Japan to spring more surprises
02/03/2006 14:02
Tokyo - Still rejoicing in their first-ever Olympic figure skating gold medal, Japan are ready to spring another surprise in the world's spotlight in the showcase sport.
Mao Asada, 15, who missed the Turin Olympics for being just three months shy of the age limit, set out on a mission Thursday to defend her world junior title in the Slovenian city of Ljubljana next week.
(いまだオリンピックでの女子フィギア初の金メダルの歓喜さめやらぬ日本は早くも次のサプライズを世界の舞台で起こそうとしている。
年齢制限にたった3ヶ月足りなかったためにトリノ五輪に出場できなかった浅田真央は世界ジュニア選手権のタイトルを防衛するために木曜日、スロヴェニアのリュブュリャナへと旅だった)
【A quadruple salchow 】
Only one woman, 18-year-old fellow Japanese Miki Ando, has ever landed a four-revolution jump in competition. It was a quadruple salchow and Asada has been practicing the quadruple loop, deemed even more technically demanding.
(【4回転サルコウ】
女子ではただ一人18歳の安藤美姫だけが競技の中で4回転ジャンプを成功させている。それは4回転サルコウだったが、浅田が練習してきたのは、それよりもより高度な技術が要求されるであろう4回転ループだ。)
この記事は南アフリカのNews24というニュースサイトからの抜粋。なんで南アフリカ?なんて思うかもしれないけど、Googleで検索したらこれしか出てこなかったのさ。それだけのハナシ。
世界は人類初の偉業への挑戦もそれが極東の少女では興味ないのね…。っていうか、まだ飛んだわけぢゃないからムリもないことだよね。むしろ南アフリカのNews24が感度よすぎってことか。日本だってほとんど報道されない世界のスポーツってあるしね。
いやーなんだかおいらも被害妄想気味だぁね(苦笑)いかんいかん。こないだの荒川静香の金メダルんときに紹介した記事がまだ尾をひいとる。ひどいといえば、そこのコメント欄でもふれたけど、気が付けばNew York Timesの記事もひどかった。
「A Night of Nerves Is Settled on a Turn of Elegance」ってタイトルのヤツ。
it was not the transcendent gold medal performance the Olympics often produces. So, ultimately, this competition will be remembered as much for who did not grab the gold medal as for who did.
(その演技は五輪でしばしば行われた卓越したパフォーマンスではなかった。言ってしまえば、この競技は誰がメダルをとったかではなく、誰がメダルを逃したかということで記憶されることになろう。)
さすがホームランしか崇拝しない、大味な国民性にはイナバウアーの優雅さと、ポイントにもならないのにあえてそのワザに貴重な持ち時間を使う美学が理解できないのだろう。
(ここで思わずロス五輪のヒロイン、メアリー・ルー・レットンのドッタン・バッタンな力業を思い出してしまった。彼女はもちろん賞賛に値するアスリートではあるが。)
でもアメリカって政治はともかくエンタテインメントだけは世界の認めるところで、ニューヨークっていったらその中心ぢゃなかったのかね?
さっきのニューヨークタイムスの記事、実はフジテレビのニュースJAPANで
「荒川選手の記事がなんとニューヨークタイムスの(スポーツ面ではなく)一面ですよ」
…と紹介していたので、その鵜呑みにして勝手に勘違いしたままだったのだが、まさかそんな内容だったとは。
よくよく考えたら「彼女を絶賛した記事だ」とは一言も断ってなかった気がするが、あの文脈だったら10人が10人そう思ってしまうだろう。
みんな、木村太郎にだまされるな。
でも浅田真央ちゃんならあの大味な国民たちも黙らせることができるだろう。(って別にいちいち気にする必要もないかもとも思うんだけど世界の舞台って結局、よそんちの土俵ってことなわけだから)
さて今回はその4回転ループのすごさを体感してもらうために私が演じたビデオを…ぢゃなかった、ジャンプの基本点数表を付録としてつけてみた。(めざせ13点????)
ところで4回転ループは、紹介した記事の文中にもあるとおり英語ではクワドゥルプル・ループまたはクワッド・ループというが、そのうち4回転ジャンプが一般的になってきたら日本の実況でもダブル、トリプルと同様に英語の呼称を使いはじめるかもしれない。
でもなんとなく今のところは四回転~っ!っていったほうが迫力がありそうだ。
そういう意味ではこの先、英語の呼称が導入されたとしても、スポーツアナは一見言いやすそうな“クワッド”よりも“クワドゥルプル”のほうを好んで使いそう。日本人はプロレス技も名前が長めのものが好きだし。どうでしょう元祖過剰演出アナの古館さん?
バンクーバー五輪の行われる4年後にはこの“クワドゥルプル”が流行語大賞になるかもしれない?
02/03/2006 14:02
Tokyo - Still rejoicing in their first-ever Olympic figure skating gold medal, Japan are ready to spring another surprise in the world's spotlight in the showcase sport.
Mao Asada, 15, who missed the Turin Olympics for being just three months shy of the age limit, set out on a mission Thursday to defend her world junior title in the Slovenian city of Ljubljana next week.
(いまだオリンピックでの女子フィギア初の金メダルの歓喜さめやらぬ日本は早くも次のサプライズを世界の舞台で起こそうとしている。
年齢制限にたった3ヶ月足りなかったためにトリノ五輪に出場できなかった浅田真央は世界ジュニア選手権のタイトルを防衛するために木曜日、スロヴェニアのリュブュリャナへと旅だった)
【A quadruple salchow 】
Only one woman, 18-year-old fellow Japanese Miki Ando, has ever landed a four-revolution jump in competition. It was a quadruple salchow and Asada has been practicing the quadruple loop, deemed even more technically demanding.
(【4回転サルコウ】
女子ではただ一人18歳の安藤美姫だけが競技の中で4回転ジャンプを成功させている。それは4回転サルコウだったが、浅田が練習してきたのは、それよりもより高度な技術が要求されるであろう4回転ループだ。)
この記事は南アフリカのNews24というニュースサイトからの抜粋。なんで南アフリカ?なんて思うかもしれないけど、Googleで検索したらこれしか出てこなかったのさ。それだけのハナシ。
世界は人類初の偉業への挑戦もそれが極東の少女では興味ないのね…。っていうか、まだ飛んだわけぢゃないからムリもないことだよね。むしろ南アフリカのNews24が感度よすぎってことか。日本だってほとんど報道されない世界のスポーツってあるしね。
いやーなんだかおいらも被害妄想気味だぁね(苦笑)いかんいかん。こないだの荒川静香の金メダルんときに紹介した記事がまだ尾をひいとる。ひどいといえば、そこのコメント欄でもふれたけど、気が付けばNew York Timesの記事もひどかった。
「A Night of Nerves Is Settled on a Turn of Elegance」ってタイトルのヤツ。
it was not the transcendent gold medal performance the Olympics often produces. So, ultimately, this competition will be remembered as much for who did not grab the gold medal as for who did.
(その演技は五輪でしばしば行われた卓越したパフォーマンスではなかった。言ってしまえば、この競技は誰がメダルをとったかではなく、誰がメダルを逃したかということで記憶されることになろう。)
ワザ名 | 基点 |
トゥーループ | 0,4 |
サルコウ | 0,4 |
ループ | 0,5 |
フリップ | 0,5 |
ルッツ | 0,6 |
アクセル | 0,8 |
ダブル・トゥーループ | 1,3 |
ダブル・サルコウ | 1,3 |
ダブル・ループ | 1,5 |
ダブル・フリップ | 1,7 |
ダブル・ルッツ | 1,9 |
ダブル・アクセル | 3,3 |
トリプル・トゥーループ | 4 |
トリプル・サルコウ | 4.5 |
トリプル・ループ | 5 |
トリプル・フリップ | 5.5 |
トリプル・ルッツ | 6 |
トリプル・アクセル | 7,5 |
4回転トゥーループ | 9 |
4回転サルコウ | 9.5 |
4回転ループ | 10 |
4回転フリップ | 10.5 |
4回転ルッツ | 11 |
4回転アクセル | 13 |
(ここで思わずロス五輪のヒロイン、メアリー・ルー・レットンのドッタン・バッタンな力業を思い出してしまった。彼女はもちろん賞賛に値するアスリートではあるが。)
でもアメリカって政治はともかくエンタテインメントだけは世界の認めるところで、ニューヨークっていったらその中心ぢゃなかったのかね?
さっきのニューヨークタイムスの記事、実はフジテレビのニュースJAPANで
「荒川選手の記事がなんとニューヨークタイムスの(スポーツ面ではなく)一面ですよ」
…と紹介していたので、その鵜呑みにして勝手に勘違いしたままだったのだが、まさかそんな内容だったとは。
よくよく考えたら「彼女を絶賛した記事だ」とは一言も断ってなかった気がするが、あの文脈だったら10人が10人そう思ってしまうだろう。
みんな、木村太郎にだまされるな。
でも浅田真央ちゃんならあの大味な国民たちも黙らせることができるだろう。(って別にいちいち気にする必要もないかもとも思うんだけど世界の舞台って結局、よそんちの土俵ってことなわけだから)
さて今回はその4回転ループのすごさを体感してもらうために私が演じたビデオを…ぢゃなかった、ジャンプの基本点数表を付録としてつけてみた。(めざせ13点????)
ところで4回転ループは、紹介した記事の文中にもあるとおり英語ではクワドゥルプル・ループまたはクワッド・ループというが、そのうち4回転ジャンプが一般的になってきたら日本の実況でもダブル、トリプルと同様に英語の呼称を使いはじめるかもしれない。
でもなんとなく今のところは四回転~っ!っていったほうが迫力がありそうだ。
そういう意味ではこの先、英語の呼称が導入されたとしても、スポーツアナは一見言いやすそうな“クワッド”よりも“クワドゥルプル”のほうを好んで使いそう。日本人はプロレス技も名前が長めのものが好きだし。どうでしょう元祖過剰演出アナの古館さん?
バンクーバー五輪の行われる4年後にはこの“クワドゥルプル”が流行語大賞になるかもしれない?
今回(だけじゃないだろうけど)アメリカは金メダルを総なめしてたから、当然女子フィギュアも、という期待が。
でも、金メダルをとっても盛り上がらないからといって、日本の唯一の金メダリストをバッシングしてどーするんだろ。そっちのほうがウケルんでしょうか・・・(汗
しらいしさんの記事のおかげで話題の出所が「週刊ポスト」だということを知ることができたので(←ちと乗り遅れてる?)ささっと立ち読みしてみましたが、結構興味深かったです。このところ出演されているテレビでも薄々感じていましたが佐野稔氏というのは冷静だな改めて感心。
ところで真央ちゃんは調子がよくないのか今回のジュニア選手権では4回転は封印だとか。ちょっぴり残念ですけど、バンクーバーまではまだあるし、その前にもコンペはあるので4回転が見られるのも時間の問題でしょう。
僕はクワドゥルプルって言葉、デビッド・ロビンソンが
クワドゥルプル・ダブルを記録した時に知ったのですが
NYタイムズをアメリカの代弁者みたいに言っちゃダメですよw
大味な国民性からはアメリカンフットボールは生まれませんよ。
木村太郎もアレですよ、アラカワさんがアメリカで
有名になっているのは間違いないですから!
NYタイムズはなんかどうかしてますねまったく。
まぁ、アメフトは実にシステマティックですが、やっぱり一般的なアメリカ人は大味だと思いますよ。大味ってのは別にフォーメーションなんかろくに知らないっていうことではなく、好み嗜好ってことです。大味という言葉が悪ければカウボーイ主義的とでもいいましょうか。
今回のアメリカでのバッシングも“トリプルトリプル”への期待が大きかっただけに、裏切られた気になったのだと、ある意味フィギアへの見識の高さがあったから…というような視点についても週刊ポストの後半に書いてありました。
まぁ、一理はあるけどこの書き方はねーだろーって思いますが、その“一理”を心の片隅においておくことは一スポーツオタクとしては心得ておこうと思いました。ってことも「総まとめ反省文」に書こうと思ったんですよね。