疑似餌草子 3 ～日本製ルアーの逆襲～

依然として安価なコピー品と言うイメージを拭えない日本製ルアーだったが少しずつ前進を続けた

性能も向上していきそれに伴う様に少しずつオリジナリティも出てくる様になる

但しそれでもまだまだアメリカ製の本物パワーは強かった


しかしある時決定的な事件が起こる

日本製バスタックルが逆にアメリカのビッグトーナメントを次々と制してしまったのだ





結局B.A.S.S.最多勝利記録タックルとなってしまったこのタックルは全米で大ヒットすることになる

そしてすぐ後を追うようにして日本でも品薄になるほど大ヒットする


腕時計のG-SHOCKの時もそうだったがアメリカで認められてからヒットする現象だ

最初を作る事と最初に良いものを見つけるのは日本人が苦手とするところとも言える

こうしたヒットもあって日本製品が改めて見直される事になる

それに伴う様に高性能高価格帯の日本製のルアーが作られていった

そしてアメリカでも日本でも人気となるルアーブランドが出始めた


こうした段階を経て日本製ルアーはアメリカと肩を並べるブランド力を身に付けていったのだった…



次最後かな～…？つづく…

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