Do! 議会 で Go!

北海道議会議員・藤沢すみお日記

政務調査費勉強会・・マスコミも興味・・

2009年09月30日 | Weblog
 道議会第3回定例会は今日で一般質問が修了し、一日空けて明後日より予算特別委員会が始まります。今日の一般質問では、知事の自民党への選挙応援に対する反省を追求する質問が相次ぎました。また、教育委員会に対して新聞の社説問題をめぐって、与野党の意見が対立し大いに盛り上がりました。

 写真は、来年度から実施される政務調査費の新しい事務処理の勉強会の模様です。政務調査費の新ルールでは1円からの領収書添付が義務づけられるとともに、それにまつわる細かな活動報告書を提出しなければなりません。政務調査費は税金ですからその使い方がルーズでいいはずはないのですが、クルマの走行距離を報告するとか、誰と会ってどのような活動を行ったかなどの報告も必要となることから、これまでとは比べ物にならないほどの手間がかかります。例えば報告書を書き、帳簿を整理するための人員が新たに必要なるかもしれません。厳しい時代となりました。決してごまかすつもりではないのですが、もっと議員活動がスムーズに行える処理方法はないでしょうかね・・・
 マスコミはどのように捉えるのでしょうか。政務調査費は議員特権でもらいすぎだとの前提で扱うのでしょうね。きっと・・

 ちょうどそんな時、政治資金収支報告書が公開され、国会議員や道議のキャバクラでの支出が話題となっていますが、これは同じ種類の金ではありませんから決して混同しないでください。

自民党総裁

2009年09月29日 | Weblog
 「みんなでやろうぜ!」をスローガンに総裁選を戦った、谷垣禎一自民党新総裁が誕生しました。とは言っても、報道のウェートは政権与党時とは雲泥の差です。これが野党か、と改めて悲哀を感じる自民党道議会の面々です。
 
 この日は、米国領事館と議連との懇談会があり「市民のつながり:オバマ政権のコミュニケーション戦略」と題して、ダーナ A.ウェルトン総領事の講演が行われました。現在のアメリカにおけるメディア、特にインターネットを駆使した選挙戦略の現状に大変刺激を受けました。これは目先の「戦略」というレベレルの話ではなく、有権者が主体的に政治に参加する流れをつくる欠くことのできない現代のツールになったことを立証しています。
 現在の日本では法規制があってそっくり同じ内容の活動はできませんが、インターネットを活用し「双方向の”対話”」が可能になったとこが大きな変革だと感じました。「良い政治を成すことは、人がつながることです。」と総領事が話したことばが最も印象に残りました。

 前日議員インターン生の最終報告会で、投票率向上の方法に関して議論されましたが、一日早くこの情報を知っていれば違ったアドバイスができたのにと、残念に思います。

議員インターンシップ最終報告会

2009年09月27日 | Weblog
 2ヶ月間にわたる議員インターンの〆となる最終報告会行われました。40数人のインターン生が一堂に会し、グループワークやインターンの活動報告が行われましたが、私はグループワークのみの参加となりました。
 そのテーマは「若年投票率を向上するためにはどうすればよいか」という、私にとってもっとも大切な、興味のあるものでした。学生からは「政治家の考えにギャップがある」「興味がない」「有権者の意思が反映されない」「政治が身近に感じられない」「政治家との接点が少ない」などの厳しい意見がだされました。それでは解決策は?との問いには、学校段階での教育や政治家の接点、選挙のPRの必要性などの意見が出されました。
 私は、もっともっと根本的な、主体的な政治参加の意識がなぜ持てないのか?との問いがほしかったように思いました。若者は現状に満足しているのか?それとも無気力感?閉塞感なのだろうか。ひょっとすると、今回の政権交代は多くの人に自らの手で「変えられる」ことを実証したのかもしれないが、その答えは、新政権の今後にかかっています。仮に「これまでと変わらない」と有権者が感じたときはさらに政治離れが進むかもしれない。
 政治家のひとりとして、民意がはっきりと反映されるために、ひとりでも多くのみなさんの政治参加を求めてまいりたいと思います。

 学生が参加し運営するインターンシップを今後も応援してまいります。それは、議員インターンシップは若者の政治参加の道を切り開くひとつであり、政治家として当然の務めだと思うからです。

高校無償化

2009年09月26日 | Weblog
 高校授業料の実質無料化について、このほど川端文科大臣は現金が直接保護者に渡る形ではなく、学校への間接的な支給になると表明しました。総選挙前民主党のマニフェストには直接支給を明言していました。これは経費の無駄だし、せっかくの給付金が他の目的に使われる心配があることを指摘されていながら、かたくなに直接給付を主張していたのに、簡単に方針転換とは・・そんな程度のいいかげんなマニフェストなんでしょうか。なぜ、直接給付にこだわったのか・・・
 民主党のマニフェストのもうひとつの目玉である「子供手当て」は来年の参議院選挙直前になるとか・・

テレビ放映ー道議会

2009年09月25日 | Weblog
 先日私が行った道議会の代表質問の様子とそれに望むまでの経過をたどった内容がテレビで放映されます。28日(月)午後6時20分すぎからHTBイチオシの番組内で特集が組まれます。
 何かと世間の批判が多い「答弁調整」について、「意見交換」と言っているものの実態を紹介する為に初めてテレビカメラを入れました。その様子をどのように判断するかは有権者のみなさんにお任せします。
ぜひ、ぜひご覧ください。

温室効果ガス削減、ー25%・・・

2009年09月25日 | Weblog
 鳩山首相が国連総会において我が国が温室効果ガス排出を25%削減する方針を表明したことは、世界に対し環境問題で強いリーダーシップ発揮する意気込みを感じた。このことに関しては賛辞を贈ります。
 世界のリーダーとなるには、それなりのリスクを覚悟しなければならないが、当然ならが経済発展との両立は欠かせない。旧来型のビジネスに加えて、環境対策に関するニュービジネスの創設が必須となる。そのためには強力な政策誘導と国民合意が必要だと私は考えます。今後さまざまな面で国民の直接負担増が予想されますが、ひとりひとりが「何の為に」をしっかりと理解できなければ理想論に止まってしまう。米国やBRICsなどの国々がついてこなければ意味がないが、それはともかく例え単独でも続ける覚悟があるのか?と言われないよう、毅然として取り組んでもらいたい。国民合意や経済界の協力体制をどのように取り付けるのか、新政府の力と覚悟の表れを注視したい。
 
 クールビズがどれほど温室効果ガス削減効果があるのか分かりませんが、今一度サマータイムの導入を真剣に考える必要があるのではないでしょうか。

野党の悲哀(^_^;)

2009年09月23日 | Weblog
 アイヌの英傑シャクシャインの法要祭が、23日新ひだか町で行われました。
アイヌ民族を先住民族とする国会決議をうけて今後は新しい展開が見込まれるところですが、それまで与党だった自民党の対応に不満が多いのか、民主鳩山氏を支持する声が大半を占めていました。また、鈴木宗男代議士がそれに輪をかけて自民党批判とアイヌ民族に対する支援強化のリップサービスで、私はとても居心地の悪さを感じました。
 別に自民党としての意地を張るつもりはありませんが、自分なりに北海道の場面で強力に環境改善に努めて参ります。確か国会では超党派で決議をしたはずなんですがね・・・数々の祝辞が述べられましたが、いくつかの場面で政治的に偏りつつある運営が巧まれていないか?と勘ぐってしまいました。

自民党総裁選街頭演説

2009年09月21日 | Weblog
 連休中日の21日、自民党総裁選の候補者による街頭演説会が札幌市で行われました。候補者は西村泰稔(やすとし)氏46歳、河野太郎氏46歳、谷垣禎一氏64歳の三氏。
 演説内容の私見は以下の通りです。
 西村氏は基本的に郵政民営化を始めとした一連の小泉改革の推進派。残念ながらそれに伴う格差是正をどのように行うのか明確なメッセージが感じられない。あれもこれもの羅列で、明確な個性が感じられなかった。
 続いて河野氏、話は分かりやすく知名度もあり一番観衆の拍手が多かったが、その内容はほとんどが派閥や古い自民党批判ばかり、そんなに古い体質がだめならなぜ自ら変えなかったのか、また変えられなかったのか?自分の責任や党員に対する謝罪の弁が全くなかった。党員からすると、自民党が負けた責任の多くはベテラン議員に限らず、自民党の政治家すべてに責任があるのではないかと思いました。もちろん私もその一人です。
 最後に谷垣氏、「みんなでやろうぜ!」をキャッチフレーズに、厳しいときだが過去を生かし、日本人の伝統や文化を守ることが自民党らしさだとの主張を訴えていました。

絶景・・・夕焼け

2009年09月20日 | Weblog
雲ひとつない西の空、紅色あざやかな日没に思わず車を止めて見入ってしまいました。さらにこの季節には駒ヶ岳や羊蹄山のシルエットも見られます。水面に沈む太陽・・・どこかの政党の党旗もそんな意味では?いや、日の出だったかな?党の行方はいかに・・・

敬老会

2009年09月20日 | Weblog
新冠町節婦での敬老会にお邪魔しました。圧倒的に女性の参加が目立ちました、なぜ?
みなさん、お元気で!

代表質問

2009年09月19日 | Weblog
 18日午前、道議会自民党としての代表質問に立ちました。議員7年目にして初めてのことです。多くの議員は一度きりの貴重な経験となることから、当初はバスツアーを企画し「雅の会」のみなさまが大勢参加予定だったのですが、一日後にずれ込んでしまい中止となりました。参加を予定してくださったみなさまには、心よりお詫び申し上げます。残念です。

 代表質問は一般質問と違い55分もの持ち時間があり、1万8,000字、80枚の原稿を読むことになり、たいへんつかれました。なかでも福祉アイヌ対策、そして教育分野でたいへんよい答弁がありました。また、この質問と答弁を引き出すまでには、政策審議委員会が総力を挙げて取り組んでいます。

 その一部始終を9月25日、HTBテレビの夕方番組「イチオシ」で特集されるようです。観てください。

質問要旨
1、知事の政治姿勢について
(1)国の政治状況への対応について
(2)国の補正予算等の取り扱いについて
2、道政上の諸課題について
(1)経済政策について
(2)支庁制度改革について
(3)行政改革について
(4)道内航空ネットワークについて
(5)防災対策について
(6)道立試験研究機関の地方独立行政法人化について
(7)札幌医大の業務実績について
(8)環境問題について
(9)アイヌ民族政策について
(10)保健福祉問題について
(11)農業問題について
(12)水産問題について
3、教育問題について
(1)学力向上について
(2)北海道教育委員会の活動状況に関する点検・評価報告書について
(3)道徳教育について
(4)私学助成について
(5)違法な組合活動等について
4、公安問題について
(1)交通問題について
(2)禁止薬物の乱用防止について

呆れた小沢チルドレン

2009年09月16日 | Weblog
 民主党新人議員のいわゆる小沢チルドレンといわれる議員たちには、安易にマスコミ取材を受けてはならぬと、厳しい制約を受けているらしいのです。それって早速議員が遠い存在になってしまうことでは?そんな人だと思って有権者は支持したのでしょうか。もっと自由に自分の気持ちや考え方を発信するべきでしょう。国会議員ですよ!有権者の代弁者として責任ある、行動を求めます。
 議員とはどんな仕事をしているのか、どんな考えをもっているのかを有権者に正直に伝えることこそが、身近な政治の実現の為の第一歩だと私は考えています。
 道議会自民党政審では、代表質問の準備や意見交換の様子のテレビカメラを入れた取材を許しています。HTB「イチオシ」の番組で18時20分ころより道議会のコーナーができ、そこで放映されるということです。道民・有権者の理解を得るには、積極的な公開が欠かせないのだと思います。
 ただし、どのように扱われるのか・・・興味や心配が交錯しています。

テレビで道議会

2009年09月15日 | Weblog
 HTB夕方の人気番組「イチオシ」で道議会の様子を紹介するコーナーができました。毎日6時20分ころ、その日の道議会の動きが観られます。私のいる自民党政審の部屋にカメラが持ち込まれているので、私の姿も観られると思います。今日から毎日ですので、ぜひご覧になってください。

 第3回定例会が開かれました。会期は10月9日までの25日間となります。今定例会において、私が自民党道民会議の代表質問をすることになっていて、その準備に連日政審において意見交換を行っています。9月17日(木)午後13時を予定しています。55分の持ち時間をたっぷりと使って道政全般の質問を行うことになっています。

明日の北海道を考える会 

2009年09月15日 | Weblog
 「明日の北海道を考える会」のメンバーで、この度の総選挙で初当選された稲津元道議の当選祝いの宴が開かれました。国会議員の上から目線を批判し、自分は決してそのようにはならないと強く宣言してくれました。自民党議員がすくなくなったことから、元同僚としてますます稲津代議士にお願いすることも多くなりそうです。

裁判員制度を○○会

2009年09月13日 | Weblog
 裁判員制度を○○会とは名ばかりで、その実態は「反対する会」に他ならない。私は基本的に推進派。かつて初めて参加した集会での、余りにも偏向的な内容に驚くと共に、自分の疑問をぶつけたくなったことから、例会に参加してみた。
 この日は、前回の集会とは違い10畳ほどの狭い部屋に14~5人の参加者での例会。始めに主催者側の弁護士からの新制度導入後の様々な問題点が説明されると、参加者は誰もがこの制度の“危なさ”に納得している様子。その後各参加者は自分なりの“怒り”をそれぞれの観点で熱っぽく述べていたが、よく聞くと新制度の問題点だけではなく死刑制度の是非にまで話をする人もいて、反対の理由がしっかりと整理されていないと私は感じた。「とにかく、何が何でも反対!」といった印象だ。
 本来であるなら現行制度と比べて何が悪く、何が改善されたのかを整理し、だからどうするべきかを議論しなければならないはずではないだろうか。なぜそれが行われないかと考えると、裁判の状況説明や専門的な法律を解説するひとは、反対を主張するひとりの弁護士からの一方的な情報しか得られないということに尽きるのではないか。これでは客観的な判断が行われるはずはない。説明の中にはかなりの憶測や裁判官や検察などに対する疑いに満ち溢れた表現が多いようにも思った。このような中では決して前向きな、クリエイティブな意見など生まれるはずもなく、ただ「反対!」ということになってしまう。これこそ「危ない!」
 もっとも私も始めから参加しているわけではないから、そのような段階の議論があったといわれるかもしれないが、この日の話ではそのような形跡はないようだ。
 また、各参加者の意見を聞いていると、私とは根本的な考えの違いがあるようにも思えた。例えば「国家の指図には従わないぞ」とか、「国は国民に何かを企んでいるのだ」との思想がベースにあるのかと思えてならなかった。
 いずれにしても、反対派の意見とはなかなか接点が見出せなかったが、一方でこの制度の不備がどれほどなのかは、自分なりに調べてみる必要があると感じた。大変有意義な時間だった。