
春の訪れを何によって感じるかは人によって様々でしょうが、私は例年柿の木の下に群生する蕗の薹が顔を覗かせる姿に春のさきぶれを見つけます。
今年は寒にいためつけられて何時もより遅く顔を出しました。やっと例年並みのふくらみが戻ってきました。
雪が降り止んだ今日、北九州美術館に,もう一度「琳派・若冲と雅の世界」後期展の、若冲、雪佳に会いに行き、豊かな気分で帰宅しました。
今年3度目の蕗の薹をゆっくり探しました。
今宵は頂き物の釜茹でシラスの掻揚げをするついでに、蕗の薹も天婦羅にして春を味わうことにします。ほろ苦い味を春の味わいとします。
スケッチから始まって3枚目で自分なりの納得の蕗の薹になりました。
