高齢者の間違いではない。定年を迎えた人材ばかりの派遣会社の名前が高齢社と言います。上田社長は自らパーキンソン病になりながらも「高齢者に働く場と生きがいを届けたい」と日夜奮闘されています。急速に高齢化が進む日本で、高齢者に嫌われる会社に未来はありません。
高齢者に優しい商品、サービス、人材活用をしていかなければ、会社自体も存続できない時代になっています。高齢社は、経常利益の三割を社員に還元するやさしい小さな会社。世界一誇りにしたい会社です。上田社長の「社員中心主義」は戦後の混乱で父親が失職し家族が大きな犠牲を払ったことから生まれました。企業はリストラをしてはいけない信念を持っています。強者のみが生きていける風潮の日本。弱者にたった社会構築の再生が求められています。
高齢社の稼働率は70%を優に超えています。大手の派遣会社のそれは15%未満です。規模拡大のために登録社員数をむやみに増やしているからです。東京ガス出身の上田社長はやがて子会社を建て直し、さらに協力会社の再建もしました。その経験から自分が持っている技術や経験を活かして企業や社会の活動に寄与し、対価として賃金を得る行為は、人が社会と関わる原点です。就労は週に三日以内。月収はざっと8万~10万程度。夕方には業務を終えた社員が続々と高齢社に集まります。お目当ては会社にあるビールや飲料。会社の応接室が解放されわいわいがやがやと一日の報告を語り合って切磋琢磨されるのです。小さくても構わない。人が生き生き働ける職場ならと感じます。
本日の読書:1/797冊目 高杉晋吾著 谷間の虚構 八ツ場ダム 三五館
高齢者に優しい商品、サービス、人材活用をしていかなければ、会社自体も存続できない時代になっています。高齢社は、経常利益の三割を社員に還元するやさしい小さな会社。世界一誇りにしたい会社です。上田社長の「社員中心主義」は戦後の混乱で父親が失職し家族が大きな犠牲を払ったことから生まれました。企業はリストラをしてはいけない信念を持っています。強者のみが生きていける風潮の日本。弱者にたった社会構築の再生が求められています。
高齢社の稼働率は70%を優に超えています。大手の派遣会社のそれは15%未満です。規模拡大のために登録社員数をむやみに増やしているからです。東京ガス出身の上田社長はやがて子会社を建て直し、さらに協力会社の再建もしました。その経験から自分が持っている技術や経験を活かして企業や社会の活動に寄与し、対価として賃金を得る行為は、人が社会と関わる原点です。就労は週に三日以内。月収はざっと8万~10万程度。夕方には業務を終えた社員が続々と高齢社に集まります。お目当ては会社にあるビールや飲料。会社の応接室が解放されわいわいがやがやと一日の報告を語り合って切磋琢磨されるのです。小さくても構わない。人が生き生き働ける職場ならと感じます。
本日の読書:1/797冊目 高杉晋吾著 谷間の虚構 八ツ場ダム 三五館