英語で人生修行していこう!

50代で塾講師
独学で英語の上級をめざしています

やっと勘が戻るかな??

2013-02-01 08:51:15 | TIME reading
「読めてるつもりでも、読めてない」という状態へ
1級2次試験の準備期間からずっと後退していたと断言できました。

やっぱり嫌いなことに取り組もうとすると、
自分を追い込むしかなかったんだなぁ、とつくづく、しみじみ(実感中)。

私のようなやや偏屈タイプの人間は、苦手なことをやらねばならないとなると
かなりストレスフルになります。
つまり不器用なんですよね。

と、まぁ、前置きが長くなりました。
2ヶ月ほどの前のTIMEでゲノム解析技術がビジネス、
つまり金儲けの手段として製薬会社との思惑もあり
着々と市民生活に根を下ろしていくだろうというのをじっくり読んでいます。

ゲノムビジネスのこと、よくわからないのです。
これってずいぶん前からTIME内だけじゃなくて
1級の過去問題にも出題されていたのを覚えてます。

ということで、山中教授のIPS細胞が一般治療にも
臨床的に行われそうだし、ちょっと基礎知識を入れようと奮起しております!

毎土曜日夜にある英語学習サークルの私の担当が「読解力UP」なので
この記事をもとに2回にわけて読んでいます。

実は翻訳者をめざしていることもあって
一文ずつを音読しながら日本語に訳しながら読むのが私流。
どうしても日本語の世界へ自分を戻さないと「しっかり読めた感」がつかめません。
遅読者のゆえんもこのあたりにあるのかも。

日本語で書かれた文書でも、やはり一回で意味がとれない時は
音読し、それから自分の頭でもわかるように言い直しをするようにしています。
こうしないと頭に入らないから。
自分の脳みそがあまり出来がよろしくないな、と思う部分です。

2012/12/24日号の38ページ、左から三つ目の柱の上部にある、
'Much less than'が比較級なら何との比較なのか。

39ページ、左から一つ目の柱の第1文目、
'a logistical nightmare'とは?

同ページ、真ん中の柱の上から2行目、
'returnig results'が分かりそうでわかんない。

と、まぁ、うっかり見過ごしそうな(わかっていると思い込みそうな?)
部分を日本語に訳しながら頭に入れて、それでもダメな部分がこのあたりでした。

勤務する塾のネイティブ講師であり、私の先生でもあるJ氏に
昨晩、彼が自分のクラスが終わったあと
短時間で教えてもらいました。

やっぱりあっという間に雲が晴れるようにわかるもんです。
こういうときに心強いなぁって思います。

ところで、自分のなかの確信が事実だろうと思っていることがあります。
それは英語学習者には2つのタイプがあるな、ということ。

以前から書いていると思うけど、
私は耳から頭に定着しない学習者です。
愚直に英文を書くか、日本語にしないと理解不能でそれを使いこなせない。
これはずっと40年以上もやりつづけてきた自分だからいえる事。

ところが、上記の英語サークルでお会いする60代以上の二人の方、
この二人とも耳からの学習で英語力がUPするタイプです。
うち1人の方は、元音楽教師でもありバイオリンも弾く方です。

彼女はとにかく耳から聴いてそれをそのまま言えるのです!

私はもう1人の耳タイプの男性の担当される茅ヶ崎出版の時事英語教本から
通訳訓練に近い作業がとても苦手。

彼女はスラスラとその文のままで淀みなく質問に見事に答えられる!
なんでやろ??といつも思っていました。

あるときなど、
「シルフさん、1級ホルダーなんだから、もっと自信を持たなきゃ」
とハッパをかけられる始末っぷり(激汗)。

こういうところからも、通訳タイプ(耳から)と翻訳タイプ(目から)という
英語学習でもグループ分けしつつ、自分がどちらで力をつけられるか
本人自身が見究めないとダメだろうと結論付けました。

お恥ずかしいんだけど、上記の茅ヶ崎のテキストで
私は延々と音読してもすぐパッパラパァ~と内容が抜けます。
仕方がないから、何をすると思います??

ひたすら書き出すのです。
もう、めちゃくちゃ時間がかかるのです(汗)。

ということで、なぜ1級受験期間に一日5時間ほども学習せねばならなかったか、
こちらに来ていただくでんすけさんに「からくり」をお知らせします。

タネも隠しもなくて、ひたすら愚直に取り組むしか
能がない(脳がない??)。