筑西市長 すとう茂

筑西市長すとう茂のオフィシャルブログです。
オール筑西市民力」で市政の再起動に取り組んでまいります。

障子貼り

2010年07月23日 | weblog

一昨年、父が亡くなってから、ひしひしとその存在感が分かってきました。何事にも器用な父は竹ぐね作りは得意で、大工の見習いもやっていた関係上、物置、棚、何でもござれでした。そんな血統など何処吹く風、全くといっていいほど不器用な私は、今までに何一つとして我が家のために造ったものなどありません。猫の額ほどの庭木の剪定も従弟に頼み、家長としての存在感が薄れ掛けた頃、妻が、お盆も近づいてきたから、障子貼りを頼もうと思うんだけど、との問いかけ 私としては、一大決心、何を言っているんだ、ここに職人の俺がいるでしょう 早速、工程通り障子紙に水をかけ、古い紙をはがし、糊面を特に丁寧に洗い、ビシーと決めました。初めての作業としては、80点ぐらいかとの自己採点貼り終わった障子を見ながら次への挑戦に闘志を燃やし、じーっと外の庭木を見つめました 何事もやってやれないことは無い。頑張ろうー


2日続けて申し訳ありません

2010年07月15日 | weblog
当時29歳だった私の弟から、兄貴最近、痔になって血便が出るんだよ。ウォシュレットあったら送ってくれないかとの電話でした。
今から、24年前の出来事でした。当時TO丁Oの代理店に勤めていた私は、痔か、しょうがないなあーと簡単に考えウォシュレットを送りました。それがそもそもの間違えで、既に癌に侵され末期の状態でした。
若さゆえ病状も早く進み一年と持ちませんでした。何であの時もっと真剣に痔か、癌の前哨か分かってやらなかったのか?悔やんでも悔やみきれない、自分の愚かさ、泣いても泣ききれませんでした。そんな弟に東京のお盆に当たる今日、静かに墓前に手を合わせました。
当時2歳だった子供も27歳になり、東京の高校で英語の教師をしています。
墓参りがすみ、自宅の仏壇に線香をあげ、しみじみと弟の写真を見てこみ上げるものを覚えました。
そして、トイレを借りたとき、24年前のあのウォシュレットが今もあり、身震いを覚えました。


悲しい別れ

2010年07月14日 | weblog
誰しもが平等に与えられるもの、それは、悲しい死であると思います。
少子高齢のせいか最近亡くなられる方が多く感じられる。
私は、最近、享年79歳、つくば市寺具地区のHさんの葬儀・告別式に一番前で、静かにお経を聴ききました。
聴きながら、色々と昔のことを思い出し胸にジ―ンと来るものを感じました。
常に、平常心であり、ニコニコ顔、話すときは、諭すようにいつも物静かに。
そんな人が、ある時こんな事がありました。
あれは、前々回の衆議院の選挙のときでした。ある代議士の秘書であった私は、Hさんに遊説カーの先頭役をお願いして誘導してもらっていました。ところが、ひとっこひとり街頭に支持者がいません。
それに腹を立てた、立候補者は、烈火のごとくHさんを怒鳴りつけ、周りにいる私も余りの怒鳴り声に驚き、どうしていいか分からなくなつてしまいました。
事務所の人間ならいざ知らず、ボランテァであり、一支持者であるのです。
そんな時、じーっと聞いていたHさんは、怒りもせず、いや、申し訳ないと一言
皆にガンバローと言い遊説を続けたのです。私だったら、ふざけんなーと言い帰ってしまいます。あの時の事は、今でも鮮明に覚えています。
ひつぎに静かに眠る、Hさんに花をたむけ有難うございましたと、心からお礼と合掌をしました。






充実した一日・同級生と一杯

2010年07月11日 | weblog
7月10日は、梅雨の間の晴れ間とも言うのか、陽射しがまぶしい朝8時から鬼怒緑地運動公園に地域住民の方々と共にゴミ拾いをやりました。
市役所からも応援に来て頂き1時間気持ちいい汗をかきました。
隣のグランドでは、子供達が、ソフトボール大会に備えて大きな声で走りまわっていました。この子供達の為にも、綺麗なグランド、河川を守らなくてはいけないと思いました。
その後、永岡事務所に行き、代議士と打ち合わせ、午後3時には、結城市倫理大会に参加
内田講師による、生きていくうえで危機をどう乗り切るかを聞かせて頂き、心にしみるものを感じました。
午後6時30分より、近くの食堂で同級生8人と一杯、中学時代の話から世間話まで、時間を忘れて10時過ぎまでにぎやかに過ごしました。同級生というのは実にいいもので、気を使う事もいらず、久々の充実した一日でした。

参議院選挙と防衛

2010年07月08日 | weblog
6月24日告示の参議院選挙もいよいよあと2日となってきました。
各党の主張する政策も、国民がいまいち真剣に受け止めてないような気がします。
まだ投票する人も決めてないという人が45パーセントもいるとの事。
どうしてこうなってしまったのか?釈然としません。残念でなりません
以前、佐藤総理は確か一人で7年~8年でやっていました。これは、これで弊害も出てくるものですが、最近の自民党を始め民主党までが、総理をころころ替えている。これでは、国民に信頼しろと言っても無駄なことであると思います。
こんな折、今日の読売新聞13版下の記事によると、わが国、国有である、択捉島で、ソ連軍が軍事演習をしているとの事、ふざけるなである。沖縄沖に中国軍事船が何度も行き来をし、何を日本政府はやっている。
参議院選挙は、最も大切でありますが、日本が危ない、防衛問題を真剣に考えてもらいたい