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気ままな遍路人

人生いろいろ…徒然な日記

今一度・・・。

2007-12-17 20:43:36 | 日記

今現在、互いに迷いを感じている二人(夫婦・カップル)に私の好きな詩を紹介します。

「祝婚歌」

二人が睦まじくいるためには

愚かでいるほうがいい

立派すぎないほうがいい

立派すぎることは

長持ちしないことだと気付いているほうがいい

完璧をめざさないほうがいい

完璧なんて不自然なことだと

うそぶいているほうがいい

二人のうちどちらかが

ふざけているほうがいい

ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても

非難できる資格が自分にあったかどうか

あとで

疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは

相手を傷つけやすいものだと

気付いているほうがいい

立派でありたいとか

正しくありたいとかいう

無理な緊張には

色目を使わず

ゆったり ゆたかに

光を浴びているほうがいい

健康で 風に吹かれながら

生きていることのなつかしさに

ふと 胸が熱くなる

そんな日があってもいい

そして

なぜ胸が熱くなるのか

黙っていても

二人にはわかるのであってほしい


[吉野 弘  詩集より引用]


不思議体験11

2007-12-16 23:10:25 | 不思議体験

今回の四国遍路で不思議というか、こういう事もあるんだなぁという体験をしました。

遍路もあとわずかで終わろうとしていたころ、一日を終え宿について23:00頃、床に着こうとしていたら、「〇〇・・・。」と私の名を呼ぶ母の声がしました。寝ていたわけではないので、はっきりと母の声だという認識があり、嫁に「今、母さんに呼ばれたんだよなぁ。」と言いました。

すると嫁は「お母さん、具合でも悪いんじゃないの?。」と言いました。と言うのも、過去に同じようなことがあり、電話をしてみると寝込んでいたことがあったので、嫁は今回も同じパターンだと思ったようです。

でも、今回は具合が悪そうな声でもなかったので連絡をとることもせず、そのまま寝てしまいました。

釧路に帰ってきて、実家に顔をだした時、この件に関しては忘れていたのですが、母が私に顔を合わせるなり、「あんたが遍路に行っている時、家の居間に現れてソファに座っていたよ。」と言うのです。

私は思わず「その日はいつだった?何時頃だった?。」と母に問いかけました。

すると、私が体験した日時と一致していて、ちょうど私が母の声を聞いて、遍路先からどうしているかなぁと気にしていた時間帯に母は私の姿を見ていたのです。

その事実が解った時、母も私も嫁もお互いの顔を見合わせてしまいました。

こういう事って、あるんですねぇ。


モラルはどこに・・・。

2007-12-15 20:05:52 | 日記

今日は久々に近くのスーパーに買い物に行ってきました。

そこでスーパーに来るお客さんの駐車モラルが非常に気になりました。「自分さえ良ければ良い」という考え方が手に取るように解る駐車の仕方です。

20m範囲に充分駐車できるスペースがあるのに、そんなに歩くのが億劫なのか店の玄関前に堂々と横付けして、素知らぬ顔をして店内に入って行きました。この感覚に私は唖然としました。皆さんは理解できますか?

また、障害者用の駐車スペースに健常者が堂々と止めているのも気になります。小さい子供を抱っこして車から降りてくる母親も見かけましたが、「あぁ、この子供も大きくなったら、親と同じ事をするんだなぁ。」と思いました。

何か全体的に周りに対する思いやりとか気遣いなんかが、壊れてきている気がします。極少数の人間の行為だと思いたいです。

[人の昇沈は定んで道にあり]という弘法大師の言葉があります。意味は「人が出世するか没落するかは、道理に基づいた生き方をするかどうかで決まる。」です。私自身の解釈は、「その家が繁栄するか没落するかは、物事の道理を理解するか否かである。」です。

まさに、この言葉の通り、親が子に子がまた子にと物事の道理を生き方を通して教えていかなければ、その家の将来は自ずと決まってしまいます。自分のエゴだけで生きていると、その積み重ねがどこに出てくるのかを理解してほしいです。


どうでしょうか?

2007-12-14 22:16:39 | 遍路旅

随時、旅先での写真を追加してます。なにせ写真のプロではないのでアングルなどの不備はご了承下さい。

四国遍路の写真は検索をかけると色々とありますが、どれも皆さん綺麗に撮れていて私の写真なんか恥ずかしい限りです。

「そんなとこ撮らないよ。」といわれているところなんかも自分の感覚で撮影しました。特に旧遍路道は昼間でも陽が射さないところがあり、自分が思ったよりも暗く撮れてしまったところもあります。