すずか*ぜ便り

季節の花や風景、美味しいものなど、日々の暮らしで見つけたものを気ままに撮っています。

「アートになった猫たち」展。そして歌麿。

2018-01-06 | アートなこと




今年は戌年ですが、
すみません、猫のお話です。

猫ブームが続いていて
猫好きの方は多いと思います。

私も猫は大好きです。

で、
地元美術館で開催の「アートになった猫たち」展が
ずっと気になっていたのですが、
昨年末、
地元の灯りイベントに行った際
近くなので寄ってみました。





このブログでも何度か登場している「蔵の街美術館」。
実際に使われていた三棟続きの蔵を利用しています。

こじんまりした美術館ですから
展示数はそう多くないものの、
興味深い企画展も多く
何よりワンコインで気軽にアートを楽しめ
大助かりです。


さて。
浮世絵を中心に
様々なアート作品に登場している猫たちに焦点を当てたこの展示。

たくさんの猫が見られて
猫好きにはたまりません。

思ってもみなかった
八代亜紀さんの絵も展示されていて
それがまたとっても可愛いのです。

絵がお上手、ということは知っていましたが、
本格的な絵でびっくりしました。




(興味のある方はこちらもどうぞ)


今月16日から始まる次回の特別企画展
「描かれた女たち 女性像にみるフォルム/現実/夢」展も面白そう~。





<12月下旬 栃木市・「とちぎ蔵の街美術館」にて>


ちなみに。
蔵の街美術館は
江戸の浮世絵師・喜多川歌麿の肉筆画3点を収蔵しています。
今回もそのうち2点が展示されていました。

歌麿の肉筆画3点を所有するのは
世界で我が市だけとか。

なぜ我が市に歌麿の肉筆画が?

歌麿は地元の豪商と交流があり、
その商家に滞在中にそれらの肉筆画と
大作の肉筆画3点を描きました。

近年地元から肉筆画3点が見つかったというわけ。

残念ながら
大作3点はほかの美術館所有ですが、
高精細複製画は時々展示されます。

今回市役所で展示されていたので
ついでに寄りました。





(撮影は市役所の明るすぎる電灯が写り込んで断念


超有名浮世絵師・歌麿が
江戸から遠く離れた我が地元で
素晴らしい大作を描いたという事実に
非常に歴史ロマンを感じます。