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先日、N波さんのご好意でいただいた臼と杵。
次の日、杵の割れと片減りは、近所の匠大工さんに先端を2cm程落としてもらい、縁は鉋で削って修理完了。
そして臼…。全体をタワシで洗い流し、臼の中も綺麗に洗い、小さなヒビ割れなどは「水を張り、3回ほど取り替えるとイイ」と聞き、早速やってみた。うすく黄ばんだ水が取り替える程綺麗になってゆく。いいぞいいぞ。
しかし、二日後に臼を見ると、なんと最初には無かった所にヒビ割れがぁ……。しかも巾2~3mmもあるではないか!
直したい! 町子供会の餅つきは10月13日、それまで直さなければ…と、物語が始まる。
「臼の修理」で検索すると、ボンド等の接着剤は使えないため、埋木やちぎりで修復するのだそうです。
早速、工務店や木工製作所などの知り合いに電話する…が、イイ返事が返ってこない。う~む、難しいのか、出来ないのか。「鎹(かすがい)で止めたらどうだ?」などとも言われた。
再びネット検索…、「餅つきには餅を持って制す。 臼には餅を練り込む」っていうのが、化学物質を避けるという安全面からも良さそうです。が…、蜜蝋を使って修理したサイトを発見してしまった。これだぁと直感した。
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そして蜜蝋探し…。ホームセンター、朝日や櫛引などの地元蜂蜜を販売している産直には無かった。そこで直接、養蜂業者に電話すると「忙しくそこまで手が回らず、もったいないけど焼却している」とのこと。ふう~む。
結局、ネット通販で信州蜂蜜本舗の蜜蝋(500g 3,000円)を注文した。早速「天然の成分 唯一の食用蝋」と謳っている蜜蝋が送られてきました。素晴らしい!!
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餅つきまで残り5日となった火曜日…。修理用具は、先曲がりプライヤーとシーチキンの空缶(蝋を溶かし流し込む容器の代用)、柄の取れた金槌(鉄ゴテの代用)、ガムテープ(マスキングテープの代用)、カセットガスコンロ、割箸(液化した蝋を上手く流し込むのに使用)、カッター。
思った以上に、上手く出来たと思います。乾くまで2~3日!!
後はまだ蜜蝋が3/4も残っているので、植物油などで蜜蝋ワックスを作り、せっかくの欅臼の外側を正月までには綺麗にしたいと思いましたね。
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明日の子供会の餅つき大会が、楽しみだぁ。これから準備したいと思います。
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