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戸内外探遊ライフ

魚鱗の書 2

2010-06-06 00:39:35 | 釣り文庫
 生物は「状態」で生物を判断する


人間はかなり知能に頼って難しく行動していますがその他の動物はもっと単純に効率的に動いていると思われます

今回はこの辺をまた個人的見解で掘り下げたいと思います


例えば蟻を例にとってみると彼等は物にぶつかると物をくわえまたぶつかると物を離すと言う行動で物を一ヶ所に集める

人間よりも遥かに少ない知能範囲で効率的に仕事をしているとも言えます

海亀を例にとってみると彼等はビニール袋にバイトしてしまう

彼等にとってはリアルに作ったクラゲよりも半透明で海面に漂うビニール袋の方が生命と感じてしまうのだと思われます

トラウト及びその他の昆虫を捕食する魚は鳥の羽根にバイトする

恐らく彼等はリアルに作られた昆虫よりも昆虫の様に水面に落ちて乗る物を昆虫と判断していると思われます

大事なのは生物の条件に符合する「状態」を作り出すこと

これにより生物の判断基準にバグを発生させる事ができると言えます

これ等を総合的に考えると魚食魚にとっては色、動き、質感と言うベイトフィッシュの「状態」を記号的に押さえるだけで釣れるルアーを作る事は可能です

また実釣優先的なルアー選択の時もこれ等の点を押さえて選ぶと良いかもしれません







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