JUSSI SALMIAKKINEN (ユッシ☆サルミアッキネン)

フィンランド各地の日の出、日の入り時間の変化をウィークリーでご紹介します。

S-022 HARIBO SALINO SALMIAK-LARITZ 200g

2006-10-17 11:13:46 | 今日の一品(サルミアッキ)
 
今日ご紹介するのは、ドイツからの一品。これで黒いお菓子の紹介は36品目となった。
日本でも馴染みがあるHARIBO社のサルミアッキである。
今やHARIBOのグミは輸入食料品店のみならず、近所のコンビニでも見掛けるようになった。が、さすがにこの一品は日本には輸入されていない。
同社についてはホームページによると、ボンの近くにあるFriesdorfというところで生まれたHans Riegelが1920年にボンで創業したとある。そして、1922年には熊の形をしたフルーツ・グミを発表している。グミ界の古参といえるだろう。
この一品は、家人がドイツに旅行する際に、「旅行に行くなら、黒い菓子を買って来い!」という命令で手に入れたものである。
SALINOというネーミングついては残念ながら、不明である。



【テイスティング】
形状的には、典型的なサルミアッキの形(salmiakkikuvio)である菱形。愛称であろうかSALIという名が浮き出している。
大きさは、長いほうが2.5cm、短いほうが1.5cmで、フィンランドで有名なHALVA社のサルミアッキの粒の大きなタイプのものよりも若干小さい。

MIT SALMIAK(サルミアッキ入り)という記述が目に付くが、その実体はどうであろう。
サルミアッキ独特の塩気を感じるが、北欧ものと比べるとマイルドである。甘草エキスの風味もそこそこ、そしてミントであろうか、若干スースー感がある。
他の香料の影響からか、アンモニア臭が感じられない。

が、噛んで味わうと甘草の風味が豊かに溢れだし心地よい。これはこれでいいものだ。

パッケージに子供の絵が描かれているように、お子様の味覚向けの調整がなされているようだ。パッケージにはHARIBO製品共通のキャッチフレーズ HARIBO MACHT KINDER FROH UND ERWACHSENE.(ハリボは子供と大人を元気にする。)と書いてある。万人に愛されるサルミアッキである。

過激な味付けのものが欲しければ、北欧ものに頼るしかいないようだ。

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フィンランドの日の出、日の入り

2006年10月17日(火)
場  所日の出日の入り日の長さ前日比
UTSJOKI ウツヨキ
フィンランド北端部 北緯69度45分
08時33分17時21分08時間48分-8分
SAARISELKÄ サーリセルカ
ラップランドのリゾート地 北緯68度20分
08時24分17時27分09時間03分-8分
SODANKYLÄ ソダンキュラ
ラップランド 北緯67度22分
08時23分17時35分09時間12分-8分
ROVANIEMI ロヴァニエミ
北極圏の南8Kmラップランド最大の都市 北緯66度33分
08時22分17時42分09時間20分-7分
OULU オウル
フィンランド北部の大都市 北緯65度00分
08時18分17時49分09時間31分-7分
HELSINKI ヘルシンキ
フィンランド南端部 北緯60度10分
08時05分18時06分10時間01分-5分
東京
日本 北緯35度40分
05時49分17時04分11時間15分-2分

※上記の時間は、FINNISH METEOROGICAL INSTITUTE のデータを基に作成致しました。
比較対照用に東京の日の出、日の入りを追加。(国立天文台天文情報センター暦計算室より)
※表の上から下に行くに連れて緯度が低くなっています。薄い黄色地の都市はラップランド(北極圏)の地域です。
注:フィンランドとの時差は現在夏時間なので-6時間。