夏休みが終わり、街に登下校の風景が戻った。節電対策が叫ばれ、今年の夏はことのほか暑く感じた。夏バテしないように早寝・早起きに務めて元気な生活を家族で目指した。生活のリズムを取り戻すのに一苦労という児童や生徒もいるだろう。幸い同居する孫たちは学童保育や保育所に盆休み以外通学して8月をリズミカルに過ごした。スケジュールには日、週、月などの単位があるが、“生活のリズム”を考える際は、「1週間」を基準にするのがよいという。うつ病や睡眠障害が専門の西多昌規医師は“「1日」「1カ月」よりリズムに 乗りやすく、「頭の中」でイメージしやすい”と、「週単位」で考えることを提唱している(『水曜日に「疲れた」とつぶやかない50の方法』朝日新書)。もちろん、「1週間」が該当しない場合も多い。厚生労働省の調査によると、労働者の約2割が深夜業務に携わっているそうだ。西多医師は、「夜勤明けはサングラスをかけて家路に就く」など、交代制勤務の人々にも具体的な助言を送る。朝の強い日光を避けることが、午前中の心地よい仮眠を助けるそうだ。私の毎日の生活も、「水曜日は定時退社」など、“週間リズム”を確立すると、前進の勢いを生む。そのうえで、私自身も無理や無駄のない生活などを考えた柔軟な対応が必要だ。めりはりのある離合集散の活動のリズムをつくりながら、皆が何でも話し合える『仲の良い家族』をモットーに皆で知恵を出しあっている。
本日の読書:1/1,753冊目 おとうさんは同級生 澤本嘉光著 幻灯社
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![]() | おとうさんは同級生 価格:¥ 1,470(税込) 発売日:2012-07-19 |