老いの日々・・・21

一時お休みします

　突然のことですが、みなさんにお知らせしなければならないことが生じ、本欄を利用させていただきます。

　というのは、私個人のことですが、さる疾病のため入院することとなり、ブログも一時休止することを余儀なくされました。

　期間は2～4週間くらいといわれていて、退院したらまた同様に発信していこうと思っていますので、再開したときにはまた変わらぬご愛顧をお願いいたします。

星のしるしの勇者・・・10

　一番年上の奴隷は組がしらと呼ばれ、作業場を取り仕切っていた。仕事にはきびしかったが、一生懸命に働くサマナは気に入られ、こっそり手を抜くことも教えてくれた。

　ここの船は何百枚もの板を張り合わせてつくられ、何本もの長いオールで水をかく仕組みになっている。

「いくさ船さ。この船に大勢の兵士をのせて、まわりの島をおそうのさ」

　一度サマナは組がしらといっしょに材木商のところまで出かけたことがある。道の両わきには大きな家がならび、人々はいそがしく行き来している。

　2人は主人の通行証をもっていったのだが、途中で何度も腰に剣を下げた兵士に呼び止められた。兵士が鋭い目でにらむとサマナはぞっとした。

（星のしるしの勇者…11）に続く…

北海道の里山をあるく・・・170

当別町・石狩川河川敷

　先日ネットで地図を見ていて、近場で面白そうなところに気づきました。JR石狩太美駅の南側で石狩川の河川敷にいくつもの小さな沼が点在していて、小さな道もついているようです。あるいは水鳥たちも姿も見られるのではないかと思って行ってみることにしました。

　この日も暖かだったのですが、風が強く、歩くのにも難儀したくらいです。それでも、一面の枯野だった地面の緑はずいぶん濃くなっていて、車窓から見る桜もどこも満開でした。渡りの時期はもう終わったのでしょうか、鳥たちの姿はいっさい見られませんでした。

　大きな川の河川敷はたいてい単調な景色なのですが、ここはいろんな沼があって、なかなか面白いところでした。

河川敷の小さな沼


やや大きめの沼


ミズバショウの群落

←2万5千分の1地形図「札幌東北部」「太美」より

←このあたり