「出来ることは小さいかもしれない。けれど、いても立ってもいられない」。方言語りで紙芝居ボランティアをしている福岡県のとあるご婦人が、新潟へ向かった。6年前の10月23日に起きた新潟県中越地震。10万人以上の市民が避難を余儀なくされた。自然が見せ付ける破壊力には「人間の小ささ」を思い知らされる。しかし、危機を乗り越えようとする不屈の努力、暖かい支えあいのなかに「人間の大きさ」を見出すことも出来る。
先のご婦人は病の影響で足が不自由ななか、山古志村(現・長岡市)の人々が身を寄せる避難所を慰問。その真心に被災者は涙で再起を誓った。半年後、婦人は再び、紙芝居を手に長岡市に。復興へと力強く歩み始めた人々の再会は、今度は笑顔に包まれた。
地震から6年の10月23日夕刻、当時、被害の大きかった魚沼市では、人々のより豊かな結びつきを願う「結いの灯(ゆいのあかり)」が行われた。女優・広末涼子氏の夫君 キャンドル・ジュン氏がプロデュースしたことがニュースになった。実行委員会では4万4千人の市民に「一つは皆のため、もう一つは自身のため」と8万8千のろうそくに明かりを灯すことを呼びかけた。
本日の読書:1/935冊目 ハイタッチ 山本賢治著 の本経済新聞出版社
先のご婦人は病の影響で足が不自由ななか、山古志村(現・長岡市)の人々が身を寄せる避難所を慰問。その真心に被災者は涙で再起を誓った。半年後、婦人は再び、紙芝居を手に長岡市に。復興へと力強く歩み始めた人々の再会は、今度は笑顔に包まれた。
地震から6年の10月23日夕刻、当時、被害の大きかった魚沼市では、人々のより豊かな結びつきを願う「結いの灯(ゆいのあかり)」が行われた。女優・広末涼子氏の夫君 キャンドル・ジュン氏がプロデュースしたことがニュースになった。実行委員会では4万4千人の市民に「一つは皆のため、もう一つは自身のため」と8万8千のろうそくに明かりを灯すことを呼びかけた。
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