大相撲

大相撲についての想い

蒙古波

2006-03-30 02:29:15 | Weblog
いかんいかん猛虎浪を今場所すっかりノーマークだった。いつの間にやら九勝していたんだ。これじゃ新入幕に関しては旭南海より有利だし、安壮富士も飛び越しちゃうかも。

上がってきたときの白鵬みたく、胸が薄めなのであんまり強そうな印象なかったんだけど、着実に毎場所強くなってるね。

罪滅ぼしのつもりで立浪部屋ホームページみたら、面白い情報が載っていた。初めて東京に来た印象:「びっくりした」。何に?ヒツジがいなかったから? 
東京にきて一番嬉しかったこと:「焼肉食べたこと」。モンゴルの人の口に牛肉合った?たしか白鵬も異様に焼肉食べてたな。

尊敬する力士:旭天鵬関。立浪一門だから?それとも何か他のとある理由?

連想するもの:土俵-がんばる、番付表-あがりたい、故郷-かえりたい、親方-こわい。なんか、歯を食いしばって故郷のことを想いながら異国で頑張っている彼のひたむきな心が伝わってきて、目頭熱くなるね。幕内上がれるといいね。しかし、立浪親方ってこわいんだ。これは意外。どっちかというと、暖簾に腕押し的にぬるま湯な指導してそうだったけど、それなら立派。ほかにも立浪部屋から関取出るかな。

上述したが、白鵬のように稼いだ金は送金するよりも自分のこやしにするために、食べて食べて遣ったモンゴル力士も出ているわけで、これって外国人力士=ハングリー精神という安易な図式ではなく、プロフェッショナルな意識の顕れである。そういう意味では、もはや日本人力士がなかなか出世できなくとも、その理由でハングリー精神を言い訳にすることはできない。同じプロとプロの戦いで負けたということである。 

白鵬の口上。「全身全霊」。過去の一部の力士たちの口上にあったような、経典にしか出てこないような突拍子もない言葉でなく、日常生活でも使うような、でも重みのある言葉、語感もよくなかなかよいセンスではないだろうか。

猛虎浪に話を戻せば、是非全国の阪神ファンを仲間につけてほしい。あの熱狂的なファンが土俵際に押し寄せ、熱い声援を送ったらますます大相撲は盛り上がるだろうから。