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お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか

オトナは見えないしゃかりきコロンブス的blog。R-30指定です恐らく。

メンテナンスが長引い時はたこ焼きパーティー中

2010-09-26 | しごと
毎度毎度ご無沙汰しております。
年始の勢いはどこへやら、軽く月刊化しつつあるこのblogですけれども
もうあと半年くらいはこんなペースじゃなかろうかといったところです…


20日ほどここをご無沙汰している間、京都にいましたよ。
転勤当初すぐにあてがわれたお客様なのですが、とにかく外注製外付けシステムが多い一方、

これは私の勤め先のみならず結構どこのIT屋も直面している問題なんじゃないでしょうか、
10年前くらい前って結構担当SEの一子相伝的なところがあってドキュメント文化がほぼ皆無。
お客様の中にも当時を知る人なんてそんなおらず、かろうじて動いてるなんてものが数多い状態。

そんな状態からシステム入れ替えをしますよ、というのが今回のミッションだったわけですが
ひとまずかろうじて残ってるソースを頼りに仕様書を起こし返すというところから始まり、
そもそもそれが今も必要なのかと確認した上で必要のないもの、あるいは他業務に移管できるものを整理、
で、ひととおりスッキリしたところでさて入れ替えをしましょう、というストーリー。

これまで1年半ほどここのお客様に通ってましたが、その1年半の集大成って感じですかね。
ひとまず先週あたまから稼動、先週末にひとまず初動時の課題を全部クリアしてきたところです。
ここのところ休みがほとんどこれでブッ潰れてたのでこの土日に妙に所在無くしてましたわいw


でその「初動時の課題」に取り組んでいた時なんですけれども、
医療現場ってのはよくドラマであるような感じ(あれはちとやりすぎ感もありますがw)で
結構忙しいもんでして、事情が二転三転するのはこの業界じゃ常識。
例えば「20時からサーバ止めさせてくださいー」と言って了解を得るものの、
停止中に救急車が来ちゃったら即時復旧させなければいけない。

ってのが解ってるのでドハデに止めず、ちょっとずつ間隙を縫ってはメンテ、またメンテの連続で
最終的な運用開始まで持っていく、という流れを取り入れます。
で、その構想は机上でシミュレーションすることしかできないので、
もし起動時に予期せぬトラブルに直面した時もある程度想定した上で運用に持ち込むようにします。
(※もちろん初動から何事もなく動くのはレアケースですw)



ここでふと思い出しました。



5年くらい前にネットゲーマーをやっていた頃に経験したことですが、
例えばそのゲームで大規模なアップデートパッチが当たった当初って
必ずといっていいほど、終了予告時間にメンテが終わらなかったり、
稼動直後に不具合のfixという意味での緊急メンテモードに入ったものです。

あれをよく韓国産のゲームだと「キムチパーティとかやってんなよ」とか
まあやんややんやと言われてたものですが、
その実案外メンテやってる側はキムチどころか水分補給すらままならないような事態に直面してるはず。
特に何度もメンテで落ちる時なんか他人事であるにも関わらず「あぁやっちゃったなぁ…」と
なんかこう人事に思えないのがシステムエンジニアの悲しい性ですよねぇw

もっとも当時はさほど緊急性のない開発部所属だったので
どちらかというと「またメンテかよー 始動遅れた分ちゃんとテストしとけよなー」
くらいの感想を抱いていた記憶もございますけれども。



上述の「水分補給すらままならない事態」が今回も実際ありまして、
連日のそれがたたって、久々に痛風発作が発生。
幸い居場所が救急指定病院だということで、歩けないほどの重度のものになったらなったで
すぐに治療を受けられるシチュエーションではあったのですけれども
歩く時に足先がシクシクする程度で日常生活に特に影響はなかったので
帰宅してから痛み止めを飲んですぐ鎮められました。

そういや最近患者として病院行ってなかったからなぁ…w
調子に乗るとすぐ症状が出てしまうってのはやっぱり完全にキャリアの証拠ですかねぇ。



まあ何はともあれ無事安定稼動できたので一安心。
とか言ってると明日出社早々障害報告が来たりしかねないのでほどほどにしときますがw

なにしろ、先週あたまの稼動であるにも関わらず、
会社的にはなんとか今期(上半期)分として費用計上したいという
どう見てもカレンダーを見てないだろうという指令が出た上に
「今期中に納品書にハンコついてもらって来い」と毎日のように言われた上
「今期も終わりかけてるので『緊急モード』発動!」と言われたおかげで
「宿泊禁止、タク代自腹」という戒厳令を敷かれたため、始発で突撃、終電で帰宅という
なかなかロックな生活を送っておりました。

おかげで無事納品書にハンコはついてもらえましたけれども体がズタズタです。
トシのせいか、18時間勤務で3時間睡眠の日々が1週間続くとなかなかこたえます。
この土日は完全オフにさせてもらったのですが、
1日5時間睡眠(私の平均睡眠時間)ができるだけでびっくりするくらい回復しますw



しかしいつまでこんな生活続くんすかねぇ。

企業SEとしての最古参の世代って恐らく今の団塊くらいの方々なんでしょうが、
もうちょっと年数が経つと確実に「生涯SEだった人は短命」的な統計が
取れるんじゃないでしょうか。絶対生き急いでる感じがするもんw



統計といやあ、皆さんのお手元にもそろそろ届いていますでしょうかね国勢調査の用紙。

前回(5年前)の調査票を書いている時に
「これを次に記入する時はさすがに配偶者くらいはいるかしら」と思ったものですが、
あれから色々事情も変わりまして(というか変わっていないとも言うw)、
今回も例によって簡単な記入で終わりそうですw

そういや前々々回になりますかね、1995年の調査の時。
当時19歳だった私ですけれども、当時の私は対外的な肩書きは「浪人生」でした。
ところが国勢調査の書面上、いわゆる公的な取り扱いは「高校卒業後何もしていない人」
という扱われ方をするんですよね。
丁度浪人生活も煮詰まってくる秋の時期にこの仕打ちを受けるという
国を挙げてのサディズムに苦悶したものです。


まあそんな国からの仕打ちを受けた頃と比べれば
手に余るほどの仕事に追われている今の私は幸せ、ってことでしょうかねぇ。


贅沢は言ってられません。



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