↑の写真は、ブログネタが尽きてビニール袋に電線を詰めて撮ったものではない。
れっきとしたラクリツィである。前回ご紹介の L-015 KOUVOLAN LAKRITSI 360gと同時にみほこさんより頂いたものである。
同時に頂いたので、てっきり KOUVALAN LAKRITSI OY の製品かと思っていたのだが、同社のWebサイトではこのような製品を見つけることができなかった。
というわけで、ただの「LAKRITSIT」という表記に留めた。
ひものような形状のラクリツィは、以前 L-012 HARIBO ROTTELA SCHNECKEN 100gを紹介したことがある。
ひも状のラクリツィは、フィンランドのイベントやお祭りの露店でよく見かける一品なのだ。
また、かつてアメリカへ行った折にも、黒いひも(リコリス味)や赤いひも(シナモン味)を食べたことがあるので、欧米ではごく普通のお菓子だとも言えるだろう。
↑の写真は、昨年3月ラハティで開催されたラハティ・スキーゲーム(ワールドカップ)観戦の折に、たまたま撮影した露店のお菓子屋さんの一コマなのだが、商品ケースの奥のほうには、ひも状のお菓子が並べられている。
彼の地の子供たちにとっては、決められた「お菓子の日(karkki päivä)」以外に、お好みのお菓子を食べられる特別な日でもある。無造作にビニール袋に入れられたひも状のラクリツィを持ち、嬉々とした子供たちも見受けられるのだ。
ひも状のラクリツィをちぎらずにそのまま口へ運び、一本を丸ごと食べ切るのが、醍醐味である。
(「お菓子の日」については、フィン語仲間のmikamyyさんのブログで紹介されているのでご覧頂きたい。)
【テイスティング】
黒いもの以外は円形の断面で、直径0.8cm。芯に直径0.4cmのラクリツィがあり、その周りを風味付けされた材料が覆っている。
黒いものは、直径0.6cmのものが3つくっ付いた状態になっている。
一つ一つは、中空の管状になっている。
長さは、だいぶ食べてしまったので正確な長さは忘れてしまった!が、どれも75cm位だったと思う。
この他に黒と白のものもあったが、完食してしまい写真に撮ることができなかった。
以下は、各色ごとにご紹介したい。
奥から。
「茶色」は、コーヒー風味。
「黄色」は、バナナ風味。
「黒」は、普通のラクリツィ(甘草風味)
「緑色」は、メロン風味
「ピンク」は、イチゴ風味。
そして、写真に撮れなかった白と黒のものは、白い部分がミント味であった。
どれも、人工的なフレーバーを使用しているので、香りプンプン、極甘で、黒いもの以外でラクリツィの風味を感じるには、注意力が必要である。
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フィンランドの日の出、日の入り
2006年10月26日(木)
場 所 | 日の出 | 日の入り | 日の長さ | 前日比 |
UTSJOKI ウツヨキ フィンランド北端部 北緯69度45分 | 09時13分 | 16時38分 | 07時間25分 | -9分 |
SAARISELKÄ サーリセルカ ラップランドのリゾート地 北緯68度20分 | 09時00分 | 16時48分 | 07時間48分 | -9分 |
SODANKYLÄ ソダンキュラ ラップランド 北緯67度22分 | 08時56分 | 16時58分 | 08時間02分 | -7分 |
ROVANIEMI ロヴァニエミ 北極圏の南8Kmラップランド最大の都市 北緯66度33分 | 08時54分 | 17時08分 | 08時間14分 | -6分 |
OULU オウル フィンランド北部の大都市 北緯65度00分 | 08時47分 | 17時17分 | 08時間30分 | -7分 |
HELSINKI ヘルシンキ フィンランド南端部 北緯60度10分 | 08時28分 | 17時40分 | 09時間12分 | -5分 |
東京 日本 北緯35度40分 | 05時57分 | 16時53分 | 10時間56分 | -2分 |
※上記の時間は、FINNISH METEOROGICAL INSTITUTE のデータを基に作成致しました。
比較対照用に東京の日の出、日の入りを追加。(国立天文台天文情報センター暦計算室より)
※表の上から下に行くに連れて緯度が低くなっています。薄い黄色地の都市はラップランド(北極圏)の地域です。
注:フィンランドとの時差は現在夏時間なので-6時間。