OveJa neGrA

あっという間の34歳。気持ちにあった無意味な「楽観」も、今や少しの焦りとなってきた。チリに帰りたくなってしまうこのごろ。

チリの(知っている範囲で)好きなところ、嫌いなところ

2008-11-02 03:03:40 | Weblog
チリと一口で言ってもとても広い。
地図でみると良くわかるが、南米の右端を縁取るように細長い国。
ある本によると、だいたい日本の2倍くらいらしい。
そんな大きな国だから、まだまだ知らない場所は沢山ある。
ここ、Los Muermosでの生活は一人暮らし。
以前の任地では家族と同居していた為、日常的な事はほとんどと言っていいほど、ステイ先のママに甘えていた。
今ではそうも行かず、なにせ薪、これが手こずる。
さて、チリの好きなところ。
沢山あるが、先ずは自然が沢山ある。
有名な場所だと南部パタゴニアなんかが代表的なんだろうが、ここ南の村は雨と緑が沢山ある。
空が高く、そして見晴らしがいい。
単に田舎といってしまえばそれまでだが、今まで何度この景色に救われたことか
空は知る由もないだろうが、見上げているだけでなんだか退屈しない。

んで、やっぱり薪の生活。
今は慣れてきたとはいえ、時々自然の力強さ、自分の非力さを思い知らされる。
よく、「自然な生活でうらやましい!」
とか、「充実してそうでいいね!」
なんて事を言われてしまう。
が、そんな甘~い生活ではなかった。
ここは雨が多く、湿気も多い。
薪が湿気ると火がつかず、ご飯を食べそびれてフラフラしながら生活する日もあった。
今でもたまにあるのだが
でも、最近は知り合いも増えてきて、食事は呼んでいただける事も増える。
また、パンなども自家製が多く、お裾分けなんかも頂ける
こういった助け合い?がとても人のありがたさを感じる。
そして自然のありがたみも怖さも、身に染みて感じずにはいられない
空腹はつらいし、悲しくなる。
そしてなんか惨めになる。
貴重な体験。
そしてこれからもきっとあるだろう。。。
でもしっかり味わおう
嫌いなところ、、、
沢山あるようなないような、、、
夜中に大きな音で音楽が近所でなったり、時々夜通し近所で飲み会?らしき事をされることくらいか。
過干渉な事も時に疎ましくもなるが、でもここに来てからは助けられる事が多く、その度、こういう干渉好きの土地だからこそ自分が生きて行けるのかと少し軌道修正したかな


でも時々日本の居酒屋が恋しい。
焼き鳥、生ビール、タコわさび、チヂミ、マグロ納豆、んで穴子の塩焼き
終電間際にラーメン食べて、風呂も入らずに寝る
日本がやっぱり好き