「実家でしかネットが出来ないッ」という積年(…正確には1年半)の悩みが解消。
データ通信なんて手段があるなんて知らなかったよ。
料金も思っていたよりかからなくて、これからは自分の部屋で集中してブログの更新が・・・出来てしまうッ!ことになりました。
・・・マジメに、更新しなきゃだわね・・・
近況。
万事順調。
健康状態は良好で、仕事はもりもりとやって、本もいっぱい読んでいる。
去年の晩秋の頃、近所の本屋(自分の仕事先ではなく)で何気なく目が留まった『寝ながら学べる構造主義』を手にして以来、読み続けているのは、内田樹(うちだたつる)さんの本。
わたしにとって哲学というジャンルは、何故か心惹かれつつも手が伸びないという、憧れの先輩のようなもの(…実際に「憧れの先輩」を持ったことはナイんですけどね)で、自分の哲学うんぬんを持っている人の本は読んでいても、そのものズバリ、哲学者の本は読んだことがなかった。
内田樹さん。
有名ですね。『下流志向』『日本辺境論』と2冊の本が発行した年のベストセラーに入るぐらいに売れていました。
だから、名前は何となく知っていた(まぁ、本屋ですから)んですが、上の2冊には特にそそられなかった。
(題名に色気がナイからね。現状そのまんまなんだもん。)
で、『寝ながら学べる構造主義』。
これもあんまり色気のある題名とは云えないんだけど、文春新書は割と好きで、つい手に取っていた。
で、まえがきを眺めて、購入決定。
語り口が軽妙洒脱で、距離感がいい感じ。
意味を知らない言葉もたくさん出てくるんだけど、内田さんの定義がしっかりしているから、使用頻度が増すごとに概念を理解できる。
頭を使う文章を読むのが好きです。…という自分の嗜好を擽られてしまった。
文庫や新書で刊行されている本が10冊以上あるので、2・3冊買ってはあっち読みこっち読みと楽しんでいます。
今読んでいるのは『こんな日本でよかったね-構造主義的日本論』と『身体知-カラダをちゃんと使うと幸せがやってくる』。
あ、読むの自体は楽しいのですが、中身自体は楽しいことが書いてあるわけでもアリマセン。
現代日本はやっぱり歪んでいるし、それを改善するのは難しい。
それでも、そんな現状に到った経過や、何に起因するのか(それは複数の要因がいろいろあるんだけど)を検証し認識していくことは必要な作業だと思う。
無知は罪だよ。
「知らなかった」では済まされない事態が目の前に降って湧いた時に、対応できる自分を確保する為に読んでいる…という意識もあるかな。
でも、難しいコト抜きに面白いと思うよ。
あとは、マツコ・デラックスさんの本も読んでます。(テレビもちょっと観ます)
この人は人間観察が巧みで、それ以上にそこからのカテゴライズが巧みで面白いです。
業も深いしね。
そういうことを自覚的に振る舞える人は好きかも。
「オカマさん」というのには、何故か意識を摑まれる。
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久し振りにPCで更新してみたら、文章が長くなりましたね。
携帯メール投稿とは、やっぱりこちらの心構えが違いますから。
PC画面で文字を連ねると、やっぱり理性的に文章を書く態勢になってしまいますね。
逆に、メール投稿はすごく感情的。実際、その時の感情をそのまま書き殴っている意識がありますから。
ですので。
恋愛コトに関しては、メール投稿の短い文がそのうち載るかもしれません。
理性的なヤツも・・・・・・そのうち。
まぁ、順調なんだと思う。状況は変化しているケド、わたしの気持ちは変わらないし、相方の笑顔も変わらない。
言葉はなくてもね、ただ顔を見合わせて向けられた目の優しさが、何よりも心を揺さぶるから。
そして、仕事が忙しくなって増えたスーツ姿につい萌え萌えしてしまったり。スーツフェチだからなぁ。
そんなカンジの近況でした。