OveJa neGrA

あっという間の34歳。気持ちにあった無意味な「楽観」も、今や少しの焦りとなってきた。チリに帰りたくなってしまうこのごろ。

一大イベント

2008-11-01 23:07:19 | Weblog
チリでの生活が始まってもうすぐ10ヶ月になる。
ここ、Los Muermosでの生活は3ヶ月ちょっとかな??
その間、日本に住む両親とはあまり会話をする機会がなかった。
というか、時差の関係や、実家が自営業しているなど、なかなか時間を合わせてスカイプなどをする機会が持てなかったのだ。
だが、来週そんな両親がチリに来る。
約10ヶ月ぶりに顔を合わせるのだが、日本では一人暮らしをしてたものの、これほどの期間あわなかったのは初め
てなわけで今はそわそわしている。
ここでは一人暮らしだが、一人で生活する最低限のものはあるのだが、先ずは寝床。
村で宿を探してみると唯一のペンションを発見。
見学してみるとこれがまた落ち着けそうもない
残念ながら諦めて他の方法を探す。
ホームセンターでソファーベッドや簡易ベッドなどを探すも適当なものが見つからず、結局作る事にした。
日曜大工は大好き。
丁度薪を蓄えておく箱も欲しかった為、箱兼ベッドを作る事に。
ベッドマットは空気で膨らむものを使う。
作ってみるとこんな感じの仕上がり



結構な量が入る。
そしてベッド仕様にするとこんな感じになる



なかなか満足のいく品。
そしてもう一つ新しい同居者が、やかん
なかなか気に入ったものが見つからなかったがようやく値段や形で満足のものを発見。
一人であれば鍋で事足りるのだが、今回の訪問用に準備してみた




こんな風に家の生活の質が少しずつ自分色に染まって行く。
なんか手作りで家仕事をするのは楽しいし愛着もわく
あと数日。
楽しみやら気恥ずかしいやら

チリでの事のこと

2008-11-01 09:23:56 | Weblog
土地が変われど仕事が変わる訳でなく、他に社会還元できるような技術は持ち合わせておらず、ここ異国に地に来ても作業療法士という仕事をしている。
一番はこの仕事が好きということがあるのだが、まだ日本ですら「作業療法士」ってどんな仕事をするのかあまり知られていない容易感じる。
医療関係者の中でも、まれに質問されるから恐ろしい資格だ。
簡単に言ってしまえばリハビリの仕事。
では、理学療法士とどう違うのか。。。
僕にも難しい質問。
大きな病院ならいざ知らず、小さなクリニックや診療所、福祉施設などに行ってしまえば、あまり役割分担できない現状もある。
ただ、厳密に国家資格自体も異なる資格で、養成学校のカリキュラムも違う訳だから、違ってしかるべき。
ただ僕が理学療法のことを知らないから、まったく関与できませんとは到底言えない訳で。。。
今の村では元々リハビリセンターはなかった。
数年前から現在のとある委員会が起案し、国にプロジェクトとして要請したものが現在建物としてある訳だ。
流れの中で市役所の後押しやらその他色々あったらしい。
そんな場所にJicaボランティアとして、名目上は技術援助、実際はマンパワーとして働いている。
当然センター運営のノウハウがある訳ではなく、行き当たりばったりの様相が色濃く、最初は書類作り、そして運営の方向性やら訓練道具の作成などもリハビリ業務と平行して行わなくてはならない。
言葉が通じない環境では酷な話だが、愚痴を言える環境でもなく、やるか日本に帰るか、そんな心境で過ごしてきた。
最初のひと月ちょっとはあまり地域にセンターの存在が知られておらず、患者さんもほとんどこない状態だったため、近所の挨拶回りやラジオ出演、時にはケーブルテレビなんかで広報活動。
そして家への訪問などをして過ごした。
少しずつ患者さんが増えてきて今に至るのだが、まだ3ヶ月少し。
現在では130人以上の患者さんを担当するまでになった。

こんな感じで日常業務を行っている。
おいおいもう少し詳しくかいてみよう