すや亀 信州香味だより

酢屋亀本店が年4回発行する、
パンフレットに記載されたすや亀だよりを
インターネットでお読みいただけます。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

信州香味便り166号~暖簾の向こうから/教えて!みその効用2

2018-05-28 | Weblog
元気とキレイは毎日の味噌汁・みそ食から
教えて!味噌の効用 2


発酵食品の専門家で信州みそ研究の第一人者、長野県工業技術総合センター 食品技術部門 部長の吉川茂利さんをお訪ねし、最新の研究成果から解明されてきた味噌の効用についてうかがう対談の第2回をお届けします。
聞き手は当店商品開発担当部長・青木弘美。今回は「キレイ」と「若さ」のお話です。(文中敬称略)

※対談第1回の内容は前記事でも紹介しています。

糀を扱うスタッフは本当に手がきれい!
青木 
日本酒由来の化粧品のCMで、「糀室(ルビ=こうじむろ)で作業する蔵人の手がきれいなことから発想した」というのがありますでしょう。
みそ製造のスタッフも同じなんですよ。糀担当者は、男性でもうらやましいくらい手がきれいなんです。


吉川 
麹菌の発酵過程で生まれる代謝物質「コウジ酸」が、シミなどのもとになる色素メラニンを合成する酵素のはたらきを抑えることがわかっています。糀を含む食品が美白、美肌によいといわれる根拠の一つですね。
信州みその主な原料は大豆と米糀で、大豆由来の「遊離リノール酸」を多く含んでいます。これがメラニンの合成を防ぐことが、実験段階で確認されています。


青木 
日焼けが気になる季節には、毎日お味噌汁を飲むことが、美しい肌を守ることにつながりそうですね。



抗酸化作用でアンチエイジング
吉川 
また、味噌の熟成の過程で生まれる「メラノイジン」という色素には強い抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぐはたらきをもっています。加齢によって細胞の保水機能が低下していくのにブレーキをかけるので、肌のみずみずしさを保つうえでも、味噌は頼もしい食品ということができます。
メラノイジンは熟成が進んだ色が濃い目のみそに多く含まれます。


青木 
みそ汁を飲んで、色の白い、みずみずしい肌を保てるなんて、素晴らしいですね!




吉川 
「大豆イソフラボン」も重要な抗酸化物質。肌や髪のつやを保ったり、骨を丈夫にしたりする女性ホルモン「エストロゲン」と似た働きをすることがわかっています。
閉経期にはエストロゲンの減少により心身の不調(更年期障害)が起きやすくなりますが、大豆イソフラボンでサポートできるというわけです。乳がんの予防効果も確認されています。
さらに、脳の血液循環をよくする・血中の悪玉コレステロールを排除する、といった機能もわかっており、男女を問わず老化防止に役立つと考えられます。

青木 
アンチエイジングにみそ汁!これからも自信をもってお客様におすすめしていきます。



-------------------------------------------------
対談はまだまだ続きます。
次号をお楽しみに。   すや亀女将 青木弘美
コメント