宝石が並んだショーケース。
かと思いきや、、これぜ〜んぶボタンです!
かつて、ボタンは装飾品として代々受け継がれるものでした。
服が傷んでも、ボタンは取り外して財産として残していたんですね。
そういう意味では、宝石と変わりません。
実際、宝石が埋め込まれていたり、細かい装飾がされていたり。
実用というよりも、富の象徴でもあったのですね。
古くはローマ時代のものから、現代まで、素材やデザインの移り変わりを見ることができる、ボタンの博物館。
国内最大手のボタンメーカー、株式会社アイリスが運営しています。
最近は、ボタンというとアイリスで購入することが増えました。
なんといっても、種類やサイズが豊富!
ボタンをお探しの際は、一度アイリスのオンラインショップを覗いてみて下さい。
ボタンのことならなんでも知っている金子さん。
こちらの収蔵品のすべてを知り尽くした男!
ボタンの歴史から、豆知識、聞けばなんでも答えてもらえます。
しかしながら金子さん、今年度いっぱいで退職されるとのこと。
ボタンに興味がある方は、金子さんがいるうちにボタンの博物館へ急げ!
なんと、ラリックのボタン。
ラリックというと、花瓶とかインテリアの装飾のイメージでしたが、ボタンまであったんですね。
こんな貴重なボタンつけてたら、絶対に前に転べない!
こちら、ルーシー・リーのボタン。
これまた、花瓶や器をイメージする作家ですが、こんなに小さな作品もあったとは。
花瓶や器の作品とはまた違った雰囲気です。
数あるボタンの中で、私が気に入ったのはこれ。
このネコの顔がたまらん。
一体どんな服につけられていたボタンなんだろうとか、きっと持ち主はネコ好きだったに違いないとか、
いろんな想像が膨らむ可愛いボタンです。
私なら、ベレー帽の横ちょにくっつけたい!
私のシャツを見て、金子さんが「そのボタンはおそらく10mmですね」と、ニヤリと笑いました。
なんでも、シャツボタンの世界標準は、11.5mmなのだとか。
ボタンの大きさなんて、適当でいいだろうと思ってた!
シャツのボタンは11.5mm。メモメモ。
とにかく、ボタンに関して幅広い知識のある金子さん。
天職とも言えるこのお仕事を退職して、その後どうするのかと思ったら、フランスに移住して、ボタンの研究をするのだとか!
どんだけ好きなんだよ、ボタン!
ちなみに、休日は骨董市やマルシェでビンテージボタンを売っているのだとか!
どんだけよ!
ふたつのランキングに参加してます!
ポチポチッと、よろしくプリーズ!
人気ブログランキング
にほんブログ村