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過去や現在
おりまぜてます。

飴屋さんで働いてた話し。

2021-05-22 22:22:00 | パート
今の和菓子屋さんで働く前

飴屋さんで働いていた。


今のような接客や事務では無く

工場で作られた飴を計量をして、
瓶に詰めたり、
缶に詰めたりして、

販売するお店シールを貼ったり、紐で結んだりする

軽作業だった。


軽作業とは、誰にも出来ます、すぐ覚え

られます♪


という触れ込みだが


それがそれが大変な仕事だった。


検品しながらの計量。


割れたりいびつだったりの飴をハネながら計る。


どこまでOKなのかいつも迷う。


判断力の乏しい私は人の倍作業時間がかかる。


出荷先により貼るラベルも変わるし、

上げる工程も変わる。


それがなかなか覚えられない。


食品を扱っているので、清潔は徹底されている。


マスクをして髪は全てネットに入れる。


上から下まで白い作業着でエアーシャワーを浴びる。


私語なんてもっての外。


仕事が終わるとヘトヘトだった。


たまに工場が暇で半日で上がることがあり、 
その時はパート仲間でランチに行った。


10人居たが皆んな仲が良かった。


仕事中は一切喋らないので、ランチの時は話がはずんだ。


良い人達ばかりで、経営者や社員の悪口は言わなかった。


しかし、工場と同じ建物で行っていた、仕上げ作業を本社の空いた倉庫で行う事になった。


パートさん達も本社へ出社して下さい
の事だったが、誰一人行かなかった。


や、行けなかったのだ。


工場には皆自転車で15分くらいで通えたが、
本社は全然違う場所にあり、自転車で通える場所ではなかった。


仕上げは経営者親族と事務所の社員で行う事が出来る。


つまり私達は体良くクビにされたのだ。


本当に皆んな良い人達だったから、誰一人悪態つかず、感謝の言葉を述べながら退社した。


その後バラバラの勤め先が見つかった。


あれから二年いまだに10人のお付き合いは続いている。


今はなかなかランチは出来ないがLINEで近況報告をしている。


離れていても皆んな変わらずいい人達だ。


今の職場のパートと全員入れ替えたい。







根無し草 ⑨

2021-05-15 20:30:00 | 根無し草
根無し草⑦、の続きを書きたいと思って

何度も画面に向かったが苦しくて、

書けない。


もう無理に思い出さなくて良いよ。

苦しいよ。

過去は変えられないんだよ。



でも誰かに聞いてほしいよ…



昭和53年とか54年の事ははっきり覚えている。

幸せだったから。

ちゃんと育てて貰ったから。



昭和55年、私が9歳になる年。

そこが地獄の入口だった。



父とおかあさんが離婚した。



一人ぼっちで座らされていたネズミ色の

長椅子は家庭裁判所の廊下だ。


潮風に吹かれて夜遅くに電車を待ってい


た老婆二人と赤ちゃんと私。




団地とタウンハウスを行ったり来たりし

ていた。


可愛い盛りの弟をおかあさんは連れて行


きたかったに違いない。


おかあさんのお父さん、つまりおじいち


ゃんが、男の子には父親が必要だと言っ


た。


それで父の元に残ったのだ。


おかあさん、


辛かっただろう。


胸が引き裂かれそうな思いだったに違い

ない。


私はおかあさんに付いていきたいと言っ

た。

血がつながって無いから駄目なの?


と聞いた。


一緒には住め無いけど、いつでもすぐに


会えると思っていた。



あれから41年、まだ会えていない。



弟もおかあさんに会えていない。


いつか生きている間に会うことが出来た


ら、言えなかったお礼を言いたい。


一緒に暮らしたあの期間、最高に幸せだったよ。


ありがとう。


どうか、元気でいてください。





無神経

2021-05-15 11:31:00 | 日記
私は電話が嫌いだ。


長電話なんてもってのほか。


いつも長電話をしてくる人から久しぶりにかかってきた。


失礼ながら何回かスルーしたのだが、やっぱり気になってかけ直した。


コロナにかかっていたのだという。


えー?! 大丈夫ですか?!


と驚いた。



その人の話を要約するとこうだった。


繁華街に出かけていて


いつもは電車で帰るのだが


家の近くまで出ているバスを発見。


試しに乗ってみた。


電車なら10分のところを


バスは30分かけてはしった。


途中アジア系の外国人が多数乗ってきて


ずっとぺちゃくちゃしゃべっていた。


その日から体調が悪く、医者に行き


風邪薬を出して貰ったが


いつもより治りが遅かった。


今振り返るとあれはコロナだ。




↑以上の内容を1時間以上かけて訴えてきた。



2019年の年末の事だそうだ。



もちろんまだコロナなんて認知されていない時期。



この一年、何度か会ってるし、電話もかかってきている。



何故このタイミングでそう思ったのか。



コロナで亡くなられた方が多数いらっしゃる。

軽々しく口にしている事に腹がたった。



相手にしてしまった自分にも腹がたった。


時間がたくさんんある方なので色々な情報が入って来て、真剣にそう思ったのかも知れない。



今の私とは時間の使い方が違うし、流れるスピードが違うのだ。


全く相手にしないわけにはいかない相手なので、私が訓練するしかない。



パート ③

2021-05-09 10:00:00 | パート
久しぶりの出勤だった。



パートのシフトは例年の連休なら休みの取り合いになる。



昨年と今年は休みを取ってもどこへも行けないので出勤の取り合いだった。




はっきりノーの言えない私は8連休となってしまった。



ここまで休むと出勤するのがダルくなる。



案の定8日間の出来事が全く分からず、


物の配置も多少変わっており手間取る事が多くなった。





ここの職場はだらしなく、お客さんがいない時ぺちゃくちゃ雑談をしている。




私はこの雑談が死ぬ程嫌いだ。
雑談は下品な内容で聞くに耐えられない。




なるべく話しかけられないように距離を保つ様にしているが、聞きたくない話に限ってグイグイくる。




大切な業務連絡は伝えてくれない。




AさんBさんという、元々ママ友であるパートがいて、リーダーと3人仲が良い。



AさんとBさんの子どもは同じこども園に
通っている。


Bさんの子どもは朝が弱くシフトの時間に間に合わないため、AさんがBさんのタイムカードを押すことを3人の暗黙の了解でおこなっている。



以前私をお茶に誘ってきたWさんは本心ではそれを心良く思っていない。



その事も私の口から不満を言わそうとしてくる。



一番信用出来ないWさんに私は用心して何も言わない。



雑談で新しいカフェが出来た話になったとき、慌ててWさんが私の前に入りこんで来た。


新しいカフェは私を誘ったその店だ。



Wさんは小型犬のような甲高い声で、まさしくキャンキャン話す。


決して人の話を批判せず耳を傾ける。。


を、モットーにしているらしい。



だが私の事は下に見ているようで何を言っても、でもね、そうかな?と否定する。



二人で行ったお茶の時、


「私ね良い人を辞めようと思う。良くない事は良くないとはっきり言う人になる」

と、宣言していた。



一度も「良い人」と思った事が無かったので驚いた。