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算数の教え方教えてますin東京 注意事項の再確認。

2017-09-03 12:12:20 | 算数の教え方 7

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 9月から、また新たに学習習慣の作り直し(学校のある日の勉強リズム)最中だと思いますが、もう一度お子さんの算数の勉強に付き添う際の注意事項(質の高い算数・数学の力をつける方法)をご紹介します。このブログの大きな目的は、将来お子さんが高校生になった時に高校数学に苦労しないために、今の小学生のうちから身に付けておくと良いことを伝えることです。

 中学までは数学が得意だった生徒が、高校数学になった途端に残念な成績になる子は少なくありません。特に、高校1年の秋に急激に成績を落とします。また、反対に高校数学からニョキっと成績を伸ばしてくる生徒もいます。その落とす原因、伸びる要因を含めて、数学の勉強で意識すべき事柄をお伝えします。

 まずは、何度も言ってますが途中式を書ける子にしてください。小学校、中学校とは違って、高校数学(大学入試の数学)は途中の採点です、答えのみは全く意味がありません。(途中式ない場合は答えがあっていても0点です)

 でも、答えが合うっということは間違いなく解く力はあります。だから、その解いた方法の表現の仕方さえ身に付けてしまえばいいのです。そして、この表現をすることは少し訓練が必要です。せっかく解く力がある(分かっている)のに、もらう点が低ければ自信を失います、自信を失うと次々に負のスパイラルですね。そう、解く力はあるのです、表現する力がないだけです。

 その訓練として、小学生のお子さんもちょっとした癖を身に付けてもらいたいものが、途中式をかく癖です。答えが合っているからいいやでは将来苦労することになるかもしれません。答えがあっているんです、解く力は間違いなくあります、ではその答えをだす途中の式がお子さんの手で書かれているかをお母さまが見てあげるといいのです。

 多くの方は、お子さんの問題の〇つけにおいて、間違った問題のみをやり直ししますが、合った問題をも途中の式を親子で追っていくことが大事です。そして、その途中の式がいきなり飛んでないことを確認します。式は多くていいです、小さな変化を書いていける訓練をしてください。いる式、いらない式はお子さんの成長とともに分かってきます。後から。いらない式は省くだけですが、いる式を書けないのは大きな問題です。今一度、9月からの算数の勉強の際には、途中式をきちんと書かすことを意識してみてください。

 そう、高校1年の秋に急に成績を下げる生徒の多くはこの途中式が書けないことが原因であり、徐々に成績を上げてくる生徒は高校になってから「教員の途中式を書け」の指導に素直に従った生徒が6ヵ月の期間を終えて成績を上げ始めただけのことです。

 みんなが素直に指導に従ってくれればいいのですが、中学校まで数学の得意だった生徒の中には、妙なプライドをもってしまって他人の言葉に耳を貸さない子も多いです、そうすると残念な結果に。高校3年間の中(実質2年半)で一度落ちた数学成績を上げるのはかなりのエネルギーが必要です(自信も失っていますから)。

 でも小学生の今だったら、聞いてくれそうです。今のうちから途中式を書かせておいてください。そうすると、本人が意識しないでも高校数学でつまづくことが少なくなります。

 お子さんのやり直しの際に、どうぞ丁寧に途中式を親子でたどってください。(式が飛んでいるならきちんと加えてくださいね) 



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