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晴耕雨読?それとも晴耕雨打?

仕事・家庭菜園・囲碁・アンネのバラ・そして旅行。結構忙しい。

京丹後市Geo Treking

2013年05月26日 22時40分08秒 | Geo park

今日は近畿自然歩道を通って、網野町小浜海水浴場→水晶浜→琴引浜まで、山道を散策した。参加者は約15名。
昨年のこのコースは地質の先生が同行していたので、地質中心に説明を受けながら歩いたが、今年は山野草中心の散策だった。

出発の小浜海水浴場では、もちろんまだ海水浴客はいないが代わりにキス釣りの釣り人が何人か糸を垂らしていた。

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写真正面の山の麓には、離湖と日本海を結ぶ間歩がある。この間歩を完成させたことで、離湖の水位を下げ新田がたくさんできたのだが、今は下の写真のように、間歩がゴミで覆われてしまっている。貴重な間歩だけに、何とか景観を保ちたい

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散策中に、下のような野草をたくさん見つけた。

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↑                          ↑
ミヤコグサ                ハマボッス

などなど。
そして、花はまだ咲いていないが、市の花トウテイランもあった。


ジオトレッキング in 網野

2012年07月09日 15時31分47秒 | Geo park

昨日(7/8)はジオトレッキングで網野町小浜から水晶浜を通り琴引浜までの遊歩道を歩いた。
水晶浜はその名の通り水晶が取れる砂浜。ただし、普通の水晶ではなく高温水晶。
形は水晶の結晶のてっぺんを2つくっつけたような十二面体。
砂浜に座り込んでルーペで砂を細かく観察しながら写真のようなきれいな結晶の高温水晶をゲットした。

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きれいな結晶だが、右の写真の上部に見えるのはボールペンのペン先。この高温水晶のサイズは大きい方でも2~3mm。探すのに夢中になり30分があっという間だった。

水晶浜を後にして琴引浜へ抜ける山道では、いろいろな山野草が咲いていた。
下は小オニユリである。

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神鍋火山の噴火口

2011年10月18日 18時46分12秒 | Geo park

16日に神鍋火山の噴火口を見てきた。
ふもとの道の駅から頂上まで徒歩30分足らずの距離だが途中には山野草がたくさんあり、あちこち眺めながらの散歩登山だった。
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空気良し眺め良しの頂上では、グラススキーをしている人が10人くらいいた。

少し降りると、神鍋山の地層がはっきり見える露頭があり、分かりやすく説明してある看板もあった。
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地域学現地学習09/08

2011年09月09日 21時12分50秒 | Geo park

9月8日は久美浜町から網野町にかけての現地研修
回ったのは、久美浜町本願寺→如意寺→兜山周辺→網野町磯→琴引浜
面白いところはたくさんあるが、
網野町七竜峠から見た久美浜の小天橋の眺めは、天橋立を連想させる景色だった。
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写真右側の海が日本海、左側の海が久美浜湾

そのあと、静神社を経由して琴引浜へ
琴引浜では地域のガイドさんの話を聞きながら鳴き砂の実験をした。
実験1:浜の入り口の砂と浜の砂を2本のペットボトルに入れ、浜にある温泉のお湯を入れて混ぜた。すると、浜の入り口の砂が入っている方は濁ったが浜の砂が入った方はあまり水が濁らなかった。
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実験1:向かって左側は濁りがほとんどない。右側は良く濁っている。
もちろん、左の砂は良くなく砂である。

実験2:
コップに砂を入れ良く鳴くことを確かめた後、そのコップにタバコの少し灰を入れると、とたんに砂が鳴かなくなった。
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拡大してどのくらい見えるか分からないが、これは琴引浜の砂である。1粒1粒を丁寧にみると砂のほとんどが丸く磨かれた石英の粒であることがわかる。これら1粒1粒が共鳴し合って砂が鳴くのだが、煙草の灰が共鳴を妨げるため鳴かなくなるとのことであった。

この実験の後、煙草の灰を入れた砂はガイドさんが持ち帰り丁寧に洗うとのことであった。そういう小さなことにまで気配りをする気持ちと努力が浜を守っているのだと知らされた思いがした。

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この写真には微小貝と呼ばれる1mm~5mmくらいの小さな貝が写っている。ここはこれだけ小さくデリケートな貝も生息できるほどきれいな浜である。なお、写っているペンは大きなマジックではなく手のひらサイズの蛍光ペンである。

昨日までは台風12号の影響で浜一帯が漂着物の山だったらしいが、地区の人がその打ち上げられたゴミを片づけていたおかげで普通に歩いていても「キュッキュッ」と良く鳴く浜に戻っていた。
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このように地域の人が中心となり、きれいな浜が維持されているのだということを改めて感じさせられた琴引浜であった。


ジオパークセミナー 現地見学

2011年09月01日 19時45分39秒 | Geo park

今日はジオパークセミナーで現地見学をしてきた。
まず初めは、経ヶ岬の灯台。古い方は「喜びも悲しみも幾歳月」という映画をご存じと思うが、その舞台となった灯台である。しかし、今は無人となっている。ここの石塀や礎石にはこの付近で産出するデイサイトと呼ばれる安山岩の仲間の石が使われている。
2番目は海水浴場として人気のある高島海水浴場の海岸にある陸繋島と1300万年前~数万年前までの地層の変化を見た。
最後は犬ヶ岬。ここには安山岩の柱状節理があるが、柱状節理だけでなく、火山活動などによるさまざまな方向の力によりいろいろな方向の剪断節理(せんだんせつり)が見られた。
久々に気持ちの良いハイキングができた。(^0_0^)
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犬ヶ岬から見た陸繋島
写真正面の島と、その左奥の島はもともと陸続きではなかったが、長い年月を経過する中で砂州ができ陸続きになったもので、このあたりの景観は本当にすばらしく丹後松島と呼ばれている。