA

あっという間の34歳。気持ちにあった無意味な「楽観」も、今や少しの焦りとなってきた。チリに帰りたくなってしまうこのごろ。

首都Sanriago

2008-11-03 22:16:08 | Weblog
僕ら隊員(海外協力隊隊員)は、時々事務処理だったり会議だったりでChileの首都、Santiagoに集まる事がある。
全ボランティアが集まるのは年に一回の隊員総会の時くらいだが、健康診断や歓送迎会など、都合のつく隊員が首都に上京してくるのだ
日本を発って初めて歩いたチリの街がSantiagoだった。
生年海外協力隊のイメージとして持っていた国とはとてもほど遠く、首都は大都会。
こっちが気圧されるほどのビルやら車、そして人人人。。。
とにかく大都会の名にふさわしい場所のように思う。


そんな町中にJICAの事務所、そして少し離れたところに隊員の為のアパートが用意されている。
少し広めのアパートに、2段ベッドが押し並べられているのだが、ここもしっかりした建物で安心。
治安の関係も多いにあるのだろう
到着後は、チリの治安の講習なども受けた。
スリやひったくり、そして交通事情など、僕はあまり都会慣れしていないだけに、未だに少し怖い時がある。
そして空気があまり奇麗ではない
最近は山生活に慣れてきたせいか、空の感じや空気の感じの違いにとても違和感がある


都会には都会の良さもある。
文化的な刺激だったり、情報収集なんかにはもってこい。
そしてインターネットが使える事も大きい。
村でも使えるのだが、日本で言う携帯電話での通信だから、とにかく遅いしよく切れる。
ネットカフェらしき物もあるにはあるのだが、僕のPCがMacであることや、備え付けの物は日本語対応していない事などから、メールのやりとりとかは困難。
ま、都会も田舎も一長一短だということだろう。
でも田舎が性に合っている事は間違いなさそうだ

村人から見た日本人と中国人の違い

2008-11-03 07:25:28 | Weblog
時々というかよく中国人と間違われる。
ただ最近は、サングラスをしていると外人さんに道を聞かれる。
目元がどうやらアジア人は皆同じに見えるらしい。
僕も未だにチリ人の特徴と聞かれても、一言では応えられないし
最近ある新しい患者さんの家に通うようになったのだが、そこで色んな話を聞く。
そこは少し村の外れ。
外人がさらに珍しい地区でもある。
さすがに今は減ってきたが、住み始め当初は窓越し、カーテン越しからよく覗かれたものだ。
で、勇気をだして「Hola!!」と声をかけると、カーテンなんかをさっと閉められたりしたし
ようやく最近は村に外人が住んでいるという事が認知されてきたらしい。
あるとき患者さんの家族に、「タクヤは日本人だってあたしはわかってたよ。」
と言われる。
「なんで??」
と聞き返すと、
「だって背が大きいもん。中国人は小さいんだよ!」
と自信満々に言い切られてしまった。
なるほど、そうきたか

そんな風に少しずつ「日本人」として認知されているようだ。。。