おもむくままに・・・!

ゆったりと、流れのままに、拾いもしない、捨てもしない・・・。 おもむくままに・・・そして私がいる。

初夏のひと時

2017-05-23 16:46:44 | Weblog
少し 歩けば
汗ばむ ので
木蔭のある 歩道は 
砂漠の オアシス

こころ急く ときは
車で 通り過ぎて
気づかないけれど

歩いてみると
歩道の傍の 店舗が
水遣りを 怠らないのか
可憐な 四季の花の花壇が
気持ちを 和らげてくれる

思いやりは
気まぐれでは 出来ない
毎日の たゆまない
心遣いが
偲ばれる

此処にも 暮らしがある

だれか 一人のためではなく
自分だけのためでもない
思いやりが そこ ここに
あふれた街なのに

時々 一人で生きているような
気持ちで いるのは
こんな 無償の行為を
ひそかに 続けている人に
無礼なことだと
反省することしきりな
初夏の ひと時


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すれ違い

2017-05-23 14:24:51 | Weblog
気持ちの整理には
あなたの助言が
不可欠で
肝心のあなたは
どこか 違うことに
関心を寄せているから

長い時間かかっても
なんの 解決もできない

ひとりでは 決められない
わたしのために
ちょっと 時間をさいて



思っているだけで
あなたは 
なにも知らないのだから
あなたのせいでは 
無いのだけれど

このままでは
いつものように
独りよがりの
悲しい結末 が

こうして 
たすけが 必要なとき
せめて
あなたと 視線があえば
わたしの 異変に
気づいてくれるでしょう

きっと そうよね









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モンスターになる

2017-05-23 00:46:26 | Weblog
脅迫観念 というのは
自分の 妄想から
派生した モンスターである

モンスターを誕生させる力が
強い者が 異常であるとは
言えないが
モンスターに左右されないで
暮らしていける人が
ほとんど だとすると
モンスターと対話しながら
日常を 過ごしているのは
少数派である

モンスターにも色々あって
弱虫もいれば 剛毅なのもいる

他人のことばかりきになる

常識の範囲を逸脱することだけを
恐れている

自分の意見をもたない

なんでも順番が 優先される



枚挙すれば 限りがないが

私事だけを 書き記して
納得している わたしは
何モンスターに 属するのだろうか


できれば 愛されるモンスターに





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こだま

2017-05-22 19:47:41 | Weblog
勇気をだして
思いを告げても

こだまになって 返ってくる

秘密の壺に
吹き込んで
密封して
土に埋めて

こだまを 聞く虚しさよりも
こころの こだまで
なぐさめて

明日を待とう



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逢いたい

2017-05-22 11:00:13 | Weblog
逢いたいと思った
逢って確かめたかった


わたしの未来を 持ってきたか
わたしの旅立ちを 手助けするというのか

未来への 切符を
用意したのか

スーツケースは
スケジュールは



あなたの返事如何で
あなたが 導く未来を
見に行っても いい

わたしの言葉で 戸惑うのなら


すぐひき返して



ここへ来てはいけない

二度と



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こころの紐

2017-05-22 00:24:53 | Weblog
馬鹿げたことだと
笑うだろうが


私の心の端に
紐が付いていて

時々 誰かが引きにくる


それは
神社で 礼拝の前
鈴の綱を
ガラン ガラン と引くように


あるいは
逃げた仔犬の リードを
ぐィと 引くように


または
幼子とつないだ手を
引き寄せるように


あるいは又
あやとりの糸のほつれを
解くための 所作のように


馬鹿げたことだが


わたしは その時
私が納得できる 力加減で
引き寄せてくれる
あなたの存在を 待っている




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波と砂と小石

2017-05-21 16:58:45 | Weblog
干潮のとき 
波打ち際で
きれいな 小石を 
拾い集めて
ならべ

ペンで あなたの名前を書く
一つ一つに 一文字ずつ
ひらかなで 書き記す

残りの 二つに
す き と 書いて

きれいな 小石を
もっと さがす

三個 あった

それぞれに
き ら い と書いて
砂を かぶせる

小石たちを 置き去りにして
翌日 同じ砂浜を
さがして歩いた

あなたの名前と
す き がみつかれば

この恋は 確かなものになると
一人占い で
きめていた

なまえは 見つからなかった
す き もどこかへ 
行ってしまった

埋めたはずの
き ら い だけが
砂の中から 顔を出していた。

その後 何日か 経過して
ひとつの恋が 終わった






  
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庭の法廷

2017-05-20 23:55:08 | Weblog
庭に植えた カラーが
咲き競って それぞれに
凛としている


その姿を 見ているのが好き

彼女たちも 見られるのが
好きらしい


一輪だけでも 存在感が
他を 圧倒する

それが 数輪となると

いつも 何かを語りかけてくる



あの時の 態度は卑怯だ
あの時の 行いは 女々しい
あの問いは 卑劣だ

正直に 有りのままで
生きるべきだ

彼女たちは 正義の
判定人の顔をする


そして わたしの
よき理解者でもある


わたしの庭の法廷を 常に
正義が行われるように
守っている



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偲ぶ会で

2017-05-20 12:29:07 | Weblog
逝った人を 偲ぶ会で
こころが 空っぽであることに
気づいたとき

哀しみに浸るよりも
自分の 心のあり方を
疑ってしまった

そんなに 親しい人ではない
こころが 虚ろになるほどの
思い入れも無かった

日常的な 接点が
普通に あるだけの間柄

それでも 
現世から 逝くという
離別の 重い思いが
沸いてくるのが 当然であるはず


こころに 入り込まないように
わたしは 自分の心に
バリア を張る すべを
いつの間にか 身に付けていた

無感覚になれる すべを
身に着けている 
自分に 気づいて 唖然とする
一方で
それを憐れと 
思う気持ちもある

人は かくも
複雑な 生き物である
とりわけ わたしは・・・





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二人の狭間で

2017-05-19 19:13:11 | Weblog
口の重たい人 と
決して饒舌ではないけれど
クールに 話を運べる人

二人は 
幼いときからの親友同士

今 二人に出会ったら
わたしは どちらを選ぶだろう

どちらも 頭脳明晰
スポーツ 万能
ルックスも 10人なみ以上
男女問わず 憧れの的

口の重たい人に 
選ばれたわたしは
彼の ガールフレンドの役割を
つとめていた
ローティーンのころは
それが 自然な流れで
否というには 幼すぎた


それを 決めたのは
もう一人の 彼だ
まるでキューピットのように
二人の間を 
結びつける役割を 果たした

小さな紙切れ
廊下のすれ違いざまの小声の
メッセージ
すべて キューピットが
介入した

成長して 成人になるころには
季節の変わり目
帰郷の 折りにふれ
二人で やってきては
子供だったころの話で
盛り上がった


いまでは
沢山の こころの襞を
経験した わたしと
同じく 人生の波風を
過去に持つ 二人と

あのとき
本当は キューピットのほうが
よかったなんて
死んでも いうことは
無いだろうけれど


今 二人に出会ったら
わたしは どちらを選ぶだろう



















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同居人

2017-05-19 13:29:56 | Weblog
なんだか 気だるい
そう 思っているとき
体の調子が悪いのか
こころが 病んでいるのか
解らないことが 多い


そんな時は 無性に
トムとチィが いとおしく思えて
頬ずりしたりして
異常接近する


普段は 存在が 当たり前で
それぞれが 思い思いの
暮らし方
時折の アイコンタクトだけの
ただの 同居人


よくぞ この不条理な
愛し方に
耐えてくれた・・・


後になって 
その存在の大きさを 
思い知ることになる




これは かつての同居人 ベスの画像です

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突然のとき

2017-05-19 02:49:14 | Weblog
突然の雨風に
正気をなくしたように
逃げまどう 町中


傘のない人は 近くのカフェや
レストラン コンビニ に 転げ込み


たまたま 映画館の近くにいたものは
見たくもない 映画を 見ることになり


書店にいたものは 買うつもりのなかった本を
買ってしまう


傘を一つ持っていた カップルは
肩を抱き合い 小走りに
路地に逃げ込み
このまま 雨が止まなければいいと願う


若者は 濡れることをいとわず
雨の横断歩道を 一足飛びに駆け抜け


初老の人は 一層背をまるめて
おぼつかない 足取りで 
信号を 確認して 立ち止まる


町中が 雨の洗礼で
本当の姿に 立ち戻り
それぞれの形で 身を守る



その時 花木たちは
ありのままを 受け入れている


それは 街角の初老の人のようだ
何とはなく 泰然としているように
思われてならない



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拒否

2017-05-18 12:28:45 | Weblog
拒否したあとの 気まずさ
それは
すぐには 形にならない

10日ぐらいすると
拒否を 受け入れてくれた
という 安心 

20日ぐらいすると
あれでよかったのか
という 自問

30日ぐらいすると
傷つけてしまった
という 危惧

40日くらいすると
その後 どうしたんだろう
という 懸念

50日くらいすると
もう一度顔を合わせたら
という 取越し苦労


そして 徐々に
過去の人になっていく


郷愁のような
胸の中の
わだかまりの形となって
わたしの 生き様を
創っていく


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幸せ病

2017-05-17 16:38:19 | Weblog
バラの垣根の 向こうに
幸せの 時間が 流れている

手入れの行き届いた 花壇と
仔犬が 遊ぶ 芝生

その前を そそくさと
通り過ぎる 

幸せ病に 感染しないように
一刻も早く 素通りする

通っただけで すでに
感染 したかもしれない

幸せ病は 持たない者には
ひどく つらい
特効薬のない 
時間との 戦いになる




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恋ごっこ

2017-05-16 22:48:55 | Weblog
愛という言葉で
誘う

信じるという言葉で
惑わす



飽きるという言葉で
震わす

退屈という言葉で
怯えさす



言葉の 罠にかかった少女は
一度に 数年を生きて
老いていく

それは 恋ごっこ


もとには戻れないという
魔法にかかって
大切なものを 失くしていくことに
気づかない

魔法の鏡の 裏の世界


夢物語にすぎないのに
少女は 大切なものを
その時代に 
置き忘れてきてしまった




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