すずか*ぜ便り

季節の花や風景、美味しいものなど、日々の暮らしで見つけたものを気ままに撮っています。

小田代原の花と蝶

2016-08-13 | 日光&奥日光にて



(コオニユリ)



今回の奥日光行きでは
小田代原が目的だったので
原の遊歩道を一周するつもりでしたが、
雨に見舞われ
足止め数十分・・・

時間の関係で
半分も進めず引き返すことに

それでもたくさんの野の花に出会えました。
その花々に集まる蝶もたくさん見ました。





一番見たミドリヒョウモン。
クガイソウの一帯はミドリヒョウモンの楽園でした。





たぶんヒョウモンチョウの仲間だと思うのですけど・・・

初めてフタスジチョウも見ました。





ハクサンフウロ。


ワレモコウやキオンなど
他の花も撮ったのですが
ボツ写真ばっかり

その先ではどんな花や蝶に会えただろうかと
残念ですが、
いつかの一周を楽しみに・・・





(奥日光・小田代原にて)

ホザキシモツケ

2016-08-12 | 日光&奥日光にて





奥日光を彩る夏の花といえば
ホザキシモツケです。





赤沼駐車場でもたくさん咲いていました。





小田代原の群生。

もうちょっと早ければ
一面ピンクだったかも・・・





ホザキシモツケと一緒に咲いている白い花は
イブキトラノオ。

野の花が群れ咲く光景が見られるのも
高原の魅力ですね~。





(奥日光・小田代原にて)

前田真三写真展へ・初めての足利市立美術館

2016-08-11 | アートなこと





昨日は息子を連れて
足利市立美術館へ。

美術館へ行き
展示についての感想を書く、
という美術の宿題のためなんですが、
息子が興味を持ちそうな展示であることと
せっかくなので私が見ても面白い展示、
ということで選んだのが
「風景のかたち -前田真三と現代日本の風景写真」展です。





 前田真三(まえだ・しんぞう 1922-1998)は、1960年代、信州や奥三河をはじめとする、
日本の原風景ともいえる里山の景観のほか、樹木や水などにまつわる各地の風景を写真作品として発表し、 
1970年代以降は北海道・美瑛町の丘陵地帯を主要なモチーフに加えて、数々の代表作を遺しました。
 前田の作品では、撮られた風景自体の美しさを生かしつつ、造形的な構図と色彩をもとに画面が一貫してつくり上げられており、
そこには絵画にも通じる美が表されています。
撮影の対象は、自然の姿だけではなく、農耕や林業など人が自然と関わって生まれた景観の中にも数多く含まれています。
そうした風景の中に美しさを見出す視線と、画面に美を生む創造力が融合した前田の作品は、まさしく日本の風景の原型を体現しています。
それらは、私たちが暮らす国・日本の美を再発見するきっかけとなるに違いありません。
 合わせて本展では、前田真三の写真に見られる風景の造形性をテーマに、1980年代から現在にいたるまでの、
9名の現代日本の写真家による風景写真を展示します。
独自の視点と手法をもって表されるそれぞれの作品は、各々の風景観や写真観を示しつつ、画面にはたしかな造形性を感じ取ることができます。
そして、その多彩な風景の姿は、私たちが普段接しながら見過ごしている世界の美しさを気付かせ、
風景に対する新たな視点を観る者にもたらしてくれるでしょう。

(足利市立美術館・HPより)



よくぞ夏休みにしてくれました。
でなかったら、
きっと足利の美術館の展示までは目がいかなかったと思います。

ラッキーな出会いに感謝です。


今回の展示は「風景の造形性」をテーマに
前田真三の写真が67点、
他の写真家9人の写真が51点。

前田真三の写真は
「故郷・八王子の風景」
「美瑛・丘の情景」
「原風景のかたち」
「水の情景・樹の情景」
4コーナーに分かれた展示。

風景自体の美しさを活かしつつ
美意識に基づいた色彩・構図の美しさを持つ前田真三の写真は
観ていてとても心地よく
かつ心に響きます。

少しでもこういう写真に近づきたい、
と思う一方
己の写真のつたなさを実感してしまいましたが、
風景写真がますます好きになりました。





最近、初めてづいていますけど、
初めて訪れた足利市立美術館。

展示に関連したプログラムやワークショップ
(今回は出品した写真家が担当されます)も多くて、
なかなか頑張っています。

場所もわかったし、
面白い企画展があれば
積極的に行きたいと思います。

マンションに併設された美術館は
全国的にも珍しいそうですよ。


会期も長いので
お近くの方、
写真が好きな方
ぜひお出かけください。

貴婦人とノアザミ

2016-08-09 | 日光&奥日光にて





今年は小田代原のノアザミが‘当たり年’とか。

そう聞くと
やっぱり行きたくなる小田代原。













やっぱり色褪せが進んでますね~
ノアザミはかなり見頃過ぎでした。





想像するしかないですが、
見頃の頃は
貴婦人の周りの紫色もきれいだったでしょうね。





何年振りかの真夏の小田代原でした。


(奥日光・小田代原にて)

里山ハーブ園

2016-08-08 | 鹿沼にて





ラベンダーに会いたくて
数年ぶりに訪れたハーブ園。

以前はあったラベンダー畑はなくなっていて
もちろんラベンダーの摘み取りもできなくて
予想外のことにがっかり・・・

でも、
里山の風景は以前のままで
ほっとしました。













いえ、実は
周りの風景は変わっていないのですが、
ハーブ園自体は以前とは少し変わっていました。

真夏ですから、
ハーブの花の季節ではないとはいえ
手入れがあまりされていない感じが

散策コースでは
以前はハーブ園らしく
ハーブの種類も多く
ネームプレートもあったのに
数少ないハーブたちが
雑草のように自然体で生えている感じで
名残の花菱草エリアだけが目立つ
ハーブ園になっていました。

ラベンダーをはじめとした多種のハーブがあったのは
裏手の一角。

レストランで使うためのものでしょうか。

オープンから年月が経ち
立ち上げメンバーの女性たちも年をとり
畑の手入れも大変なのかなぁ・・・と
ちょっと心配になりました。


ラベンダー畑がないとなると、
ランチだけを目的に
我が家から遠いここに来ることはないかも・・・

近くに用事があった時限定で
美味しいランチをいただくことにしましょう。

できればそれが
たくさんのハーブの花咲く春で
ハーブ園らしい光景が見られることを期待して・・・





(鹿沼市・「花農場あわの」にて)

ラベンダー

2016-08-07 | 季節の花





みかも山公園の‘ハーブフェスタ’に行けなくて
会うことができなかったラベンダー。

ここなら・・・と期待して
数年ぶりに訪れた山あいのハーブ園。

昔あったラベンダー畑はすでになく、
目立たない場所に
少しばかりのラベンダーが咲いていました。









ラベンダーの後ろのピンクの花は
モナルダです。

向こうに山が見えて
ロケーション的には悪くないのだけど、
やっぱりラベンダー畑が撮りたかったなぁ・・・





(鹿沼市・「花農場あわの」にて)

みかも山公園・水のある風景

2016-08-05 | なにげないワンシーン





暑い日が続いていますが、
今日も館林は38℃予想です。

ということは
我が地元もそんな感じ

水辺の恋しい季節、
先日行った「みかも山公園」フォトより、
水のある風景を。


東口すぐ
山を背にした池にはカモが泳ぎ、
のんびり過ごせる場所になっています。

春には河津桜が咲き、お花見もできます。









日の当たらない池の端っこが実はお気に入り。

池の後ろに大きな水たまりを見つけ、
好きな感じなのでパチリ。





山を公園にした「みかも山公園」。
身近な癒しの森が魅力です。


昨日は
涼しさを求めて奥日光に行ってきました。

予報では
一昨日より大気の不安定度が低く、
晴れるということだったので昨日にしたのに
行ってみたら
雨が降ったりやんだりのお天気。

挙句帰る頃にはゲリラ豪雨に見舞われました。

どしゃ降りのいろは坂、
土砂崩れが起きたらどうしよう~
スリップしたらどうしよう~と、
そっちのほうがヒンヤリでした

大好きな川辺を歩き、
小田代の初めての光景も見られて
それはそれでよかったのですけどね。

初めての東京芸術劇場

2016-08-03 | 観劇&映画のこと





先日
『マイ・フェア・レディ』を観劇するため
池袋の「東京芸術劇場」を訪れました。

私にとっては初めての劇場。
池袋に劇場があることすら知りませんでした。

なかなか立派な劇場ですね。

建物好きとしては
外観の撮影もしたかったのですが、
池袋駅の地下通路から直結の劇場ですから
一歩も外に出ることなく観劇、
終演後も地下通路から池袋東武へとなって
結局外観を見ることなく終わりました。

機会があれば、ということで
今回は中の写真だけですが・・・





とても開放的なロビーです。









『マイ・フェア・レディ』は「プレイハウス」で上演。





「プレイハウス」に入ると
お花がずらりと並ぶいつもの光景。

ヒギンズ教授の母役・高橋恵子さんへのお花が
別格的にコーナーとなっていました。

高島礼子さんのお名前が見えるけど、
自身が大変な時期なのにお花を贈られて・・・
とお人柄がわかる気がしましたよ。





ゆうちゃんへは
『恋と音楽』3作で共演した
SMAPの吾郎ちゃんからも。

ほとんどが胡蝶蘭の中で
真っ赤なお花が超目立ってましたね~。


さて、今回の『マイ・フェア・レディ』。

メインキャストは
イライザ:霧矢大夢(きりやひろむ)・真飛聖(まとぶせい)
ヒギンズ:寺脇康文
ピッカリング大佐:田山涼成
ドゥーリトル(イライザの父):松尾貴史
ピアス夫人:寿ひずる
は前回と同じ。

ヒギンズ教授の母役が
江波杏子さんから高橋恵子さんへ、
イライザへ想いを寄せるフレディ役が
平方元基くんから水田航生くんへ変わりました。


今回一番違ったのは
私のほう。
なんと、最前列席でした~!

寺脇さんヒギンズが動くと
整髪料の香りがふわーっと漂ってきて
持っていかれそうになるし(笑)。
もちろん
ゆうちゃんイライザの表情(変顔?)もばっちり見えて。

これほどの至近距離での観劇は
もうないかもしれない幸運。

下町の花売り娘が美しい貴婦人へ変貌を遂げるという
シンデレラストーリーと
美しいゆうちゃんが何倍にも楽しめた
本当に幸せな時間でした。
首は疲れましたけど。

相変わらず肌美人のゆうちゃんはほっぺがツヤツヤ。
とってもチャーミングなイライザだし、
歌声がのびやかで
進化していたのが嬉しかったなぁ。

歌の進化は松尾さんも、でした。

寺脇さんと田山さんの歌はあまり変わってなかったかも(笑)


寺脇さんといえば
ヒギンズはこんな人だったっけ?
というくらいおとな気ないヒギンズで、
イライザをからかったり、いじめたりするシーンは
好きな子をいじめる小学生か!?みたいな。

そんなヒギンズを演じる寺脇さん、
とってもイキイキと楽しそうでした


やっぱり観ていて幸せな気持ちになれる舞台はいいですよね~。





舞台の模型が飾られていました。
(左のパブ?から
毎度飲んだくれたドゥーリトルが出てきます)

(池袋・「東京芸術劇場」にて)



31日の日曜日、
花組『ミー&マイガール』東京千秋楽を
映画館のライブビューイングで見てきました。

ミーマイもシンデレラストーリーです。
ヒロイン・サリーが貴婦人になるべく指導を受けたのも
ヒギンズ教授とは知らなかった~。

下町の住民であるサリーが
白いドレス姿の貴婦人となって登場するのは
まるで『マイ・フェア・レディ』。
でも違うのはヒロインの美しさ?
(花乃まりあちゃん、ごめんなさい~)

ゆうちゃんがトップ時代、
ビルを演じたことがあったのだけど、
梅田だったので観ることができませんでした。

さよならショーで1シーンだけ。
いまさらですが、見たかったなぁ・・・

ともあれ、
ほぼ同じ時期に
シンデレラストーリー2つを観ることができて幸せでした。


花組今公演で退団の(鳳)真由ピーちゃん、
ミーマイでのパーチェスター弁護士、最高でした!

長らく花組を支え、盛りたててくれてありがとう。
お疲れさまでした。

また一人ゆうちゃんトップ時代の下級生が退団。
寂しくなりますね・・・

群生がすごい・みかも山公園のヤブミョウガ

2016-08-02 | 季節の花





山に行くと
いろいろな山野草に出会います。

ここみかも山公園で初めて知ったのが
「ヤブミョウガ」。





‘カタクリの園’に向かう斜面
いたるところに群生しています。





キツネノカミソリとともに
一帯はオレンジと白の園です。


小さくて地味な花ですが、
コロンとしたつぼみに毛が1本・・・
波平さんのようなユーモラスな姿に
レンズを通して癒されています。





(栃木市・「みかも山公園」‘カタクリの園’にて)


みかも山公園のキツネノカミソリが満開を迎えたようです。

東南斜面のオレンジのカーペットは
さらにすごいことになっていると思うので、
公園にお出かけ予定の方は
ぜひ覗いてみてくださいね~。

今度はキツネノカミソリで光あそび

2016-08-01 | 季節の花





曇天のなか
一瞬陽が射し込んだ森。

誰もいない山中の、
孤独な光遊びです。














ここは
早春のカタクリシーズンには
大変な賑わいを見せる森。

キツネノカミソリの群生に会いに
「みかも山公園」の前にちょっと寄ってみましたが、
シーンと静まりかえり、
不気味なほど。

貸し切り状態なのはよかったけど、
淋しすぎでした


(高感度で撮ったため
画像がお見苦しくてごめんなさい)









(佐野市・「万葉自然公園 かたくりの里」にて)