わてが丁稚の定吉だす。
一部の方からの熱い期待にお応えして「DEATH NOTE デスノート 前編」を観て来ました。
先週末、公開初日の「バルトの楽園」とどっち見るか一瞬迷って、悩むことなくバルトを選んだのですが、正直こっちを選んだ方が正解でしたね。観る気のなかった映画を観る機会を作ってくれたお二方に感謝。
でも、わてがこの映画を見たことは出来るだけ他人に知られたくないですよ、恥ずかしくて。こっぱずかしい。
前半は本当に観てられませんでした。正義感と露悪趣味が同居する今風のジュブナイルっぽい雰囲気が正視に耐えません。わても相当若いつもりでいましたが、この手の無能な大人をないがしろにして有能な少年が活躍する、少年誌にありがちな展開で根拠なくないがしろにされる大人の方が近い年になったことを実感させられました…。
そういったこっぱずかしい世界観がある程度提示された後に始まるキラとLの攻防戦、これが面白くて目がさめました。
シチュエーションミステリーとでもいうべき、その世界の中でのルールに基づいたテニクニカルなやり取りは絶品です。それだけで1本の映画を作れそうなヤマが、次から次へと贅沢に訪れるような感じです。しかもそのヤマを構成する駆け引きや謎を明示する伏線が(明示したら伏線じゃないですけど)、直径10センチの毛糸で編まれたセーターを解きほぐすかのように実に分かりやすくスルスルっとつながって解けていく快感と言ったら!
これっていわゆるアハ!体験ですかね?
ところがあんなに分かりやすいのに「アハ!体験」出来ない人たちがいるわけですよ。後ろにいた女子高生グループとか。
「どうしてあの人(L)、最後にポテトチップ食べてたの?」
一部の方からの熱い期待にお応えして「DEATH NOTE デスノート 前編」を観て来ました。
先週末、公開初日の「バルトの楽園」とどっち見るか一瞬迷って、悩むことなくバルトを選んだのですが、正直こっちを選んだ方が正解でしたね。観る気のなかった映画を観る機会を作ってくれたお二方に感謝。
でも、わてがこの映画を見たことは出来るだけ他人に知られたくないですよ、恥ずかしくて。こっぱずかしい。
前半は本当に観てられませんでした。正義感と露悪趣味が同居する今風のジュブナイルっぽい雰囲気が正視に耐えません。わても相当若いつもりでいましたが、この手の無能な大人をないがしろにして有能な少年が活躍する、少年誌にありがちな展開で根拠なくないがしろにされる大人の方が近い年になったことを実感させられました…。
そういったこっぱずかしい世界観がある程度提示された後に始まるキラとLの攻防戦、これが面白くて目がさめました。
シチュエーションミステリーとでもいうべき、その世界の中でのルールに基づいたテニクニカルなやり取りは絶品です。それだけで1本の映画を作れそうなヤマが、次から次へと贅沢に訪れるような感じです。しかもそのヤマを構成する駆け引きや謎を明示する伏線が(明示したら伏線じゃないですけど)、直径10センチの毛糸で編まれたセーターを解きほぐすかのように実に分かりやすくスルスルっとつながって解けていく快感と言ったら!
これっていわゆるアハ!体験ですかね?
ところがあんなに分かりやすいのに「アハ!体験」出来ない人たちがいるわけですよ。後ろにいた女子高生グループとか。
「どうしてあの人(L)、最後にポテトチップ食べてたの?」