一閃一刀

たまーに・・閃く時もあります

sure_kusaと申します。
笑える話が大好きです。

日本の処理水放出は本当に安全なのか?

2023-09-15 | 川柳





>英BBC中国語版は12日、「日本の核廃水海洋放出は本当に安全なのか、5大問題を解説」との記事を掲載した。


>1つ目の問題として「海洋放出の具体的な過程はどうなっているか」を挙げ、「原発事故後、原子炉を冷やすために大量の水が使用されており、長年の蓄積によって1000を超える巨大タンクが飽和状態になっている」と説明。


>「海洋放出はこの問題を解決するために日本の内閣が2021年に可決したもの。福島の海岸に処理場が建設され、処理された水はさらに海水で100倍に薄められる。検査の結果が基準値をクリアしていれば、パイプラインを通じて海に排出される。これは30年間続く」とした。


>2つ目の問題は「核廃水、核汚染水、処理水の区別」についてだとした。記事はまず、「原発の正常な運転の中で排出される水は一般に(中国語で)『核廃水』と呼ばれ、日本は放出する水を『処理水』と呼び、中国をはじめ反対する人々は『核汚染水』と呼ぶ」と説明。「中国は『日本は核燃料に直接触れ、60種以上の放射性物質を含む核汚染水を核廃水と同列に扱うべきではない』と主張している。


>一方、日本側は先進的な処理システム『ALPS』によって汚染水に含まれる62種類の放射性物質を、トリチウムを除いて国際基準以下に低減できると主張している」と紹介した。


>3つ目の問題は「日本による海洋放出は安全なのか」ということ。


>その上で、「トリチウムの自然界における半減期は12.3年。生体内での半減期は7~14日ほどしかない。加えて、トリチウムは体液とともに排出され人体に蓄積されにくく、放射能の影響は小さい」と説明。


>4つ目の問題は「全く問題ないと言えるか」だとした。記事は「専門家からは、放出は30年間も続くため、どんなに権威のある機関、厳密なプロセスであっても人が作業している以上は人為的なミスや問題が起こる可能性があり、一度間違いを起こせば元には戻らないとの指摘がある。


>また、トリチウム以外の放射性元素に焦点を当てるべきとの専門家もいる。ストロンチウム90、ヨウ素129、セシウム137は半減期がはるかに長く、骨や歯、甲状腺などに数十年にわたって残り続けるためだ」と説明した。


>5つ目の最後の問題は「中国と日本の立ち位置をどう見るか」について。記事は「放射能という目に見えず、理解しにくい一方で致命的な物に対し、人々は大きな恐怖を抱く。中国はこのような恐怖を背景に、日本の放出を大々的に宣伝し、パニックと嫌日感情を増幅させた。専門家の中には、米国の中国封じ込めに追随する日本へのけん制だと解釈する人もいる」と指摘。


>政府はその他の処理方法も検討した上で、総合的な判断として、現段階で最も実行・追跡が可能な方法として海洋放出を選んだとしているが、反対派からは『最も安全な方法ではなく、最も低コストな方法を選んだ』との声もある」とした。


感想)
希釈されたトリチウムは、(ほぼ)無害。
問題は、将来にわたる残留核種の生物体系(生物濃縮)・環境への未知の影響。
その「基準値」の設定。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 楽しみな「無料接種」 | トップ | ウクライナ戦争解決への糸口 »

コメントを投稿

川柳」カテゴリの最新記事