ソウル・フォト Soul Photo

魂に響く写真を届けたい・・・。

手のひらいっぱい

2009-03-21 22:43:27 | 
写真:明菜(アケナ)空へ/金沢市
(秀明自然農法による栽培)

 強くあれ

 この陽を 手のひらいっぱい受けて
 この大地に生まれた 喜びを 叫べ
 この空に 響き渡るように
 私は ここにいますと

 春のうぶ声
 こだまする



青い春

2009-03-20 22:32:16 | 
写真:ブロッコリーの花/金沢市
(秀明自然農法による栽培)

 このところの 暖かさで
 畑の野菜たちも どんどん 花を咲かせていた
 花は 次の世代を 残すための 大仕事
 季節のうつろいには 敏感
 チャンスは この時だけ
 来年の春は この花たちの子供が咲く

 人は 何度も春を 迎えるけれど
 人生のチャンスは
 それほど多くないと思う
 限られた 時間の中で
 どれだけの 大仕事を できるのだろうか



探しもの

2009-03-19 21:25:15 | 
写真:ソラマメ/金沢市
(秀明自然農法による栽培)

 だいぶ 見つけたのだけれど
 まだまだ 足りないものがあって
 今も求めている
 どこかに 売っているものではないので
 これからも 探しに行くつもりだ



笑顔の花

2009-03-18 22:00:50 | 
写真:青空に咲く/金沢市

 喜びを 分かち合うことは 嬉しい
 誰かの成果とか 誰かのおかげとかではなくて
 笑顔でいられることが
 大切なんだ
 春 枯れ木に 花が咲くように
 みんなのところに
 笑顔の花が いっぱい咲いて欲しい



良き友よ

2009-03-17 22:04:45 | 
写真:金沢全景/金沢市卯辰山

 過ぎ去りし 永遠の日々
 卒業アルバムの 僕
 あの日のままの 友たち
 笑顔の君も そのまま

 もう
 あの日には 帰れないけれど
 みんな
 今も 同じ空の下を 歩いている
 今も どこかの街で 歩いている

 少し黄ばんだ 青空の下
 笑顔をアルバムに残し
 手を振った
 ありがとう 良き友よ



ブラックコーヒー

2009-03-15 22:41:48 | 
写真:沈丁花/金沢市

 一つ節を超えて
 一つ大人になる前の
 アンニュイに過ごす しばしの開放感
 うすら甘い 時の流れ
 明るく励む 光りまで もうちょっと
 今はまだ
 ブラックコーヒーを 飲み干すには
 早いと思う



弥生半ば寒戻り

2009-03-14 20:59:34 | 
写真:寒の戻り/金沢駅前

 ビル風が顔を刺し
 ミゾレが傘を叩く
 昼過ぎだというに 真冬の空

 弥生半ば
 そう易々と 花の季節にならぬ
 桜は いつも 迎えの花

 雨に ほのかに
 沈丁花が 香よっていた



春陽恋し

2009-03-13 22:29:34 | 
写真:薄日/金沢市

 春の陽射し望み 笹もざわめく
 さらさら さらさら
 畑の土筆は 伸びたかいな
 菜花咲いたから 長雨になりそう
 また コートを羽織る 戻り雨
 春は 気まぐれ



足りないもの

2009-03-12 21:18:28 | 
写真:オオイヌノフグリ/小矢部市

 今の日本の若い人に 一番足りないのは勇気だ
 「そういう事を言ったら損する」
 って事ばかり考えている



   (白洲次郎・言)


      出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』