独り言です。東日本大震災・福島原発・節電・日本経済の低迷の中にあって平和ボケの話。通っているスポーツクラブに人気の社員インストラクターがいた。バラエティに富んだ多様なレッスンプログラムを優秀なスキルで教え、面対応力も好感が持て、会員から好感度は他を圧倒していた。むしろ、店側は彼に依存しすぎたかもしれない。いわゆるイケメン男子。店舗の副店長も務めていた人物。女性群に抜群の好感度で数年間、クラブを盛り立ててきた功労者。彼が念願の体育教師の途が開けて6月末に退社することになった。採用された理由は「ダンスの教え」が出来る才能にあったと聞く。学校の体育授業も大きく様変わりしているのにはびっくりさせられた。スポ根で教えるのがもはや体育ではなさそうだ。クラブレッスンは事前に、レッスンごとにコーチの担当有無が知らされて、彼が事情でレッスンに入らないことが分かるとお目当てにしているメンバーさんは絶対来ない。こういう現象をよく目の当たりにした。キッズスイミングも担当しているので幼い子供たちからは「イエローマン」と称され、人気者。彼が担当するオフ会(クラブイベントや飲み会)はいつも満員盛況だった。オフ会で、私は記念のスナップを撮ることが多かった。必ずツーショット。貸し出した画像CDは彼女らの携帯待ち受けにちゃっかり収まっていた。クラブを離れていくのはクラブ利用者として残念だが、もともとは利用する会員自身がウェルネスな体作りに来るのが本来の目的だと思うのだが、いい大人がミーハー的な利用はどうなんだろうと思う。代行するコーチの身になって考えると本末転倒かな。退職目前の日曜日にファイナルレッスンと飲み会が催された。私は欠席。どっちみち、騒がしいだけで誰もお互いの話を聴こうとしないし、盛り上がることはない。でも満員御礼・札止め。後から聞いた話では、飲み会は2次会・3次会と延々夜明け前まで続いたそうだ。酔いも手伝って、掴み合いまでなかったそうだが口論になり、しこりが残ったそうだ。クラブ側は7月からの新しいレッスンメニューに彼がいなくても十分に楽しいプログラムを用意した。でも、彼がいないと退会するメンバー様もいるのでは。クラブ運営が一人のコーチに振り回されるのがいいのか・悪いのか。数少ないプライベートタイムを楽しむのにメンバーシップな施設で、なんだか身勝手な振る舞いを自身も自省が必要。メンバーシップという言葉が不毛に見えてくる。反対にイケメンでなくジャニーズ系男子は男性会員に人気があってもご婦人には不評だと関係者から聞いたことがある。不評のみならず「辞めさせろ!」というとんでもない非難や直訴もあるそうだ。人権蹂躙だよ、これは。もはや怖いもの知らず。スポーツクラブって怖い所。ともかく、「イエローマン」のご発展を祈ります。
本日の読書:1/1,173冊目 笑いの力 笑って生き生き 井上 宏著 関西大学出版部
笑いの力―笑って生き生き
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2011-01