なんか疲れた

Bullshit, crap, whatever you want to call it.

自動車税

2006-04-05 | Weblog
 毎日の通勤で往復80キロを運転している。大体片道で1時間半かかる。運転好きの私でも辟易する。なにしろ、公共交通機関だと定時には出勤できないのだから、他にも選択肢があるのに不便で遠い宿舎をあてがった職場が悪い。掛け合ってみたが、どうにもならなかった。通勤手当だって全然足らない。そのようなわけで、車通勤しかないのだが、道路事情の悪さに毎日ストレスを感じている。
 朝の通勤時間には、迷惑駐車車両を50台くらい頭の中で殺して、行く手を阻む無闇に遅いトラックを5台くらい殺して、後続車両を全部停める脳血栓みたいな横浜市営バスと京急バスを20回くらい殺している。頭の中は邪魔者共の墓標だらけだ。
 これらが何故邪魔になるかという元々の原因は、道路整備の遅れにある。私の通勤路は、国道357号、16号、314号、そしてこれらをつなぐ県道なのだが、殆どが片側1車線である。しかもはみ出し禁止、追い越し禁止ばかりだ。国道16号は、杉田から磯子の区間が2車線だが、コンビニの前に違法路駐しているバカ共のせいで、実質上1車線しかつかえない。バス会社は、交通量の多い1車線道路で引き込みを作らずに堂々と停車するから、後ろがつかえる。しかも下手な運転手は左にきっちり寄せない。
 家から職場までの信号の数を数えてみたら520個あった。これだけでもウンザリだが、もっと問題なのは、時差式信号だらけだということだ。時差式だと対向車の動きを見てから右折することになるから、時間のロスが大きい。通勤で急いでいるときには非常に腹立たしい。
 他にも、ダラダラ閉まっている横須賀線の踏切や、わざとか?とも思える渋滞を招く車線の作りや信号のタイミング、自転車のための車線が確保されていない(日本政府はアンチ・エコか?)、歩道が狭くて危険なことなど、問題点は枚挙にいとまがない。
 さて、こんな状況の中、コイズミ政権は、道路の整備が進んだので、道路特定財源を他の用途にも使える一般財源に変えようと目論んでいる。道路特定財源というのは、暫定的に自動車税やガソリン税の税率を上げて道路整備を早急に進めるためのもので、当然のことながら他の目的で使ってはいけないことになっている。ガソリン料金の約6割は税金であり、その上にさらに消費税を被せて二重取りするという、歌舞伎町のやらずぼったくり店もビックリなことが公的に行われているのだ。
 一般財源化というのは、道路整備が進んだら税率を本来の値に下げることが前提であるところを重税をかけたまま、他の用途に使おうという魂胆なわけである。要は、正式な手続き取るべき所から税を取る仕組みを作るのが困難だから、横流しできるようにしてごまかそうという卑怯な企みだ。政府の汚らしいやり方に辟易する。それに、上に長々と書いたように、そもそも日本の道路整備はまったくなっていない。こんなレベルじゃ発展途上国だ。予算を他に回す余裕なんて無いハズだ。
 コイズミさん、子供の頃に習いませんでしたか?死後の世界には本当に閻魔大王がいるんですよ。




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