すや亀 信州香味だより

酢屋亀本店が年4回発行する、
パンフレットに記載されたすや亀だよりを
インターネットでお読みいただけます。

信州香味だより182号 ~暖簾の向こうから(亀のかたらい)/すや亀スタッフの裏ばなし・表ばなし

2022-06-16 | Weblog
亀のかたらい
すや亀スタッフの裏ばなし・表ばなし

営業、販売、製造、事務それぞれの現場で働く個性豊かなすや亀スタッフをインタビュー形式で紹介します。
今回は当店の最若手社員・栗田莉玖。
入社1年半を経て、伝統の味をつなぐやりがいを実感する毎日です。
インタビュアー:浅野ひろこ

本店製造部 栗田 莉玖(くりた りく)


「伝統の味」のおいしさを多くの若い人たちに共感してもらえると信じて

◆すや亀への入社の決め手は?
経営理念に「人づくり」という言葉があり、気持ちが動きました。
未熟な自分ですが、この会社で人として成長したいと思ったんです。実家の家族がすや亀を知っていて、賛成してくれたのも決め手の一つです。
面接のとき社長にみそソフトをごちそうになり、おいしかったのも好印象でした(笑)。

◆入社は11月、たくあん漬の最盛期でした
漬物は、ばあちゃんが野沢菜を漬けるのを見たことがある程度だったので、何が何だかわからず、ただ必死でした。先輩たちに一から教えてもらいながら手伝い、全身で覚えるという感じ。
その時は夢中でしたが、できあがったたくあん漬けを食べたらおいしくて。「自分がつくったんだ」と実感しながら味わいました。

◆1年半が過ぎ、今では製造に欠かせない存在ですね
やっと自分から動けるようになったところかな。部署内外の先輩の方々にいろいろ丁寧に教えていただいたおかげです。
「うわ、やらかしちゃった」ということも皆さんにフォローしていただいて助かったり。ミスから学ぶことも実は多いんですが、「同じミスはしない!」と心がけ、仕事を覚えるようにしています。

◆お客様の声に触れる機会は?
直接はありませんが、お客様から届いた感想のお便りが工場前に貼り出されたり、SNSに投稿されたコメントを見せてもらったりします。その1つ1つが大きな励みになります。
当店は若いお客様が少ないし、同年代の会話で、味噌や漬物はまず話題にならないのが現状です。でも、自分が素直に「おいしい!」と感じたように、味に感動する人は必ずいるはず。若い人が魅力を感じ、共感してくれるような商品やアピールを考えていくことが、これからは大事だろうと思います。

◆イチオシの商品は?
生塩糀」です。
大好きな肉に揉みこんで焼くと、めちゃくちゃおいしいんです。合わせて食べる野菜には「やさい大好き」をつけて♪
入社してから日々の体幹トレーニングと発酵食を活かした食生活で体重を10kg引き締めました。おすすめです(笑)。

◆今春は善光寺御開帳が開催されました
感染対策をとりながらとはいえ、市街地が例年と違う賑わいに包まれたのは確か。たくさんの人にすや亀の商品を知ってもらえたら嬉しいですね。

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