かねてから入院治療中の実母が、11月23日永眠いたしました。
誕生日(11/25)を目の前に・・・81歳の生涯でした。
「闘病生活お疲れ様でした
どうか安らかにお眠り下さい」
派手さはなくとも ひたむきに生きる
その姿に心惹かれていたのでしょうか。
野花や山野草をこよなく愛し、
庭で丹精込めて育てていた姿が
瞼を閉じれば今も色鮮やかに浮かびます。
十年ほど前に体調を崩してからは、
しばらく大好きな庭いじりも楽しめずにおりました。
長患いから解放され、ようやく自由になった今
母には、彼方で心ゆくまで好きなことに心傾け
失った時を取り戻してほしいと願ってやみません。
最愛の母は、木枯らし身にしむ平成22年11月23日、
精一杯命を輝かせ81歳にて遥かな旅路につきました。
いつもニコニコ笑みを絶やさず、明るく朗らか。
社交的で人当たりも柔らかな母の周りには
いつも沢山の笑顔と笑い声が溢れておりました。
可愛い孫へと注がれていた慈しみに満ちた優しい
眼差しも懐かしく、もう側で成長を見守って
もらえないことが、悔やまれてなりません。
温かな面影は尽きず、寂しさはひとしおですが
辛いのは、私達を残して一人逝く母もきっと同じ。
憂いなく旅立てるよう、今は悲しみの涙を堪え
遺族一同 感謝の笑顔で見送りたいと思います。
皆様方との良きご縁に恵まれ、幸多き人生を
歩ませて頂いた母に代わり、ここに改めて
深く感謝申し上げます。
~子供一同