拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

 街角ローザンヌ

2012年08月18日 | マトリックス・J
  これ以上望めない晴天の今日土曜 いつものように マノー・デパートの屋上でアルプスを眺めながらモーニング朝食。

  その後土曜市で買い物するニコルに アシスタントとしてついて行くと 我々がだいぶ以前に 名付けたニックネーム
  そのままに「ぶらぶら」歩いているクロードを見かけたので 声をかけたが聞こえないのか ぶらぶらなりに前進してゆく
  石畳の下り坂を降り切った街角に黒っぽい野球帽をかぶったクロードが もう一人の野球帽の男と立ち話を始めていた。
  
  来週クロードは 曹洞宗の禅・学校?に3ヶ月の予定で出発するので その前に是非話をしたかったので 彼等の立ち話が
  終わるのを待って声をかけた。 道にはりだしているテラスのカフェに誘って席を探していると ニコルの女友達カティが
  声をかけてきた。スイス人には珍しい滅茶滅茶優しい?女性なので 一緒にお茶をと誘う。するとクロードが さっき立ち話を
  していた男友達も今来ることになっている と云う。10分後には その男性も来て5人でお茶をした。

  クロードの男友達は イギリス生まれのシンガポール育ちで ホモセクシャルで丸坊主頭。その割には彼のフランス語には
  英国人特有のアクセントがぜんぜんなかった。初対面のクロードとカティも話が弾んでいるようだ。
  そこにボクの日本人の女友達が娘を連れて通りかかり 声をかけた。 彼女も誘ってお茶を・・・と思ったが あいにく席が
  なかったし 知らない者のよせ集まりのようなテーブルにまた 違う人が加わるのはややこしいので 挨拶をかわしただけで
  別れた。
  ああ、こういう 出逢いの日が あるのだなぁ。


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