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転生の宴

アヴァロンの鍵対戦会「一番槍選手権」を主催するNishiのブログ。最近はDIVAとDBACのプレイが多めです。

千葉ラッキーミニ大会レポート(最下位決定戦)

2008-08-15 00:00:00 | 大会
という訳で今日は千葉ラッキーミニ大会レポート3回目、
最下位決定戦の様子をお送りします。
CPUの大暴れに期待がかかりましたが、
試合は予想外の結果となりました。

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最下位決定戦(bukabuka【ブカブカ】、アル・アジフ【ルーファス】、ちゃちゃ丸、シーガ【CPU】)

通常の大会なら予選が終わったら即決勝という流れなのだが、
小人数なのと主催者ブカブカの一声で、
エキシビジョン・マッチ『最下位決定戦』が行なわれることとなった。
CPUの成績に関係無くプレイヤーの間だけで順位を決め、
最下位のプレイヤーには『罰ゲーム』が用意されている、
となれば気を緩めることは出来ない。
果たして誰が『罰ゲーム』の犠牲となるのか、
そしてCPUの『鬼回り』はあるのか、
注目の一戦だ。

<<<試合開始>>>

マップは太陽の庭園(夕方)、南西スタート。
そして気になるCPUは――何と最強CPUと名高いシーガ。
早くも嵐の予感である。

ターン開始直後、《天女の羽衣》で抜け出したのは何とルーファス。
これを見たブカブカはすかさず《ピノ》+手札黄白で祠待ち、
そしてちゃちゃ丸は鍵を取ることも先回りも出来ずに立ち往生。
ちゃちゃ丸以外は思惑通りの立ち上がりといえるだろう。

そのルーファスは少し迷いながらも祠に攻め込む。
手札に赤が残っているということでブカブカは悲鳴を上げるが、
現れたのは攻撃値12の《黒の王》。
たまらずブカブカは《心眼》を使うが、
何とルーファスは支援無し。
単に即死確率を上げただけとなって思わず悲鳴を上げるブカブカだが――即死は発動せず。

運良くルーファスを返り討ちにしたブカブカは、
そのままターンを終えて祠1つを獲得。
手札には白支援は無いものの黄3枚青2枚赤1枚と6枚体勢、
白支援無しでは攻め辛い展開だ。

続くチェイサーターン、
リベンジに燃えるルーファスが1番で、
続いてちゃちゃ丸が2番で戦闘を予約。
1番手ルーファスの侵略モンスターは《ピックル》。
対するブカブカは《クマゴロウ》で凌ぐが、
ルーファスの支援は――《弱体化の霧》。
先制を読んだつもりが当てが外れた形だ。

そして2番手ちゃちゃ丸の侵略は――この状況では確殺の《ケンタウルスヘル》+《心眼》。
流石のブカブカもここは《モグタン》を上げて鍵を手渡すことに。

試合開始から5分経過というところで、
ちゃちゃ丸は早くも祠1つ目を獲得。
配置モンスターは《アンチュ》、そして手札は白1枚だ。

この守りに対して1番手で攻め込んだのは、
既に祠1つを攻め取っているブカブカ。
ルーファスも2番手で戦闘を予約したところで戦闘開始。

ブカブカの侵略モンスターは、予選1回戦でも活躍した《キマイラ》。
これに《カメポポン》を付けて攻めこむが――何と《金剛杵》の前に止められてしまう。

続く2番手ルーファスの侵略は、《アーマトード》+《フィールドアーマ》。
攻撃値12では勝てないだろう、と思いきや――何と『撃破』の表示。
そう、実はルーファスは戦闘を挑む際に《エレフォート》で歩いており、
これによって耐久値が減っていたのだった。

見事な作戦勝ちで鍵を手にしたルーファスは、
そのまま1つ目の祠へ。
手札に黄を残しつつ配置するのは、堅さ自慢の《アライクパ》だ。

マップが昼に変わって迎えたチェイサーターン。
この頑強な珍獣に攻め込んだのはちゃちゃ丸一人のみ。
しかし《アライクパ》のパラメータを見てちゃちゃ丸は悲鳴を上げる。
その理由は戦闘画面で明らかとなった――ちゃちゃ丸の侵略は、無支援の《フリィーキィー》。
ルーファスが《グリゲーター》を使ってくれたお陰でライフロスは2点で済んだものの、
相手の基本値を確認することの重要性を実感させられる結果となった。

幸運にも鍵を守り通したルーファスだが、
次の祠には今度はブカブカの《アライクパ》が、
白2枚で待ち構えていた。
この守りに対しルーファスは《アーマジロ》で攻め込むものの支援を付けることが出来ない。
そしてそこに無情にも《風雷の舞》の即死が突き刺さる。

これでルーファスはライフアウトとなり、
その隙にブカブカはルーファスの進路を《現世の歩兵》で塞ぎつつ、
手札を黄緑白に。
祠2つ目一番乗りは、ブカブカとなった。

しかし勝負はまだ分からない。
リベンジを挑むルーファスは再度《アーマジロ》で侵略。
今度は《封じ込め》を付け、ブカブカの支援《珍獣の羽》を豪快に撃ち返す。

祠2つ目を取って追い付きたいルーファス。
しかし次の祠にはちゃちゃ丸が1巡前に使った《ケンタウルスヘル》が残っていた。
白を残しているちゃちゃ丸のモンスター相手に、
ルーファスはここでも無支援《黒の王》で攻め込むが、
そこに襲いかかるちゃちゃ丸の《黒の称号》。
勝負は確率に委ねられ、その結果――お互い即死発動せず。

これでルーファスは吹き飛ばされて気絶し、
その鍵を奪ったのは、前ターンのうちに祠横に付けていたちゃちゃ丸。
そしてここまでライフに恵まれなかったブカブカは、
ここでライフアウトとなったのだった。

首尾良く鍵を手に入れることに成功したちゃちゃ丸は、
微妙に進路が塞がれた状況でも慌てずに移動を開始。
そして手札に黄赤緑を残したまま2つ目の祠に配置するのは、
今回のちゃちゃ丸の切り札、《暗黒魔王》だ。

マップが再び夕方に戻ったところで残り3分の表示。
時間的にホルダーターンは高々1回しか訪れない可能性が高く、
ここで鍵を取れなければルーファスの最下位が確定してしまう。
そのルーファスは《エレフォート》で耐久値10の《魔王》を更に弱体化させつつ、
《アライクパ》+《弱体化の霧》で更なる弱体化を図る。
この『弱体化』の嵐の前に、ちゃちゃ丸の支援は――無し。

何としても最下位は避けたいルーファス。
しかし次の祠にはブカブカの《ユキ・ダルマン》が待ち構えていた。
そしてルーファスが祠に攻め込んだとき――悲鳴を上げたのはブカブカの方であった。

ルーファスの侵略、《アーマジロ》+《封じ込め》。
手札に白支援の無いブカブカは、《ロータン》で悪あがきするのが精一杯であった。

<<<試合終了>>>

3人全員が祠2つを周るという激戦となったこの試合は、
何とルーファスが最後の最後で逆転、という結末となった。
1ミスしたもののホルダーターン数の圧倒的な多さで、
ノーミスのちゃちゃ丸を点数で上回るという、
珍しい結果となった。

対戦経験の差から苦戦が予想されたちゃちゃ丸は、
たどたどしい所はあったもののノーミスで祠を2つ周る大健闘。
周りの攻めの細さに助けられた感はあるが、
競技会で祠を2つ周れたことは大きな自信となることだろう。

そして最下位となったのは、
今大会の主催者であるブカブカとなった。
防衛戦闘こそ上手くこなせたものの引き分けが多く、
ライフを終盤まで維持できなかったのが痛手となった。

ちなみにこの試合でもCPUは一度も戦闘に絡めずに0点終了。
『最強CPU』といわれるシーガの大暴れに期待していた一部の読者には、
残念な結果といえるだろう。
次回の活躍に期待したい。

<<<最終結果>>>

1位: ルーファス (892)
2位: ちゃちゃ丸 (862)
3位(最下位): ブカブカ (817)
4位: シーガ (0)