私の数少ない海外旅行は、大体1年前には予定が告げられて、実行してきたのですが、今年の正月は何の予定も告げられなかった。
少々さびしい思いもありましたが、でも、信頼されて自力で進んで行きなさいということでもあろうかと、楽観的に受け止めていました。
——「ゴールデンサークルとセドナ金環日食観測ツアー」の募集記事を見た瞬間、赤い大地のスピリットと繋がる感覚があった!
・・・思い出さなくては・・? 約束があったはず・・? そのような胸騒ぎのような感覚が押し寄せてきた。
グランドキャニオン
そのようなことで、行ってみて解ったことがあったのです。それこそ小っさな個人的なことですが、まず、笑い話のようなことから。
2008年に「未来惑星、地球の風」というタイトルでホームページを作る事になった時、一番こだわったのがタイトルの中央に入れる「◎」でした。
拡大すると歪むので、結局は地球の画像を回転させて使っているのですが、、、あの輪が何度もイメージされていたのでした。
2012年の金環日食の輪は、私にとってあるサインだったのですね~
夢やイメージで示されるサインは時が来て、心身ごと納得しないと成就しないものなのでしょうね・・・
そういう意味では、特にアリゾナの砂漠は関係ないともいえるし、あの磁場のエネルギーを必要としたともいえる。
それから2003年でしたか、話題になった小惑星「セドナ」ですが、その年、私はハイヤーセルフの誘導で過去生の調整のために、アリゾナのセドナに行った事がありました。
アストラルボディを使って一瞬のうちに飛んで行ったのですが、赤い大地のセドナに、日本の竹林に似た場所があり、その地での苦しかった体験は、時代を越えても引きづり続けた様です。
いよいよ時が迫り、現代の私のスピリットが行った事で、修正プログラムがスタートして、ある意味統合が早まったと思います。
その事は、以前何度か書いたことですが、ある部族長だった父が、次元を超えてまで娘を探し求め、夢を通して根気よく教え、また愛を送り続けて下さった。
そして共に癒される事が出来たので、その時点で、私の過去生の主だったものは終了したのです
その体験も含めて、北米大陸では、何度か種族も変わって存在したわけですが、アリゾナの旅ではモニュメント・バレーに泊まった時、えにしの人々の訪問を受けました。
ハードなツアーで、毎日ホテルに入るのは早くて10時頃でしたから、その夜も遅くにモーテルに入ったのですが、気がつくと目の前に時代劇のスクリーンがあるようで、あらら・・・始まったんだ~と、夢うつつ状態で受け止めていました。
懐かしい父も、目の大きい個性的で美しい母も、、、まさに走馬灯のように次々現れては流れて行く。一種のフラッシュバックだったようですね。
その時、スポットライトが当たっていたのは一人のアナサジ族の少女でした!
7、8歳でしたが、活発でいきいきと輝いている。草原を行く人々の中にも輝いて見える。雑木林の中をたくましく駆け回っている。
すべてのシーンの中で、スポットライトが当てられたように輝いて見えるアナサジの少女、かつての私でした。
——細い金色の光線がキラキラと降り注いでいる中で、次々シーンが展開して行くのですが、アナサジの時代はどれもが自然の中に調和しているし、皆が幸せそうでした。
☆アナサジとホピは、同じ山をホーリーマウンテンとして崇めているそうで、文化的にも同じだと言われているそうです。
「キヴァ」と遥か彼方に聖なる山がある。(カリフォルニア山脈の一つとか・・)
その翌日、旅の最終日でしたが、メインのグランドキャニオンの途中で、ガイドのハルさんが、急に予定外の所に連れて行ってくださった。
古代のアナサジ族の遺跡で、そこは前夜見ていた林の中でした!!
現実の林は、ずいぶん荒れ果てていましたが、でも本当に感動しました!!!
この地に暮らしていた時代の私は、自然と調和して、また人々と共に幸せな生涯を送ったようです。
帰国してから、なぜこの生涯だったのだろうと考えました。
単純な答えでいいのだと思うのです。
もう過去から学ぶのは辛い苦しい体験からではなく、アナサジの少女のように、草原をわたる風と遊び、動物と戯れ、木の実を拾い、キヴァに点される炎のように輝く瞳は、くったくもない。
そのように自然と共に幸せに生きた時を再び始めなさいと、、、、