ブログの練習

思ったことをダラダラ書いてるだけです

「喧嘩上手」な菅総理はどこで間違ったのか? 危機管理コンサルタントが解説

2021-09-10 13:06:50 | Weblog
「喧嘩上手」な菅総理はどこで間違ったのか? 危機管理コンサルタントが解説
>まずGoToキャンペーンです。確かに、一時的には観光業界や飲食業界を潤すという“作用”を得られました。しかし、人々の行動が活発になれば感染が拡大するリスクは増すという反作用に対して、政府はあまりに無頓着でした。今でこそ政府と分科会は「人流を抑えねば」と繰り返していますが、当時は「キャンペーンと感染者拡大に相関があるというエビデンスは無い」と主張していたのです。

>長男にまつわる総務省幹部の接待問題が発生した直後のことです。当初、総理は「40歳を超した長男は別人格」という論理で乗り切ろうとしました。
>これ自体は、理屈でいえば一理あると言えなくもないのです。いくら何でも40歳の息子のやったことにまで責任は取れない、というのは一般論としては間違っていません。
>しかし、この論理ではマスコミや国民をいきり立たせる反作用のほうが極めて大きくなります。何故なら、それは菅総理が自ら言うべきではなく、第三者に委ねるべき言葉だからです。
>また芸能人がドラ息子の不祥事に対して言うのならまだしも、この問題では総理が影響力を持つ省庁が関与していて、長男は元秘書なのだから「別人格」といった論理は通用するはずもありませんでした。
>この件では「別人格」という言葉を用いて、批判をかわそうとしたわけですが、日頃の国会答弁やマスコミ対応を見ていても、“かわす”という姿勢が目立ちました。
>これが一種の有効なテクニックであり、成果すなわち“作用”を得られるやり方なのだと菅総理は勘違いしているように見えました。たしかに目の前にいる記者(多くは番記者です)の矛先をかわして、その場を切り抜けるには有効でしょう。「次の質問をどうぞ」で逃げられます。その意味では「作用」がある。
>しかし、これを見た国民の反発、不信という 反作用を忘れてしまっているのです。

>総裁選への立候補に際しても、完璧に“反作用”という地雷を踏み続けてしまいました。総裁選前の人事にせよ、総選挙にせよ、自らが主導して進めることで総裁選に有利に働くという作用を期待したのでしょう。しかし、それを事前に聞いた議員、派閥の領袖たちの反発という反作用には無頓着でした。
コメント    この記事についてブログを書く
« ブースター接種にWHOテドロス... | トップ | 米モデルナ、新型コロナとイ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事