今日ご紹介するのは、ドイツからの一品。これで黒いお菓子の紹介は36品目となった。
日本でも馴染みがあるHARIBO社のサルミアッキである。
今やHARIBOのグミは輸入食料品店のみならず、近所のコンビニでも見掛けるようになった。が、さすがにこの一品は日本には輸入されていない。
同社についてはホームページによると、ボンの近くにあるFriesdorfというところで生まれたHans Riegelが1920年にボンで創業したとある。そして、1922年には熊の形をしたフルーツ・グミを発表している。グミ界の古参といえるだろう。
この一品は、家人がドイツに旅行する際に、「旅行に行くなら、黒い菓子を買って来い!」という命令で手に入れたものである。
SALINOというネーミングついては残念ながら、不明である。
【テイスティング】
形状的には、典型的なサルミアッキの形(salmiakkikuvio)である菱形。愛称であろうかSALIという名が浮き出している。
大きさは、長いほうが2.5cm、短いほうが1.5cmで、フィンランドで有名なHALVA社のサルミアッキの粒の大きなタイプのものよりも若干小さい。
MIT SALMIAK(サルミアッキ入り)という記述が目に付くが、その実体はどうであろう。
サルミアッキ独特の塩気を感じるが、北欧ものと比べるとマイルドである。甘草エキスの風味もそこそこ、そしてミントであろうか、若干スースー感がある。
他の香料の影響からか、アンモニア臭が感じられない。
が、噛んで味わうと甘草の風味が豊かに溢れだし心地よい。これはこれでいいものだ。
パッケージに子供の絵が描かれているように、お子様の味覚向けの調整がなされているようだ。パッケージにはHARIBO製品共通のキャッチフレーズ HARIBO MACHT KINDER FROH UND ERWACHSENE.(ハリボは子供と大人を元気にする。)と書いてある。万人に愛されるサルミアッキである。
過激な味付けのものが欲しければ、北欧ものに頼るしかいないようだ。
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フィンランドの日の出、日の入り
2006年10月17日(火)
場 所 | 日の出 | 日の入り | 日の長さ | 前日比 |
UTSJOKI ウツヨキ フィンランド北端部 北緯69度45分 | 08時33分 | 17時21分 | 08時間48分 | -8分 |
SAARISELKÄ サーリセルカ ラップランドのリゾート地 北緯68度20分 | 08時24分 | 17時27分 | 09時間03分 | -8分 |
SODANKYLÄ ソダンキュラ ラップランド 北緯67度22分 | 08時23分 | 17時35分 | 09時間12分 | -8分 |
ROVANIEMI ロヴァニエミ 北極圏の南8Kmラップランド最大の都市 北緯66度33分 | 08時22分 | 17時42分 | 09時間20分 | -7分 |
OULU オウル フィンランド北部の大都市 北緯65度00分 | 08時18分 | 17時49分 | 09時間31分 | -7分 |
HELSINKI ヘルシンキ フィンランド南端部 北緯60度10分 | 08時05分 | 18時06分 | 10時間01分 | -5分 |
東京 日本 北緯35度40分 | 05時49分 | 17時04分 | 11時間15分 | -2分 |
※上記の時間は、FINNISH METEOROGICAL INSTITUTE のデータを基に作成致しました。
比較対照用に東京の日の出、日の入りを追加。(国立天文台天文情報センター暦計算室より)
※表の上から下に行くに連れて緯度が低くなっています。薄い黄色地の都市はラップランド(北極圏)の地域です。
注:フィンランドとの時差は現在夏時間なので-6時間。