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しゅう太郎の囲碁ブログ

主に自戦譜やプロの棋譜について思うがままにコメントするブログです

第66期本因坊戦七番勝負第6局1日目

2011年07月13日 21時12分24秒 | プロの棋譜

いやはや驚きました。

画像フォルダにアップした画像を整理のために削除したら、ブログに表示されなくなってしまいました><

なんてこったい!もうアップしなおす気力はありません・・・。

 

と、そんなこんなで始まりました、本因坊戦第6局。

羽根九段が星を五分に戻すのか、山下本因坊が防衛を果たすのか。

注目の大一番です。

 

黒:山下道吾本因坊 白:羽根直樹九段

 

この9手目のコスミツケは初めて見ましたが、結構打たれているそうですね。

 

 

三村先生のブログでは実戦のAでは白1くらいが相場となっているとのことでした。

 

 

封じ手の局面です。日本棋院の候補手はA,B、C、D、高尾九段の予想はEの押し。あとはFに覗いたり、Gに置いてみたり、Hにすべって右辺を囲いに行ったりするのはどうでしょうか?いろいろあって非常に悩みますね。

 

いつも序盤は苦しくみえる羽根九段ですが、今回は打ちやすそうに見えます。

これからさらに激しい戦いになっていく予感がしますね。明日が楽しみです。

 


第36期碁聖戦第2局その2

2011年07月11日 19時56分38秒 | プロの棋譜

昨日に引き続き第36期碁聖戦第2局です。

結果:292手まで坂井秀至碁聖の黒番1目半勝ち

 

途中までは黒優勢を意識しているのではないかとの評でしたが、下図のあたりでは中央の白にいくらか地がつけば白良いだろうとのことでした。ただし実戦のオオゲイマでは一路控えたI10のほうが堅かったとのこと。

 

下図のところでは、「黒は空振りした。黒に勝ちはなさそう。はっきり白よし」(小林&横田)

とのこと。

 

このブツカリでは左辺の白2子を助けた方がよく、それで白勝ちだったようです。

 

これで羽根九段は本因坊戦に続いて後が無くなりました。

しかし過去に3連敗から4連勝の経験もあり、このままでは終わらない予感があります。

第3局は7月29日(金)、石川県金沢市で行われます。


第36期碁聖戦第2局その1

2011年07月10日 14時19分00秒 | プロの棋譜

さあ、いよいよ始まりました!

羽根九段が碁聖戦そして対坂井碁聖戦で初勝利を挙げることができるか?大注目の一番です。

 黒:坂井碁聖 白:羽根九段

羽根九段はAの割打ちではなく右上にかかりました。本因坊戦第4局ではBに黒石があったのでAに打っていました。難しい話ですが^^;

 

 

黒N10のオオゲイマが雰囲気の出た良い手との評判。

 

白生きましたが、白3子を引き離されて大丈夫なんでしょうか?誤算ではないとは思いますが・・・。

 

現局面です。ここまで黒が手堅い手を選んでいるそうで、黒が優勢のようです。

 

ここまでは羽根九段らしい打ちぶりと思って観てましたが、坂井碁聖のほうが良いのですね。

左上にどの程度白地がつくかが勝負と見ました。

それにしても日曜日のタイトル戦はいいですね。のんびりと観戦できます。これからも増えていくことを期待します。

決着は本日の夜の見通しです。


第66期本因坊戦第5局

2011年07月03日 19時01分47秒 | プロの棋譜

ブログ初掲載の棋譜は先日行われた第66期本因坊戦第5局です。

 

結果:191手まで羽根直樹九段の黒番中押し勝ち

 

 

 

プロフィールに書いたとおり、自分は羽根九段の打ち方が好きです。自分は厚みを作って豪快に攻める棋風ではないので、共感できる部分が多いからです。ただ、山下本因坊の打ち回しも雄大で気持ちが良いですね。

さて実戦です。黒15手目の三三ですが、自分なら下記のA,B,Cあたりに打っていると思います。両脇の辺中央の白石の位置が甘いとはいえ、序盤での三三突入は自分は躊躇してしまいます。

 

黒37手目。実戦は普通に伸びでしたが、下のようにノゾキ1本で済ますのはウソ手でしょうかね?

 

黒39手目。ここは幽玄の間の解説でもA~Dまで候補が示されていました。自分なら間違いなくCの1間トビです。自分の陣地を固め弱い石を無くし、右上一団の白への攻めも残るので。

 

黒55手目。手抜いてAと打ちましたが、同じ手抜くにしても自分ならやはり1の1間トビですね。

 

どうも図が大きすぎるかもしれません。如何せん初めてなもので、試行錯誤しながら進めさせていただきます^^;

黒63手目。黒はごく普通に棒につぎましたが、ここで手抜いて中央にでていく手はないでしょうか。白2ならケイマで外します。解説では特に何も触れられていなかったので、ないのかな^^;?

 

 

封じ手の局面。ここでは対局者も解説陣も黒が苦しいとのこと。高尾九段も解説陣も封じ手予想はAが大本命でした。自分は中央に手を入れて、右辺の黒石は捨てて外から利かせばいいかなあと思ってました。実際羽根九段の封じ手もAで、ここは目をつぶってでも出るしかないところなんですね。

 

黒101手目。Aなら堅い。しかし黒は手抜いてN-17に。これでこそ羽根直樹^^

 

羽根九段は下の黒123手目で勝ちが見えてきたという趣旨のコメントをしています。

 

このアテコミは本に出てくるような見事な手ですね。このアテコミまで読み切ってのシノギだったのでしょう。

 

最後は一応コウになりましたが、白のコウザイが足らず、山下本因坊は下のようについで攻め合い負けの道を選んだようです。自分ならコウを争って負ける道を選びますが、どちらでも同じと判断したのでしょう。まあ左上は投げ場を求めた感もあります。

 

この碁は羽根九段の持ち味である粘り、頑張り、シノギが存分に発揮された内容であったと思います。羽根直樹の真骨頂の碁ともいえるでしょうね。

これで羽根九段は3連敗のあとから2連勝。過去に高尾九段相手に3連敗から4連勝を成し遂げたことがあるだけに、俄然面白くなってきました!ここまでは5局とも山下本因坊の攻め、羽根九段のシノギという展開で、双方の持ち味が存分に引き出された展開といえます。井山―張栩戦も面白いですが、山下―羽根戦のほうが内容がわかりやすく自分の好みです。第6局は7月13、14日、千葉県銚子市の「ぎょうけい館」で行われます。楽しみです。