大相撲

大相撲についての想い

春場所三日目

2006-03-15 00:27:11 | Weblog
ニュースで北桜ファミリーを取材したものをやっていた。子供(娘)が結構大きくて驚いた。小学生の高学年くらいか。普通に立派なマンションにお住まいで、ある日の夕食は鍋だった。野菜を大量に食べていた。奥様の特製の栄養ドリンクを場所中は毎日飲んでいるとのこと。クコの実など、韓国の百歳酒にでも入っていそうな素材ばっかりを煮込んだものらしい。北桜の趣味はビーズ編みとのこと。娘さんと一緒にやったりもしていた。その集中力が立合いの鍛錬につながるらしい。スタミナドリンクの効果か、北桜は今場所も調子いい感じ。三連勝。今場所こそ悲願の三賞なるか。

北桜と当たった潮丸、ひどいゆるフン。立ち合ってすぐほどけてた。

次に出てきた豊桜は黒星先行。しかし、北桜と豊桜、二人とも長年相撲を取っているのに摺り足じゃない印象が強い。階段の多い家に育ったのかな。

白露山が勝って次の力士に水をつけてるとき、後頭部に手をやって髷の位置を直していた。

朝赤龍の褌、今場所は名前にちなんでか赤色になっているけれど、赤が普通の赤マワシとちょっと違う暖色で、なんとなく気になる。逆に黒海は黒も黒、本当に漆黒のまわし。これも今場所からかな。

解説の秀ノ山さんが琴奨菊の印象を訊かれて、さんざん改善すべき点を挙げていた。これはこれでファンとしては面白い。普段そばで見ている部屋の親方の観点なので。しかし、こういうときは、弟子の人気が出るように、良い事ばっかりいう方が戦略的なんではないかしらん、とかも思った。そういうこすっからいことをしないのが相撲人のいいところなんだけど。

稀勢の里が昨日見事に垣添を料理したので今日もやるかとおもったけれど、土俵際の詰めがいつものように甘く、栃乃花にうまく逆転されて、そのあとは無理にちょん掛けを試みたり、引いてみたり、で負けてしまった。腰がもう完全に立っていたのでそういう反撃しかできなかったのだろうが、お粗末で残念だなあ。まだ飛躍の時は来ないのか。