景気回復を願う昨今です。国内外の要因で「先行きに不透明感」があり、回復の速度が鈍りそうだと見られている。中小企業をはじめ、事業を営む従業員・経営者の苦労がしのばれる。ビジネス雑誌や書籍には奮闘する経営者を数多く紹介している。「他社がまねできないサービスを提供」(ピアノ運送会社)、「大手の参入がない市場で、自社商品の需要を掘り起こす」(塗布装置の設計・販売会社)など、独創性を磨き、新たな販路を開く努力を重ねることで不況下でも安定した経営を維持している。むしろ躍進している。
優良企業と呼ばれる“いい会社”とは何か。それは業績を上げている点はもちろんだが、それだけではない。「日本で一番大切にしたい会社」(あさ出版)で、著者の坂本光司・法政大学大学院教授は6千社を越す企業研究を通じて企業経営の要点を提示している。本当の企業経営とは社員と家族、下請け、協力会社、顧客、地域住民、株主の幸福のために誠実な仕事をすることだ、と。
前出の経営者も従業員を大切にし、協力会社と共に発展することを願い、顧客に喜ばれ地域に貢献する仕事をする中で業績を伸ばしている。利益至上主義を超え、社会貢献や人間の幸福を目的とする。企業の在り方が問われているように思えます。
本日の読書:1/851冊目 山本兼一著 命もいらず名もいらず 下巻 NHK出版
優良企業と呼ばれる“いい会社”とは何か。それは業績を上げている点はもちろんだが、それだけではない。「日本で一番大切にしたい会社」(あさ出版)で、著者の坂本光司・法政大学大学院教授は6千社を越す企業研究を通じて企業経営の要点を提示している。本当の企業経営とは社員と家族、下請け、協力会社、顧客、地域住民、株主の幸福のために誠実な仕事をすることだ、と。
前出の経営者も従業員を大切にし、協力会社と共に発展することを願い、顧客に喜ばれ地域に貢献する仕事をする中で業績を伸ばしている。利益至上主義を超え、社会貢献や人間の幸福を目的とする。企業の在り方が問われているように思えます。
本日の読書:1/851冊目 山本兼一著 命もいらず名もいらず 下巻 NHK出版