久々の今日の一品の登場である。前回サルミアッキを紹介したのは、3月14日だったので、およそ70日ぶりの本編復帰となる。
HUNAJAとはフィンランド語で、蜂蜜のことをいう。ということで、サルミアッキ蜂蜜のご紹介である。
上の写真でもお分かりのように、中身が黒い色をしていて、ドキッとする。
これは、フィン語仲間のJuukoさんからの頂きものであるが、彼女は、ハッキリ言ってサルミアッキは嫌いなのであるが、ヘルシンキのSOKOS VAAKUNAの地下にあるスーパーマーケットで、土産物を物色中にこれを見かけた途端、私の顔を浮かび、買わずに帰れなくなったそうだ。私の「黒いお菓子」を引き付ける念力は、ますます強力になってきているようだ。恐るべし!
Juukoさんは渡芬の度に、いろいろと黒いお菓子を買ってきて下さり、このブログを支援して下さっている。KIITOKSIA PALJON! 今夏の渡芬の折にも宜しくお願い致します。(なんちゃって!)
さて、本題に戻るのであるが、この製品を作った KORPIAHON HUNAJA OY という会社は Varpaisjärvi というところの養蜂所である。同社のホームページをちょっと覗いてみたが、経営者らしき夫婦やその子供の写真が掲載されているところを見ると、家族的な規模の会社のようだ。
【テイスティング】
上の写真は、それを瓶から取り出してた様子である。黄色い蜂蜜に黒っぽい微粉状のものが、混ざっている感じだ。
試しに口に運んでみる。糖分が結晶化して、ジャリっとした感じがする。
???!!
蜂蜜の香りと味が口腔内に広がってくる。蜂蜜としてはおいしい部類だと思うのだが、肝心の黒いモノの存在はどこに? “あれれぇ、いないよぉ!”なのである。
恐る恐る食品成分表を見てみるとサルミアッキらしい表示がない!
【食品成分表の写し(フィンランド語)】
Ainekset(成分): Hunajaa(蜂蜜)、luontaisia ja luontaisenkaltaisia aromiaineita(天然および天然に準ずる香料物質)、musta väriaine E153(黒色色素)としか書かれていない。えっ、SALAMIAKKIはどうなっているの?
サルミアッキはたとえ入っていても、分からないほどしか入っていないようだ。
で、私は考えを変えた。“これは、ジョーク・フードでは?”と。
そう考えれば、楽しいじゃないか!
みなさん、どう思います。これ?
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フィンランドの日照時間ウォッチング(注:晴れた場合を想定)
2006年5月25日(木)
場 所 | 日の出 | 日の入り | 日の長さ |
UTSJOKI ウツヨキ フィンランド北端部 | なし | なし | 24時間00分 |
ROVANIEMI ロヴァニエミ 北極圏から南8Kmラップランド最大の都市 | 02時51分 | 23時42分 | 20時間51分 |
HELSINKI ヘルシンキ フィンランド南端部 | 04時22分 | 22時15分 | 17時間53分 |
ノルウェーは、漢字で「諾威」と書くので、渡ノルウェーは「渡諾」と書くのでしょうかね。
今回は70日ぶりのサルミアッキ紹介だったので、キワモノを優先順位を上げてアップしました。
akira様から頂いた一品も、先日撮影が終わり、試食・評価期に入っておりますので、近々紹介させて頂きます。
なかなかの骨太な作りで、気に入っております。
もう少しお待ち下さい。
私の渡フィンの際には何かしら
絶品を探して進呈したいと思います。
前回の渡ノルウェーの時のサルミアッキは
ちょっとベタ過ぎましたね。(苦笑)