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雀の手箱

折々の記録と墨彩画

この一週間

2016年05月22日 | できごと
 思いがけない出来事もあって慌ただしく過ごした一週間でした。
 二人いる弟の下の方が軽い脳梗塞で集中治療室で治療を受けていました。幸い異変に気づくのが早く、麻痺も言語障害もありませんが、右足に力が入らないようで、来週からリハビリ専門の病院に転院します。
 次が奈良の妹のところの姪に男の子が誕生。妹には初孫になります。その翌日には私にとって三人目の曾孫が生まれました。東京の娘には二人目の孫で、今度は女の子です。
 どちらも母子ともに元気で幸せを運んでくれました。

 我が家の介護スケジュールも順調に進行し、やっと人の出入りにも馴れてきました。訪問看護士も、リハビリのPTさんも明るい熱心な方ばかりです。 私の息抜きは、パレス穴生に1泊2日のショートステイに行ってくれる時ですが、この間に自分の整形外科通いや、美容院、買い物その他の用事を片づけなくてはならないのであまりゆっくりもできません。

 最後の思いがけない出来事は、一昨日のこと。山形から毎年サクランボや、ラ・フランサを送ってくださっていた方の訃報が届きました。高齢でしたが至極元気に心豊かに一人暮らしをなさっていたので、突然のことに驚いています。美人で、明るく、やさしかった長電話と、お人柄を懐かしく偲んでいます。
 方丈記の冒頭や、徒然草の「生・住・異・滅の移りかはる実の大事は、たけき河のみなぎり流るるがごとし」をしみじみかみしめる思いです。



 好天の日、庭を散策したいという夫に付き合って歩くと、今が盛りのホタルブクロが、摘み取ることもしないうちに倒れ伏す姿や、奈良から移し植えた山紫陽花などの原種の小さな紫陽花が盛りの時を過ぎようとする姿に気づきました。