そんなお店はよくあるが、この店のいいところは①空いている②飲食物持ち込みオッケー③マッサージ機やソファ、雑誌がおいてある、の三つかな。
息子も楽しんでいた。
しかし、ボールプールからの坂登り、滑り台のループは疲れるな…


携帯からなぜか更新ができなかった為、ちょっと前の出来事。
6月7日金曜日。花金である。この日、僕は渋谷の小さな小さな映画館「アップリンク」である映画を観に行ってきた。
ロックフォトグラファー、アントン・コービンのドキュメンタリー映画である。
フォトグラファーとしての華やかな経歴、そして称えられるポートレート。その作品は、アーティストからの信頼を得ている。
そんな成功者としてのアントンの横顔を写しだしながら、同時に自分の思うような作品を作り出していくという事の苦悩と、人間関係に悩む姿が描かれていた。
しかしながら、フォトグラファーとして切り取っていくのは、U2、エルビス・コステロ、トム・ウェイツ、デビット・ボウイ、カート・コバーンというすごいアーティストばかり。
うらやましい限りなのである。そんな成功者にもやっぱり苦悩はあるんだよなというのが垣間見える映画だった。
映画の後は、日本人でありながら1973年にイギリスに渡り、セックスピストルズ、クラッシュ、シャム69などのパンクムーブメントの真っただ中でバンドやそこに住む一般の人を撮り続けてきたフォトグラファーで、アントン・コービンとも親交のあったハービー山口氏のトークショーだった。
当時のイギリスでの貴重な話を聞く事ができて、面白かった。
最後にハービーさんの作品のオリジナルプリントのプレゼントがあった。
数は2枚。
1枚は、ジョニー・ロットンの写真。もう1枚は、ジョー・ストラマーの写真。僕は、もちろんジョーの写真が欲しかった。
会場に人全員とハービーさんでジャンケン大会になった。
1枚目のジョニー・ロットンは一回目で負けてしまった。
しかし!である。全く運のない僕であるが、想いの強さがそうさせたのか、ジャンケンに勝ったのだ。ジョー・ストラマーの写真をGET!!!
最高である。
しかも終わった後、ハービーさんの写真集にサインまでしてもらい、写真も撮らせていただき、Twitterでもfacebookでも何でもどーぞ、と言ってくださった。
そんな最高の一日だったのだが・・・
最後の最後でやってしまった。
興奮気味でつぶやいたツイート、そしてLINE、facebook、全て「ハービーさん」の事を「バービーさん」と間違ってしまっていたのだ。
そして最低なのは、僕は全然気づいていなくて、facebookのメッセージで直接ハービーさんご本人から指摘されるという大失態をやってしまった。
ほんとに失礼致しました。すぐに全部の記事を訂正したのだが、後悔するなぁ。失礼すぎるよなぁ。
多分、ハービーさん的には「失礼極まりない」と思っていると同時に「お前、ほんとはあんまり知らないんだろ」と思われているに違いない。
という事があったのだが、でもやっぱりこの日アントン・コービンを観に行って良かったと思う。
なんかそれ以降の日々は、ちょっと自分の中で意識が違うような気がするのだ。
そして、何となく今から自分の人生がちょっとだけ変わりそうな予感がする。変わって、そして行きたい方向へ進んでいけるような気がするのだ。
ポジティブが生み出すパワー。それはネガティブに包容されるエネルギーの変換結果でもある。僕は、その先に行きたいのである。
ジョー・ストラマーの姿が、かつてのハービーさんのように、僕の背中をそっと教えてくれるのだろう。